【2026最新】武蔵御嶽神社の限定御朱印|大口真神社・男具那社の限定日、混雑、受付時間、駐車場を徹底解説【東京都青梅市】
年に一度!5月15日の武蔵御嶽神社「限定御朱印」参拝体験レポ
・大口真神社の限定御朱印「年3回(1月3日・5月15日・9月29日)」
・男具那社の限定御朱印「毎月15日」
東京都青梅市にある武蔵御嶽神社へ参拝し、御朱印をいただいてきました。
参拝日:【2026年5月15日】
東京都青梅市の武蔵御嶽神社では、通常の御朱印に加えて、男具那社や大口真神社の限定御朱印をいただくことができます。
特に5月15日は、男具那社の毎月15日限定御朱印と、大口真神社の年3回限定御朱印が重なる特別な日。
この記事では、実際に5月15日に参拝した際の御朱印、受付時間、初穂料、混雑状況、駐車場やケーブルカーでのアクセスを紹介します。
🖌️ 武蔵御嶽神社の御朱印情報(種類・限定日・初穂料・受付時間)
御朱印の種類・限定日・初穂料と受付時間
御朱印の種類:武蔵御嶽神社/産安社/大口真神社/男具那社
男具那社:毎月15日のみ
大口真神社:年3回のみ(1月3日・5月15日・9月29日)
直書き・書き置きの両方に対応しています。
※混雑時や正月期間などは書き置きでの対応になる場合があります。
初穂料:各500円
受付場所:拝殿に向かって左手にある授与所
受付時間:8:30~16:30頃まで
※登山の所要時間(ケーブルカー山頂駅から徒歩約25分)を考慮し、余裕を持って16:00頃までに到着することをおすすめします。
※御朱印の受付時間や初穂料は変更される場合がありますので、参拝前に公式サイトや現地案内で最新情報をご確認ください。
📕 管理人がいただいた御朱印

武蔵御嶽神社と大口真神社の御朱印

男具那社と産安社の御朱印

武蔵御嶽神社の御朱印帳
御朱印帳の初穂料は1000円でした。
ビニールカバー付きで、デザインもとても気に入ってます。
📋 武蔵御嶽神社の基本情報
『武蔵御嶽神社(むさしみたけじんじゃ)公式HP』
所在地:東京都青梅市御岳山176
🗺️ 武蔵御嶽神社へのアクセス方法(電車・バス・車)
🚃 電車でのアクセス
・JR青梅線「御嶽駅」から徒歩約40分〜50分
🚌 バスでのアクセス
・JR青梅線「御嶽駅」から西東京バス「ケーブル下」行きで終点下車(滝本駅)
🚗 車でのアクセス
・圏央道「青梅IC」から約30分~40分
国道411号や吉野街道を経由する一般的なルートです。
比較的道が分かりやすいです。
・圏央道「日の出IC」から約30分〜43分
山梨・八王子方面から向かう場合は、こちらで降りるルートも便利です。
⚠️ 混雑とナビ設定のアドバイス
✔️ 週末の混雑
土日祝日や紅葉シーズン、ゴールデンウィークなどは、朝7:30の時点で駐車場が満車に近くなることがあります。
日中は駐車場待ちの車で周辺の都道201号線が激しく渋滞するため、午前中の早い時間(7時台〜8時台)の到着を強くおすすめします。
✔️ カーナビの注意点
ナビの目的地に「武蔵御嶽神社」や「御岳山」と入力すると、一般車が通れない山道を案内されてしまうトラブルが多発しています。
必ず「御岳登山鉄道 滝本駅」または電話番号「0428-78-8121」で検索・設定してください。
🅿️ 武蔵御嶽神社周辺の主要駐車場と料金・混雑状況
・御岳登山鉄道 滝本駅駐車場(直結・最大規模)
ケーブルカーの駅に最も近く、最も規模が大きい公式の立体・平置き駐車場です。
料金(平日):1時間350円/当日最大 1500円
料金(土日祝・特定日):1時間450円/当日最大 2000円
営業時間:7:10~19:00
収容台数:約136台
注意点:電子マネー(PayPayや楽天ペイなど)は非対応です。
※宿坊宿泊者は証明印があれば割引を受けられます。
📌 実際の空き状況(平日レポ)
5月15日の限定御朱印の日(平日)に参拝した際、午前11:20の時点で15〜16台ほどの空きがありました。境内は大変混雑していましたが、駐車場には少し余裕がある状態でした。
・タイムズ御岳山(24時間営業)
滝本駅のすぐ手前にあるコインパーキングです。
料金:終日60分330円
最大料金:平日1200円/土日祝1800円(当日24時まで)
営業時間:24時間営業
収容台数:8台
注意点:台数が非常に少ないため、早朝に埋まりやすいです。
クレジットカードやタイムズビジネスカードが利用可能です。
・滝本駅第三駐車場&民間有料駐車場(安さ重視)
滝本駅から400mほど坂を下った場所(徒歩約10分)にあります。
料金:1日1000円(平日なら500円の場所もあり)
営業時間:7:00~19:00
注意点:駅まではかなり急な坂道を歩いて登る必要がありますが、1日定額のため長時間の滞在やハイキングにはお得です。
🐕 ケーブルカー情報まとめ|料金やペット運賃
🚋 ケーブルカー
御岳登山鉄道の「滝本駅」から乗車し、終点の「御岳山駅」まで約6分。
料金:片道 大人 600円/子供 300円|往復:大人 1200円/子供 600円
片道は当日限り、往復は 2 日間 1 往復限り有効。
ペット料金:片道 10kg超 260円/10kg以下 130円|往復 10kg超 520円/10kg以下 260円
ケージなしで愛犬と同乗可能です。
🥾「御岳山駅」からは徒歩(参道ハイキング)
ケーブルカー「御岳山駅」から神社本殿までは徒歩約25〜30分です。
途中の集落を抜けた先には約330段の急な階段が待っているため、サンダルやヒールを避け、必ず歩きやすいスニーカー等で向かってください。
📝 武蔵御嶽神社の参拝情報
本殿奥の境内社の参拝可能時間:9:00~16:00
神符授与所:8:30~16:30頃まで
祈祷受付:9:00~16:00
定休日:なし(年中無休)
👣 管理人の参拝状況
参拝した時間帯:平日の午前中(11:20~)
境内の混雑状況:5月15日は一度に4社分の御朱印が拝受できる特別な日だったため、かなり混雑していました。
御朱印の待ち時間:約60分(直書き)
滞在時間:180分
🧃 飲み物は参道途中で買っておくのがおすすめ
武蔵御嶽神社の拝殿周辺や宝物殿のある広場には、飲み物の自動販売機が見当たりませんでした。
御朱印を待つ時間や境内を散策する時間を考えると、特に暑い時期は飲み物を持っておくと安心です。
参道の途中にある御岳山商店街などで、あらかじめ飲み物を購入してから向かうのがおすすめです。
👀 御岳山・武蔵御嶽神社の外せない境内見どころスポット
・神代ケヤキ
神社の階段の手前にある、樹齢1,000年を超えると言われる巨木です。国の天然記念物に指定されており、圧倒的な生命力を感じられるパワースポットです。
・総漆塗りの社殿と宝物殿
徳川家康が「江戸の西の護り」として東向きに改築した社殿は、見事な総漆塗りです。
また、土日祝日に開館する宝物殿には、国宝の武具など貴重な歴史的奉納品が収蔵されています。
・大口真神社と拝殿前の狛狼
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が山で道に迷った際、白狼が現れて窮地を救ったという伝説が残ります。
この白狼が「大口真神(おおぐちまがみ)=おいぬ様」として祀られており、火難除け・盗難除けの強いご利益があるとされています。
・犬連れ参拝|愛犬と一緒に参拝・ご祈祷・犬用手水も完備
ケーブルカーに愛犬をそのまま乗車させることができます(ペット料金あり)。
境内の手水舎には「愛犬用の手水」があり、社務所では愛犬対象のご祈祷(毎日9:00〜15:00頃、予約不要)やお守りの授与を行っています。
🚶 管理人の参拝記
ここからは、管理人が実際に武蔵御嶽神社を参拝した時の様子を紹介します。
ケーブルカーで御岳山駅まで上がったあとは、緑に包まれた参道を歩きながら山頂の拝殿を目指しました。
神代ケヤキや御岳山商店街、約330段の石段、随身門など、御朱印をいただくまでの道のりにも見どころがたっぷりあります。
今回は5月15日の参拝だったため、限定御朱印を求める参拝者で境内はかなり賑わっていましたが、山の清々しい空気と歴史ある境内の雰囲気に包まれ、とても印象深い参拝になりました。

緑に包まれる参道スタート地点
ケーブルカー「御岳山駅」を降り参道を進むと、目の前に現れるのがこの大きな歓迎アーチです!
ここから武蔵御嶽神社へと続く本格的な参道が始まります。
一歩足を踏み入れると、ひんやりとした山の澄んだ空気と豊かな新緑がお出迎え。
拝殿までは徒歩で約25分ほどのハイキングになりますが、舗装された道なので初心者でも安心して歩けますよ。

参道の途中に現れる御岳山の鳥居
参道のスタート地点から少し進んだ場所に位置する鳥居。
ここをくぐることで、いよいよ本格的に神社の境内、神聖な領域へと近づいていく実感が湧いてきます。
鳥居の先はゆるやかなカーブになっており、山の斜面に広がる集落や宿坊の景色へと続いていきます。
都会の喧騒から完全に切り離された、静かで厳かな空気を感じながらハイキングを楽しみましょう。

樹齢推定1000年超え!国指定天然記念物「神代ケヤキ」
参道の途中に突如として現れるのが、この巨大な「神代ケヤキ」です!
なんと平安時代や日本武尊の時代からこの地に根を張っていると伝えられており、国の天然記念物にも指定されています。
下から見上げると、幾重にもうねる幹の力強さと、空いっぱいに広がる新緑の美しさに息を呑みます。
木漏れ日がキラキラと差し込む様子はまさに神聖そのもの。
長い歴史を見守ってきた巨木から、たくさんのパワーをいただける御岳山必見のスポットです。

昭和レトロな空間!参道に軒を連ねる「御岳山商店街」
坂道を登っていくと、参道の両端にお土産屋さんやお食事処が立ち並ぶエリアに到着します。
ここは標高約860メートルに位置する「御岳山商店街」で、どこか懐かしい昭和レトロな風情が色濃く残っています。
店先からは香ばしいお団子の香りや出汁の良い匂いが漂い、思わず足を止めてしまいそうになります。
名物の「御岳そば」や、くるみ味噌が美味しい焼き団子など、ハイキング中のエネルギー補給やお土産選びに外せない、賑やかで楽しいスポットです。

大正創業の老舗「紅葉屋」さんの自家製手打ちうどん
ちょうどお昼時になったので、参道沿いにある歴史あるお休み処「紅葉屋」さんでランチタイムにしました。
いただいたのは、お店自慢の自家製手打ちうどん。
ひと口食べると、コシがしっかりしていて、喉ごしも抜群でした。
たくさん歩いて程よく疲れた体に、出汁の効いた温かいつけ汁とうどんの美味しさが優しく染み渡ります。
風情ある店内でいただく絶品うどんは、御岳山ハイキングの満足度をさらに引き上げてくれること間違いなしです。

約330段の石段と神域を守る「随身門」へ
鳥居の先に風格ある随身門が構える、武蔵御嶽神社の正面入り口です。
ここから山頂の拝殿までは、約330段の石段を一歩一歩登っていくことになります。
門の周囲は鬱蒼とした杉の巨木に囲まれており、一歩登るごとに下界の喧騒が遠のいていくような厳かな心地よさがあります。
この階段を登りきった先には、素晴らしい景色と、待ちに待った御朱印がいただける授与所が待っています。

愛犬も一緒にお清めができる珍しい「手水舎」
長い石段のすぐ手前に佇む手水舎です。
こちらには通常の人の手水に並んで、「愛犬用手水場にどうぞ」と書かれた専用の水場が設けられているのが最大の特徴。
山を歩いてきたワンちゃんの足を優しく潤し、清めることができます。
ここで一呼吸置き、人もペットも綺麗に身を清めることで、この先へ進む参拝の気持ちがグッと引き締まります。

神域の結界を守る美しき「随身門」
石段を登り始めると、目の前に堂々たる姿で現れるのがこの「随身門」です。
現在の門は幕末から明治時代にかけて再建された歴史あるもので、格式高い漆塗りの赤褐色と、細部に施された見事な極彩色の彫刻に思わず目を奪われます。
門の左右には、神社に悪いものが入り込まないよう守護する「随身」の像が安置されており、まさにここが神聖な結界の入り口であることを教えてくれます。
雲一つない青空と、周囲を囲む生き生きとした新緑とのコントラストがとにかく贅沢で、最高の参拝日和になりました。

年月が刻まれた厳かな「青銅製鳥居」
随身門を抜けてさらに石段を登っていくと、周囲を囲む木々が一層深くなり、目の前に立派な青銅製の鳥居が現れます。
長い年月を経て味わい深い色へと変化した青銅の質感は、これまで見てきた木造や朱色の鳥居とはまた違う、重厚で厳かな歴史の重みを感じさせてくれます。
頭上を覆う瑞々しい新緑のすき間から優しい木漏れ日が差し込み、まるで光のトンネルを歩いているかのよう。
一歩ずつ階段を踏み締めるたびに、心がすっきりと洗われていくような不思議な感覚を味わえる場所です。

拝殿へと続く最後の階段を見上げて
随身門や青銅の鳥居を抜け、ようやく宝物殿のある山頂の広場へとたどり着きました。
正面の階段の上には、極彩色の装飾が美しい武蔵御嶽神社の拝殿が鎮座しています。
この日は運良く、神事に向かう神職の方々の姿を写真に収めることができ、山の上の静寂の中に凛とした空気が流れるのを感じました。
この広場の左手には歴史的な文化財が並ぶ宝物殿があり、正面の階段を上りきると参拝を行う拝殿と、御朱印の受付窓口である授与所があります。

鎌倉の英雄!宝物殿の前に佇む「畠山重忠像」
朱塗りの柱が美しい宝物殿の正面に設置されている「畠山重忠公像」です。
北村西望氏(長崎の平和祈念像などで有名)の手によるこのブロンズ像は、御岳山が古くから「武神」として武将たちの崇拝を集めてきた象徴でもあります。
この像の足元に刻まれた銘板や、隣にある解説を読みながら宝物殿を眺めることで、山岳信仰から武家信仰へと移り変わっていった神社の深い歴史を学ぶことができます。


ついに山頂の聖地へ!極彩色の彫刻が美しい、天空の「拝殿」
長い石段を登りきり、ついに標高929メートルの山頂に佇む「拝殿」の正面へとたどり着きました!
現在の社殿は徳川家康公の命によって改築された歴史を持ち、江戸城がある真東を向いて建てられているのが大きな特徴です。
間近で見上げると、格式高い朱塗りの建物に、鳳凰や龍などの見事な極彩色の彫刻が散りばめられており、その美しさと風格に思わず息を呑みます。
山の上ならではの清々しい風が吹き抜ける中、ここまでの無事な道のりに感謝し、心を込めてお参りをさせていただきました。

巨匠が手掛けた、美しく猛々しい「狛狼(おいぬ様)」
拝殿の前に堂々と鎮座して神域を守っているのは、実は狛犬ではなく、ニホンオオカミの神様である「おいぬ様(大口真神)」のブロンズ像です。
引き締まった筋肉やリアルな毛並み、そして今にも吠え出しそうな鋭い表情は、一目で普通の狛犬とは違う圧倒的なオーラを感じさせます。
それもそのはず、この見事な狼像は、長崎の平和祈念像などを制作した日本を代表する彫刻家・北村西望氏(当時93歳)の作品なんです。
青空や新緑に映えるそのお姿は、国内のオオカミ像の中でも最高峰の傑作・イケメンと称されるほど。
参拝の際は、ぜひ間近でその筋肉美をじっくり眺めてみてください!
※ちなみに、千葉県の「駒木諏訪神社」にも北村西望先生が手掛けた狛犬の彫刻がありました。

天空の社殿から見渡す奥多摩の山並み
無事に拝殿での参拝を終えてふと後ろを振り返ると、そこには息を呑むほど美しい大パノラマの絶景が広がっていました!
どこまでも連なる青い山々と、瑞々しい新緑のグラデーション、そして流れる白い雲が織りなす景色は、まるで一枚の絵画のよう。
約330段の石段を登ってきた足の疲れも、この爽快な山の風と絶景に出会った瞬間に一気に吹き飛んでしまいます。
都会の喧騒を忘れさせてくれる、御岳山山頂ならではの最高の贅沢を味わえる瞬間です。

拝殿の奥に佇む最も神聖な「本殿」
色鮮やかな拝殿の真後ろに位置する、武蔵御嶽神社の本殿です。
一間社流造(いっけんしゃながれづくり)を基調とした重厚な木造建築で、黒を基調とした落ち着いた色調が、山岳信仰の聖地にふさわしい威厳を感じさせます。
本殿を囲む瑞々しい新緑との対比が美しく、建物の細部にまで施された意匠からは、今も昔も変わらずに受け継がれてきた信仰の篤さが伝わってきます。
神社を訪れた際は、ぜひ拝殿だけでなくこの本殿の造形美にも注目してみてください。
📜 武蔵御嶽神社の創建と歴史
・始まりは紀元前(古代の山岳信仰)
社伝によると、創建は崇神(すじん)天皇7年(紀元前91年)とされています。
古くから山そのものを神聖視する「山岳信仰」の霊場として、関東の地を守る重要な山でした。
・日本武尊(ヤマトタケル)と「おいぬ様」の伝説
第12代景行天皇の時代、日本武尊が東征の折にこの山で邪神(鹿の姿をした怪物)に襲われ、深い霧の中で道に迷ってしまいました。
その時、一匹の白狼(オオカミ)が現れて軍を導き、窮地を救ったといわれています。
日本武尊は「この地にとどまり魔を祓うように」と狼に命じ、これが現代まで続く「おいぬ様(大口真神)」信仰の起源となりました。
・修験道の聖地と武将たちの崇拝(中世)
天平8年(736年)、名僧・行基が「蔵王権現」の像を安置したことで、神道と仏教が融合した「修験道」の拠点を担うようになります。
鎌倉時代以降は、有力な武将(畠山重忠など)から「武神」として熱く信仰され、勝利への感謝として多くの武器や鎧が奉納されました。
・江戸の西の守りから現代へ(近世〜近代)
慶長11年(1606年)、徳川家康の命により社殿が改築されました。
それまで南を向いていたお社を「真東(江戸城のある方向)」へと向けさせ、江戸の西の護り(魔除け)の国家神としたのです。
明治時代の神仏分離により「武蔵御嶽神社」となり、現代では愛犬と一緒に参拝できる開かれた神社として親しまれています。
🌸 ご祭神と授かれるご利益
主祭神(御嶽大神)
・櫛真智命(くしまちのみこと)占いや知恵を司る神様。
・大己貴命(おおなむちのみこと)大国主命の別名。国造りの神様。
・少彦名命(すくなひこのみこと)医療や知恵、穀物の神様。
眷属・御嶽の神
・日本武尊(やまとたけるのみこと)男具那社に祀られる、東征の英雄。
・大口真神(おおくちまがみ/おいぬ様)大口真神社に祀られる、日本狼の神。
🌟 主なご利益
厄除け・魔除け・盗難除け・火災除け・ビジネス運・出世開運・実力発揮・家内安全・五穀豊穣・愛犬の健康・長寿祈願
💬 武蔵御嶽神社の御朱印に関するQ&A
武蔵御嶽神社の御朱印についてのQ&Aをまとめました。
Q. 武蔵御嶽神社の御朱印はどこでいただけますか?
A. 武蔵御嶽神社の御朱印は、拝殿左手にある授与所でいただけます。武蔵御嶽神社の御朱印のほか、産安社・大口真神社・男具那社の御朱印もこちらで対応していました。
Q. 御朱印の受付時間は何時から何時までですか?
A. 参拝時の御朱印受付時間は、8時30分から16時30分頃まででした。日によって変更される場合があるため、参拝前に公式情報も確認しておくと安心です。
Q. 武蔵御嶽神社の御朱印の初穂料はいくらですか?
A. 今回いただいた御朱印の初穂料は、各500円でした。武蔵御嶽神社・産安社・大口真神社・男具那社の御朱印をいただきましたが、いずれも各500円でした。
Q. 男具那社の限定御朱印はいついただけますか?
A. 男具那社の御朱印は、毎月15日にいただける限定御朱印です。通常日はいただけないため、男具那社の御朱印を目的に参拝する場合は、15日に合わせて訪れるのがおすすめです。
Q. 大口真神社の限定御朱印はいついただけますか?
A. 大口真神社の限定御朱印は、1月3日・5月15日・9月29日の年3回限定で授与されています。特に5月15日は、男具那社の毎月15日限定御朱印と重なる貴重な日です。
Q. 5月15日の限定御朱印の日は混雑しますか?
A. 今回、2026年5月15日に参拝した際は、御朱印をいただくまで約60分ほど待ちました。平日でも限定御朱印の日は参拝者が多くなるため、時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。
Q. 武蔵御嶽神社へ車で行く場合、駐車場はありますか?
A. 車で訪れる場合は、御岳登山鉄道の滝本駅周辺に駐車場があります。そこからケーブルカーで御岳山駅へ向かい、さらに徒歩で武蔵御嶽神社を目指します。
Q. 武蔵御嶽神社の参拝にはどのくらい時間がかかりますか?
A. 今回の参拝では、御朱印待ちや境内散策を含めて約180分ほど滞在しました。御朱印だけでなく、神代ケヤキや狛狼、産安社、大口真神社なども巡る場合は、半日ほど余裕を見ておくと安心です。
⛩️ 参拝後記
武蔵御嶽神社は、御朱印をいただくだけでなく、御岳山の自然、山岳信仰の歴史、極彩色の社殿、おいぬ様信仰、そして山頂からの絶景まで楽しめる見どころの多い神社でした。
特に5月15日は、男具那社の御朱印と大口真神社の御朱印を一緒に拝受できる貴重な日ということもあり、御朱印の待ち時間は長めでしたが、その分だけいただいた時の感動も大きかったです。
ケーブルカーを利用しても、御岳山駅から拝殿までは坂道や石段を歩くため、参拝の際は歩きやすい靴で向かうのがおすすめです。
御朱印巡りはもちろん、自然の中で心を整えたい方にも、ぜひ一度訪れてほしい神聖な山上の神社です。
武蔵御嶽神社の御朱印についてのQ&Aをまとめました。
Q. 武蔵御嶽神社の御朱印はどこでいただけますか?
A. 武蔵御嶽神社の御朱印は、拝殿左手にある授与所でいただけます。武蔵御嶽神社の御朱印のほか、産安社・大口真神社・男具那社の御朱印もこちらで対応していました。
Q. 御朱印の受付時間は何時から何時までですか?
A. 参拝時の御朱印受付時間は、8時30分から16時30分頃まででした。日によって変更される場合があるため、参拝前に公式情報も確認しておくと安心です。
Q. 武蔵御嶽神社の御朱印の初穂料はいくらですか?
A. 今回いただいた御朱印の初穂料は、各500円でした。武蔵御嶽神社・産安社・大口真神社・男具那社の御朱印をいただきましたが、いずれも各500円でした。
Q. 男具那社の限定御朱印はいついただけますか?
A. 男具那社の御朱印は、毎月15日にいただける限定御朱印です。通常日はいただけないため、男具那社の御朱印を目的に参拝する場合は、15日に合わせて訪れるのがおすすめです。
Q. 大口真神社の限定御朱印はいついただけますか?
A. 大口真神社の限定御朱印は、1月3日・5月15日・9月29日の年3回限定で授与されています。特に5月15日は、男具那社の毎月15日限定御朱印と重なる貴重な日です。
Q. 5月15日の限定御朱印の日は混雑しますか?
A. 今回、2026年5月15日に参拝した際は、御朱印をいただくまで約60分ほど待ちました。平日でも限定御朱印の日は参拝者が多くなるため、時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。
Q. 武蔵御嶽神社へ車で行く場合、駐車場はありますか?
A. 車で訪れる場合は、御岳登山鉄道の滝本駅周辺に駐車場があります。そこからケーブルカーで御岳山駅へ向かい、さらに徒歩で武蔵御嶽神社を目指します。
Q. 武蔵御嶽神社の参拝にはどのくらい時間がかかりますか?
A. 今回の参拝では、御朱印待ちや境内散策を含めて約180分ほど滞在しました。御朱印だけでなく、神代ケヤキや狛狼、産安社、大口真神社なども巡る場合は、半日ほど余裕を見ておくと安心です。
⛩️ 参拝後記
武蔵御嶽神社は、御朱印をいただくだけでなく、御岳山の自然、山岳信仰の歴史、極彩色の社殿、おいぬ様信仰、そして山頂からの絶景まで楽しめる見どころの多い神社でした。
特に5月15日は、男具那社の御朱印と大口真神社の御朱印を一緒に拝受できる貴重な日ということもあり、御朱印の待ち時間は長めでしたが、その分だけいただいた時の感動も大きかったです。
ケーブルカーを利用しても、御岳山駅から拝殿までは坂道や石段を歩くため、参拝の際は歩きやすい靴で向かうのがおすすめです。
御朱印巡りはもちろん、自然の中で心を整えたい方にも、ぜひ一度訪れてほしい神聖な山上の神社です。
2026.06.08 15:44 | -Goshuindo-
塩船観音寺の御朱印授与時間・駐車場は?つつじの名所を現地レポ【東京都青梅市】
東京都青梅市にある塩船観音寺へ参拝し、御朱印の受付時間・授与場所・御朱印代、駐車場や混雑状況を現地で確認してきました。
参拝日:【2026年5月15日】
塩船観音寺では、本堂前の札場・御守所または本坊寺務所で御朱印をいただけます。
御朱印受付時間は8:30〜16:00です。
通常御朱印のほか、意匠朱印や期間限定御朱印もあり、駐車場は通常期無料で利用できます。
・通常御朱印:御本尊千手観音/開山八百比丘尼/塩船平和観音
御朱印代:直書き 500円 書置き 300円
・意匠朱印(書置きのみ):つつじ柄御本尊/二十八部衆“雷神”/二十八部衆”風神”
御朱印代:500円
・期間限定の御朱印
花すかし御朱印や切り絵御朱印が頒布されます。
御朱印代:500円~1500円
受付場所:本堂前の札場・御守所と、護摩堂の脇にある寺務所(本坊寺務所)の2ヶ所
受付時間:8:30〜16:00
※御朱印代は、お寺では「志納料」や「納経料」と案内されることもあります。

こちらは直書きでいただきました。

素敵なデザインで、とても気に入ってます。
志納料は1000円でした。
『塩船観音寺(しおふねかんのんじ)公式HP』
正式名称:大悲山 観音寺(だいひざんかんのんじ)
所在地:東京都青梅市塩船194
駐車場:約200台あります。
通常期は無料ですが、元旦祭やつつじまつり期間は有料となります。
・元旦祭(1月1日〜3日):600円
・つつじまつり期間(4月中旬~5月上旬):700円
・JR青梅線「河辺駅」北口から徒歩約35分〜40分
河辺駅の北口を出て、ほぼ直線的に北へ向かう「観音通り」を進むルートがわかりやすく一般的です。
・JR青梅線「河辺駅」北口から、西東京バスまたは都営バスに乗車、「塩船観音入口」バス停下車、徒歩約10分
・圏央道「青梅IC」から約10分
境内・山門:8:00~16:30(年中無休)
早朝や夕方遅くは入れませんのでご注意ください。
信徒会館「普門閣」(売店・休憩処):9:00~16:00
拝観料(入場料)
・通常期:無料
・つつじまつり期間(4月中旬~5月上旬):大人 300円/小人 100円
※本堂のさらに奥へ入る場合、別途100円の拝観料が必要になる場合があります。
参拝した時間帯:平日の午前中(9:20~)
境内の混雑状況:ご夫婦の参拝者が一組いました。
御朱印の待ち時間:約3分
滞在時間:約60分
毎年多くの人で賑わう塩船観音寺のつつじまつり。
せっかく行くなら、大混雑に巻き込まれずに美しい絶景を堪能したいですよね。
現地での混雑のピークや、スムーズに楽しむための攻略法をご紹介します。
・GW期間中の「土日祝日」
特に11:00〜14:00頃の昼前後が人出のピークとなります。
この時間帯は駐車場が満車になりやすく、周辺道路やバスも混み合います。
・5月3日の例大祭(火渡り荒行)
この日は1年で最も境内が混雑します。
修験者による大迫力の「火渡り」を一目見ようと、全国から見物客が集まります。
[塩船観音寺つつじまつり混雑対策を見る]
お寺の開門時間である朝8:00〜9:30頃の到着を目指すのがベストです。
この時間なら臨時駐車場もスムーズに駐車しやすく、朝の澄んだ空気の中で静かにつつじを撮影・散策できます。
可能であれば、GW期間中の祝日ではなく平日の来山がおすすめです。
休日ほどの混雑はなく、すり鉢状のつつじ園を自分のペースでゆったりと回ることができます。
5月3日の火渡り荒行を見に行く場合は、周辺道路が渋滞するため公共交通機関(電車+バス)の利用が安心です。
この期間は、JR青梅線「河辺駅」から西東京バスの臨時直通便が運行されるため、車よりもスムーズにアクセスできます。
つつじ園はすり鉢状の斜面になっており、山頂の平和観音まで坂道や階段を上り下りします。
混雑時は立ち止まるのも大変なため、履き慣れたスニーカーや歩きやすい服装でのお出かけが必須です。
ここからは、管理人が実際に参拝した際の境内の様子や見どころを、写真とともに紹介します。
御朱印をいただくまでの流れや、実際に歩いて感じた雰囲気もあわせてレポートします。

塩船観音寺の境内に一歩足を踏み入れると、まず目を奪われるのがこの堂々たる「仁王門」です。
室町時代後期に建立されたと言われる貴重な木造建築で、歴史の重みを感じさせる美しい茅葺の切妻屋根が印象的。
この門をくぐった先にはどんな景色が広がっているのだろうと、これから始まる境内散策への期待がいっそう膨らみます。

仁王門の左右に佇み、境内を護り続けているのがこの「金剛力士立像(仁王像)」です。
室町時代に作られたとされる歴史ある木造の像で、東京都の有形文化財にも指定されています。
格子越しでもはっきりと伝わる筋骨隆々とした肉体美と、迫力満点の険しい表情。
長年の風雨に耐えてきた木肌の質感からは、言葉にできない重厚な生命力が溢れ出ています。

仁王門をくぐり、参道を進んだ先に見えてくるのが国指定重要文化財の「阿弥陀堂」です。
室町時代末期に建立されたとされるこのお堂は、周囲に回縁(まわりえん)がなく、天井を張らずに屋根裏の構造をむき出しにした非常に簡素で素朴な造りが特徴。
元々は茅葺きでしたが、現在は銅板葺きに修復されており、青々とした木々の緑に古色を帯びた木造建築が美しく映えています。

阿弥陀堂から観音堂へと続く参道の両側には、一対の巨大な杉の木がそびえ立っています。
これらは「塩船観音の大スギ」として東京都の天然記念物に指定されており、推定樹齢はなんと約900年!
仲良く並んで立つ姿から「夫婦杉」とも呼ばれています。
写真の杉は、幹の周囲が約7メートル、高さは約40メートル近くあり、見上げるだけでその圧倒的なスケールと長い歳月を生き抜いてきた生命力に魂が揺さぶられます。

大杉のすぐ近く、本堂へ向かう参道の途中に佇むのがこの手水舎(水屋)です。
周囲を囲む杉の木立や石垣と見事に調和した、素朴ながらも端正な木造りの屋根が特徴的。
中央に据えられた大きな自然石の水盤には清らかな水がたたえられており、注連縄と紙垂が神聖な雰囲気をいっそう引き立てています。
ここで手を清めると、いよいよ本堂が近づいてきたという心地よい緊張感が広がります。

観音堂へ向かう参道の途中にひっそりと佇むのが、青梅市の有形文化財に指定されている「薬師堂」です。
建築年代は不明ですが、天井を張らずに屋根裏の下地をそのまま見せる素朴で簡素な造りが特徴的。
堂内には、塩船観音寺に遺る仏像の中で最も古い、平安時代後期(11世紀後半)作と伝わる薬師如来立像(市指定文化財)が安置されています。
歴史の息吹を肌で感じられる、境内の隠れた必見スポットです。

塩船観音寺の「観音堂」は、室町時代後期に建立された国指定重要文化財です。
独特な曲線を描く美しい茅葺き屋根は、年月を経て瑞々しい苔を纏い、古刹ならではの厳かな風格を放っています。
お堂の正面には「圓通閣」の扁額が掲げられており、堂内には御本尊である十一面千手千眼観自在菩薩(国指定重要文化財)をはじめ、二十八部衆像などが安置されています。
一歩近づくだけで、何世紀にもわたり人々が捧げてきた祈りの気配が満ちているのを感じます。

本堂の近くに佇むこの「鐘楼」も、仁王門や観音堂と並ぶ室町時代後期の国指定重要文化財です。
どっしりとした茅葺きの切妻屋根を支える柱には、風格漂う朱塗りの跡が残されています。
特に注目したいのが、梁の間にある「蟇股(かえるまた)」と呼ばれる装飾部分。
緑や白の鮮やかな極彩色が施されており、当時の華やかな建築意匠を今に伝える貴重な見どころです。

塩船観音寺の鎮守(山王)として古くから信仰を集める社です。
向かって左側の「七社権現社」は、平安時代の貞観年間(859〜877年)に比叡山の僧・安然(あんねん)僧正が寺門の守護のために勧請したと伝わる由緒ある社。
そして右側には、江戸時代建立と推定される「児玉稲荷社」が隣接しています。
お寺の境内にありながら日本の神々が静かに祀られており、古来の「神仏習合」の文化を色濃く感じさせる神秘的な空間です。

平和観音像へと向かう坂道の途中にある「招福の鐘」です。
こちらは奉納料(100円)を納めることで、参拝者なら誰でも実際に鐘を撞くことができます。
美しい朱色の階段を上り、周囲の山々に響き渡る重厚な音を響かせると、諸々の災厄や病気などの悩みが消滅し、幸福がもたらされると言われています。
新緑の静寂の中に響く「ゴーン」という美しい余韻は、旅の素晴らしい思い出になること間違いなしです。

すり鉢状になったつつじ園の尾根の頂点、最も高い場所に佇むのが「塩船平和観音立像」です。
開創1300年という偉大な節目を記念して造られたこの大観音像は、高さが11.5メートル(台座を含めると約13メートル)近くあり、近くで見上げると言葉を失うほどの圧倒的なスケール感。
大空を背に、右手を掲げて穏やかな眼差しで境内を見守る姿には、世界平和への願いと訪れる人々を包み込むような深い慈悲の心が溢れています。

観音様の足元からの景色は、お寺を訪れたら絶対に外せない一番の展望スポット。
今は清々しい「青つつじ」の美しい緑が一面に広がっていますが、4月中旬から5月上旬の「塩船観音つつじまつり」の時期になると、この斜面全体が約2万株のつつじで赤やピンク、白へと鮮やかに染め上げられます。
どの季節に訪れても圧倒されるダイナミックな景観は、写真映え間違いなし。
心地よい風を感じながら、いつまでも眺めていたくなる開放感抜群の場所です。
同じ都内でつつじの名所として知られる神社では、文京区の根津神社も人気があります。
塩船観音寺とはまた違った雰囲気でつつじを楽しめるので、春の御朱印巡りとあわせて訪れてみるのもおすすめです。

つつじ園の散策路を歩き、すり鉢の底へと降りてくると現れるのがこの美しい池です。
ここから丘の上を見上げると、一面のつつじの斜面の向こうに観音様がそびえ立つダイナミックな景色が楽しめますが、注目は足元の池。
水面を覗き込むと、美しい「逆さ観音」がくっきりと現れます。
元気に泳ぐ赤い金魚たちを眺めながら、ベンチに腰掛けてひと休みするのもおすすめの過ごし方です。

塩船観音寺の祈りの中心地の一つである「護摩堂」。
周囲の緑に「厄除祈願」の幟が力強く映え、身が引き締まるような清々しい空気が漂っています。
隣には御朱印などをいただける寺務所があり、参拝に訪れた多くの人々を優しく迎え入れています。

護摩堂と寺務所の手前に祀られているのが、ブロンズ製の「不動明王立像」です。
不動明王は、大日如来の化身として恐ろしい怒りの表情(憤怒相)を浮かべ、人々を正しい道へと導く仏様。
右手の剣で人間の煩悩を断ち切り、左手の羂索(縄)で悪を縛り上げて救い上げると言われています。
背後にメラメラと燃え盛る迦楼羅炎(かるらえん)の造形も見事で、護摩堂での祈祷を前に、参拝者の邪気をすべて払い清めてくれるかのような強い存在感を放っています。

すっきりとした木造りのお堂の奥には、紫色のお幕と美しい供花に彩られた不動明王様がいらっしゃいます。
こちらの不動明王様は、コンパクトながらも躍動感溢れる色彩が非常に印象的。
ドライブやツーリング、旅行が好きな方はぜひ立ち寄って、これからの安全運転をお祈りしていきましょう。
塩船観音寺は、春になると2万本のツツジがすり鉢状の境内を染め上げる「花の寺」として有名ですが、実は1300年以上の歴史を誇る関東屈指の古刹であることをご存知でしょうか?
今回は、ただ美しいだけではない、塩船観音寺に眠る「開山伝説」や「歴史に名を残した武将たちとの深い結びつき」など、歴史ロマンあふれるエピソードをご紹介します。
塩船観音寺の創建は、大化の改新で知られる大化年間(645〜650年)にまで遡ります。
お寺の歴史を記した『寺史』によると、開祖となったのはなんと伝説の尼僧「八百比丘尼(やおびくに)」です。
若狭の国(現在の福井県)で、知らずに「人魚の肉」を食べてしまい、不老長寿の身体になったとされる女性です。
若く美しい姿のまま800歳まで生きたと伝えられる彼女が、関東を巡礼していた際、「こここそが諸仏の鎮護する霊地である」と感得し、一寸八分(約5.5cm)の紫金の観音像を安置したのが始まりとされています。
不老長寿の伝説を持つ尼僧が開いたお寺だからこそ、今でも健康長寿や厄除けの信仰が深く息づいているのですね。
「海がない青梅市なのに、なぜ『船』?」と疑問に思う方も多いかもしれません。
奈良時代(天平年間)、聖武天皇の命で東大寺の大仏建立などにも尽力した高僧・行基がこの地を訪れました。
行基は、周囲を小高い丘に囲まれたすり鉢状の地形が「船の形」に似ていることに気づきます。
そこで、仏が人々を苦しみから救って悟りの彼岸(向こう岸)へと送り届けるという仏教用語「弘誓の舟」になぞらえて、この地を『塩船』と名付けたと伝えられています。
塩船観音寺は、その霊験あらたかさから、中世の動乱期を生き抜いた多くの武将たちの帰依を受けてきました。
鎌倉時代、武蔵国を拠点にした武士団「武蔵七党」のひとり、金子十郎家忠は、塩船観音寺を深く信仰していました。
家忠は保元の乱や平治の乱、さらには源平合戦で大活躍した、まさに「伝説のモノノフ」です。
現在、国の重要文化財に指定されている本尊「木造十一面千手観音立像」は、この金子家忠の帰依によって、鎌倉時代の名仏師「快慶」の弟子たち(定快など)によって造られたことが分かっています。
室町時代末期、青梅地方を中心に強大な勢力を誇ったのが、平将門の末裔と称する豪族「三田氏(三田氏宗・政定ら)」です。
三田氏は塩船観音寺を氏寺のように大切にし、彼らの莫大な寄進によって、現在も残る「本堂(観音堂)」「阿弥陀堂」「仁王門」の建て替えが行われました。
この三田氏が寄進した時期に、像の体内から金子家忠の息子・金王丸の遺品が見つかるという、武将たちの歴史的繋がりを物語るドラマチックな記録も残っています。
御朱印の受付時間は8:30〜16:00です。
境内周辺に約200台分の駐車場があります。通常期は無料ですが、元日祭やつつじまつり期間は有料になります。
GW期間中の土日祝日や5月3日の例大祭は特に混雑しやすいです。
朝早い時間帯の参拝がおすすめです。
仁王門をくぐった瞬間から、まるでタイムスリップしたかのような情緒に溢れていた塩船観音寺。
実際に鐘を撞ける「招福の鐘」や、水面に美しい逆さ観音を映し出す「観音池」、そして大パノラマを見下ろせる平和観音像など、境内には五感で楽しめる見どころがぎゅっと詰まっていました。
車で訪れる方にも安心な「交通安全祈願堂」もあり、ドライブの目的地としても本当におすすめです!
日常の忙しさを少しだけ忘れてリフレッシュしたい週末に、ぜひ足を運んでみてくださいね。
参拝日:【2026年5月15日】
塩船観音寺では、本堂前の札場・御守所または本坊寺務所で御朱印をいただけます。
御朱印受付時間は8:30〜16:00です。
通常御朱印のほか、意匠朱印や期間限定御朱印もあり、駐車場は通常期無料で利用できます。
🖌️ 塩船観音寺の御朱印|受付時間・御朱印代・授与場所
御朱印の種類
・通常御朱印:御本尊千手観音/開山八百比丘尼/塩船平和観音
御朱印代:直書き 500円 書置き 300円
・意匠朱印(書置きのみ):つつじ柄御本尊/二十八部衆“雷神”/二十八部衆”風神”
御朱印代:500円
・期間限定の御朱印
花すかし御朱印や切り絵御朱印が頒布されます。
御朱印代:500円~1500円
受付場所:本堂前の札場・御守所と、護摩堂の脇にある寺務所(本坊寺務所)の2ヶ所
受付時間:8:30〜16:00
※御朱印代は、お寺では「志納料」や「納経料」と案内されることもあります。
📕 管理人がいただいた御朱印

通常御朱印「御本尊千手観音」
こちらは直書きでいただきました。

切り絵御朱印「つつじと観音さま」
素敵なデザインで、とても気に入ってます。
志納料は1000円でした。
📋 塩船観音寺の基本情報
『塩船観音寺(しおふねかんのんじ)公式HP』
正式名称:大悲山 観音寺(だいひざんかんのんじ)
所在地:東京都青梅市塩船194
🅿️ 塩船観音寺の駐車場情報
駐車場:約200台あります。
通常期は無料ですが、元旦祭やつつじまつり期間は有料となります。
・元旦祭(1月1日〜3日):600円
・つつじまつり期間(4月中旬~5月上旬):700円
🗺️ 交通アクセス
🚃 電車でのアクセス
・JR青梅線「河辺駅」北口から徒歩約35分〜40分
河辺駅の北口を出て、ほぼ直線的に北へ向かう「観音通り」を進むルートがわかりやすく一般的です。
🚌 バスでのアクセス
・JR青梅線「河辺駅」北口から、西東京バスまたは都営バスに乗車、「塩船観音入口」バス停下車、徒歩約10分
🚗 車でのアクセス
・圏央道「青梅IC」から約10分
📝 塩船観音寺の参拝情報
境内・山門:8:00~16:30(年中無休)
早朝や夕方遅くは入れませんのでご注意ください。
信徒会館「普門閣」(売店・休憩処):9:00~16:00
拝観料(入場料)
・通常期:無料
・つつじまつり期間(4月中旬~5月上旬):大人 300円/小人 100円
※本堂のさらに奥へ入る場合、別途100円の拝観料が必要になる場合があります。
👣 管理人の参拝状況
参拝した時間帯:平日の午前中(9:20~)
境内の混雑状況:ご夫婦の参拝者が一組いました。
御朱印の待ち時間:約3分
滞在時間:約60分
🚨【混雑回避】つつじまつりの混雑状況とおすすめの時間帯
毎年多くの人で賑わう塩船観音寺のつつじまつり。
せっかく行くなら、大混雑に巻き込まれずに美しい絶景を堪能したいですよね。
現地での混雑のピークや、スムーズに楽しむための攻略法をご紹介します。
一番混雑するピークはいつ?
・GW期間中の「土日祝日」
特に11:00〜14:00頃の昼前後が人出のピークとなります。
この時間帯は駐車場が満車になりやすく、周辺道路やバスも混み合います。
・5月3日の例大祭(火渡り荒行)
この日は1年で最も境内が混雑します。
修験者による大迫力の「火渡り」を一目見ようと、全国から見物客が集まります。
[塩船観音寺つつじまつり混雑対策を見る]
⚠️ 混雑を避けるための「3つの攻略法」
1. 朝イチ(8:00〜9:30)を狙う
お寺の開門時間である朝8:00〜9:30頃の到着を目指すのがベストです。
この時間なら臨時駐車場もスムーズに駐車しやすく、朝の澄んだ空気の中で静かにつつじを撮影・散策できます。
2. 平日に予定を合わせる
可能であれば、GW期間中の祝日ではなく平日の来山がおすすめです。
休日ほどの混雑はなく、すり鉢状のつつじ園を自分のペースでゆったりと回ることができます。
3. 最も混雑する「5月3日」は交通機関に注意する
5月3日の火渡り荒行を見に行く場合は、周辺道路が渋滞するため公共交通機関(電車+バス)の利用が安心です。
この期間は、JR青梅線「河辺駅」から西東京バスの臨時直通便が運行されるため、車よりもスムーズにアクセスできます。
💡 散策時のアドバイス
つつじ園はすり鉢状の斜面になっており、山頂の平和観音まで坂道や階段を上り下りします。
混雑時は立ち止まるのも大変なため、履き慣れたスニーカーや歩きやすい服装でのお出かけが必須です。
🚶 管理人の参拝記
ここからは、管理人が実際に参拝した際の境内の様子や見どころを、写真とともに紹介します。
御朱印をいただくまでの流れや、実際に歩いて感じた雰囲気もあわせてレポートします。

国指定重要文化財「仁王門」がお出迎え
塩船観音寺の境内に一歩足を踏み入れると、まず目を奪われるのがこの堂々たる「仁王門」です。
室町時代後期に建立されたと言われる貴重な木造建築で、歴史の重みを感じさせる美しい茅葺の切妻屋根が印象的。
この門をくぐった先にはどんな景色が広がっているのだろうと、これから始まる境内散策への期待がいっそう膨らみます。

門を護る東京都指定有形文化財「仁王像」
仁王門の左右に佇み、境内を護り続けているのがこの「金剛力士立像(仁王像)」です。
室町時代に作られたとされる歴史ある木造の像で、東京都の有形文化財にも指定されています。
格子越しでもはっきりと伝わる筋骨隆々とした肉体美と、迫力満点の険しい表情。
長年の風雨に耐えてきた木肌の質感からは、言葉にできない重厚な生命力が溢れ出ています。

国指定重要文化財「阿弥陀堂」
仁王門をくぐり、参道を進んだ先に見えてくるのが国指定重要文化財の「阿弥陀堂」です。
室町時代末期に建立されたとされるこのお堂は、周囲に回縁(まわりえん)がなく、天井を張らずに屋根裏の構造をむき出しにした非常に簡素で素朴な造りが特徴。
元々は茅葺きでしたが、現在は銅板葺きに修復されており、青々とした木々の緑に古色を帯びた木造建築が美しく映えています。

東京都指定天然記念物「塩船観音の大スギ」
阿弥陀堂から観音堂へと続く参道の両側には、一対の巨大な杉の木がそびえ立っています。
これらは「塩船観音の大スギ」として東京都の天然記念物に指定されており、推定樹齢はなんと約900年!
仲良く並んで立つ姿から「夫婦杉」とも呼ばれています。
写真の杉は、幹の周囲が約7メートル、高さは約40メートル近くあり、見上げるだけでその圧倒的なスケールと長い歳月を生き抜いてきた生命力に魂が揺さぶられます。

自然石が味わい深い趣ある「手水舎」
大杉のすぐ近く、本堂へ向かう参道の途中に佇むのがこの手水舎(水屋)です。
周囲を囲む杉の木立や石垣と見事に調和した、素朴ながらも端正な木造りの屋根が特徴的。
中央に据えられた大きな自然石の水盤には清らかな水がたたえられており、注連縄と紙垂が神聖な雰囲気をいっそう引き立てています。
ここで手を清めると、いよいよ本堂が近づいてきたという心地よい緊張感が広がります。

青梅市指定有形文化財「薬師堂」
観音堂へ向かう参道の途中にひっそりと佇むのが、青梅市の有形文化財に指定されている「薬師堂」です。
建築年代は不明ですが、天井を張らずに屋根裏の下地をそのまま見せる素朴で簡素な造りが特徴的。
堂内には、塩船観音寺に遺る仏像の中で最も古い、平安時代後期(11世紀後半)作と伝わる薬師如来立像(市指定文化財)が安置されています。
歴史の息吹を肌で感じられる、境内の隠れた必見スポットです。

国指定重要文化財「観音堂(本堂)」に宿る歴史の重み
塩船観音寺の「観音堂」は、室町時代後期に建立された国指定重要文化財です。
独特な曲線を描く美しい茅葺き屋根は、年月を経て瑞々しい苔を纏い、古刹ならではの厳かな風格を放っています。
お堂の正面には「圓通閣」の扁額が掲げられており、堂内には御本尊である十一面千手千眼観自在菩薩(国指定重要文化財)をはじめ、二十八部衆像などが安置されています。
一歩近づくだけで、何世紀にもわたり人々が捧げてきた祈りの気配が満ちているのを感じます。

国指定重要文化財「鐘楼」
本堂の近くに佇むこの「鐘楼」も、仁王門や観音堂と並ぶ室町時代後期の国指定重要文化財です。
どっしりとした茅葺きの切妻屋根を支える柱には、風格漂う朱塗りの跡が残されています。
特に注目したいのが、梁の間にある「蟇股(かえるまた)」と呼ばれる装飾部分。
緑や白の鮮やかな極彩色が施されており、当時の華やかな建築意匠を今に伝える貴重な見どころです。

お寺を護る「七社権現社」と「児玉稲荷社」
塩船観音寺の鎮守(山王)として古くから信仰を集める社です。
向かって左側の「七社権現社」は、平安時代の貞観年間(859〜877年)に比叡山の僧・安然(あんねん)僧正が寺門の守護のために勧請したと伝わる由緒ある社。
そして右側には、江戸時代建立と推定される「児玉稲荷社」が隣接しています。
お寺の境内にありながら日本の神々が静かに祀られており、古来の「神仏習合」の文化を色濃く感じさせる神秘的な空間です。

幸せを呼び込む開運スポット「招福の鐘」
平和観音像へと向かう坂道の途中にある「招福の鐘」です。
こちらは奉納料(100円)を納めることで、参拝者なら誰でも実際に鐘を撞くことができます。
美しい朱色の階段を上り、周囲の山々に響き渡る重厚な音を響かせると、諸々の災厄や病気などの悩みが消滅し、幸福がもたらされると言われています。
新緑の静寂の中に響く「ゴーン」という美しい余韻は、旅の素晴らしい思い出になること間違いなしです。

開創1300年を記念して建立された「塩船平和観音立像」
すり鉢状になったつつじ園の尾根の頂点、最も高い場所に佇むのが「塩船平和観音立像」です。
開創1300年という偉大な節目を記念して造られたこの大観音像は、高さが11.5メートル(台座を含めると約13メートル)近くあり、近くで見上げると言葉を失うほどの圧倒的なスケール感。
大空を背に、右手を掲げて穏やかな眼差しで境内を見守る姿には、世界平和への願いと訪れる人々を包み込むような深い慈悲の心が溢れています。

平和観音の足元から見下ろす、2万株が織りなす大パノラマ
観音様の足元からの景色は、お寺を訪れたら絶対に外せない一番の展望スポット。
今は清々しい「青つつじ」の美しい緑が一面に広がっていますが、4月中旬から5月上旬の「塩船観音つつじまつり」の時期になると、この斜面全体が約2万株のつつじで赤やピンク、白へと鮮やかに染め上げられます。
どの季節に訪れても圧倒されるダイナミックな景観は、写真映え間違いなし。
心地よい風を感じながら、いつまでも眺めていたくなる開放感抜群の場所です。
同じ都内でつつじの名所として知られる神社では、文京区の根津神社も人気があります。
塩船観音寺とはまた違った雰囲気でつつじを楽しめるので、春の御朱印巡りとあわせて訪れてみるのもおすすめです。

水面に映るもう一つの世界、神秘的な「観音池」
つつじ園の散策路を歩き、すり鉢の底へと降りてくると現れるのがこの美しい池です。
ここから丘の上を見上げると、一面のつつじの斜面の向こうに観音様がそびえ立つダイナミックな景色が楽しめますが、注目は足元の池。
水面を覗き込むと、美しい「逆さ観音」がくっきりと現れます。
元気に泳ぐ赤い金魚たちを眺めながら、ベンチに腰掛けてひと休みするのもおすすめの過ごし方です。

厄除けの幟がはためく「護摩堂」と美しい「寺務所」
塩船観音寺の祈りの中心地の一つである「護摩堂」。
周囲の緑に「厄除祈願」の幟が力強く映え、身が引き締まるような清々しい空気が漂っています。
隣には御朱印などをいただける寺務所があり、参拝に訪れた多くの人々を優しく迎え入れています。

厄難を払い去る「不動明王立像」
護摩堂と寺務所の手前に祀られているのが、ブロンズ製の「不動明王立像」です。
不動明王は、大日如来の化身として恐ろしい怒りの表情(憤怒相)を浮かべ、人々を正しい道へと導く仏様。
右手の剣で人間の煩悩を断ち切り、左手の羂索(縄)で悪を縛り上げて救い上げると言われています。
背後にメラメラと燃え盛る迦楼羅炎(かるらえん)の造形も見事で、護摩堂での祈祷を前に、参拝者の邪気をすべて払い清めてくれるかのような強い存在感を放っています。

美しい青不動様が迎える「交通安全祈願堂」
すっきりとした木造りのお堂の奥には、紫色のお幕と美しい供花に彩られた不動明王様がいらっしゃいます。
こちらの不動明王様は、コンパクトながらも躍動感溢れる色彩が非常に印象的。
ドライブやツーリング、旅行が好きな方はぜひ立ち寄って、これからの安全運転をお祈りしていきましょう。
📜 塩船観音寺の創建と歴史
塩船観音寺は、春になると2万本のツツジがすり鉢状の境内を染め上げる「花の寺」として有名ですが、実は1300年以上の歴史を誇る関東屈指の古刹であることをご存知でしょうか?
今回は、ただ美しいだけではない、塩船観音寺に眠る「開山伝説」や「歴史に名を残した武将たちとの深い結びつき」など、歴史ロマンあふれるエピソードをご紹介します。
始まりは「人魚の肉」を食べた尼僧?!ミステリアスな創建伝説
塩船観音寺の創建は、大化の改新で知られる大化年間(645〜650年)にまで遡ります。
お寺の歴史を記した『寺史』によると、開祖となったのはなんと伝説の尼僧「八百比丘尼(やおびくに)」です。
八百比丘尼の伝説とは?
若狭の国(現在の福井県)で、知らずに「人魚の肉」を食べてしまい、不老長寿の身体になったとされる女性です。
若く美しい姿のまま800歳まで生きたと伝えられる彼女が、関東を巡礼していた際、「こここそが諸仏の鎮護する霊地である」と感得し、一寸八分(約5.5cm)の紫金の観音像を安置したのが始まりとされています。
不老長寿の伝説を持つ尼僧が開いたお寺だからこそ、今でも健康長寿や厄除けの信仰が深く息づいているのですね。
名付けたのは名僧・行基。「塩船」の由来
「海がない青梅市なのに、なぜ『船』?」と疑問に思う方も多いかもしれません。
奈良時代(天平年間)、聖武天皇の命で東大寺の大仏建立などにも尽力した高僧・行基がこの地を訪れました。
行基は、周囲を小高い丘に囲まれたすり鉢状の地形が「船の形」に似ていることに気づきます。
そこで、仏が人々を苦しみから救って悟りの彼岸(向こう岸)へと送り届けるという仏教用語「弘誓の舟」になぞらえて、この地を『塩船』と名付けたと伝えられています。
🏹 源平合戦の英雄から平将門の末裔まで!
武将たちに愛されたお寺
塩船観音寺は、その霊験あらたかさから、中世の動乱期を生き抜いた多くの武将たちの帰依を受けてきました。
・鎮西八郎も驚嘆した不屈の武士「金子十郎家忠」
鎌倉時代、武蔵国を拠点にした武士団「武蔵七党」のひとり、金子十郎家忠は、塩船観音寺を深く信仰していました。
家忠は保元の乱や平治の乱、さらには源平合戦で大活躍した、まさに「伝説のモノノフ」です。
現在、国の重要文化財に指定されている本尊「木造十一面千手観音立像」は、この金子家忠の帰依によって、鎌倉時代の名仏師「快慶」の弟子たち(定快など)によって造られたことが分かっています。
・平将門の末裔を称した豪族「三田氏」と室町時代の面影
室町時代末期、青梅地方を中心に強大な勢力を誇ったのが、平将門の末裔と称する豪族「三田氏(三田氏宗・政定ら)」です。
三田氏は塩船観音寺を氏寺のように大切にし、彼らの莫大な寄進によって、現在も残る「本堂(観音堂)」「阿弥陀堂」「仁王門」の建て替えが行われました。
この三田氏が寄進した時期に、像の体内から金子家忠の息子・金王丸の遺品が見つかるという、武将たちの歴史的繋がりを物語るドラマチックな記録も残っています。
塩船観音寺の御朱印・駐車場に関するよくある質問
塩船観音寺の御朱印受付時間は?
御朱印の受付時間は8:30〜16:00です。
塩船観音寺に駐車場はありますか?
境内周辺に約200台分の駐車場があります。通常期は無料ですが、元日祭やつつじまつり期間は有料になります。
つつじまつり期間は混雑しますか?
GW期間中の土日祝日や5月3日の例大祭は特に混雑しやすいです。
朝早い時間帯の参拝がおすすめです。
⛩️ 参拝後記
仁王門をくぐった瞬間から、まるでタイムスリップしたかのような情緒に溢れていた塩船観音寺。
実際に鐘を撞ける「招福の鐘」や、水面に美しい逆さ観音を映し出す「観音池」、そして大パノラマを見下ろせる平和観音像など、境内には五感で楽しめる見どころがぎゅっと詰まっていました。
車で訪れる方にも安心な「交通安全祈願堂」もあり、ドライブの目的地としても本当におすすめです!
日常の忙しさを少しだけ忘れてリフレッシュしたい週末に、ぜひ足を運んでみてくださいね。
2026.06.06 16:56 | -Goshuindo-
北口本宮冨士浅間神社の御朱印3種!受付時間・初穂料・見どころ現地レポ【山梨】
山梨県富士吉田市にある北口本宮冨士浅間神社へ参拝し、御朱印をいただいてきました。
この記事では、北口本宮冨士浅間神社の御朱印、御朱印の受付時間、初穂料、アクセス、境内の見どころ、実際に参拝したときの混雑状況を紹介します。
参拝日:【2026年5月14日】
御朱印は3種類あります。
御朱印の種類:北口本宮/境内社諏訪神社/大塚丘社
初穂料:各500円
受付場所:拝殿右側の授与所
受付時間:8:30〜17:00頃
直書き・書き置き:3種とも直書きでいただけます。

※御朱印の受付時間や初穂料は変更される場合がありますので、参拝前に公式サイトや現地案内で最新情報をご確認ください。


『北口本宮冨士浅間神社(きたぐちほんぐうふじせんげんじんじゃ)公式HP』
所在地:山梨県富士吉田市上吉田5558
駐車場:無料駐車場あり(約140台)
・富士急行線「富士山駅」から徒歩約20分
・富士急行線「富士山駅」から路線バス「浅間神社前」バス停下車すぐ
・中央自動車「河口湖IC」から約5分
・東富士五湖道路「富士吉田IC」から約5分
参拝時間:境内参拝は24時間可能
御朱印受付:8:30〜17:00頃
祈祷受付:9:00〜16:00頃
定休日:年中無休
参拝した時間帯:平日の午前中(11:35~)
境内の混雑状況:多くの参拝者がおり、御朱印の授与所にも数名の方が並ばれていました。
御朱印の待ち時間:約10分
滞在時間:約50分
富士山の麓に佇む日本屈指のパワースポット「北口本宮冨士浅間神社」。
世界文化遺産「富士山」の構成資産の一つであり、一歩足を踏み入れると空気が変わるような、厳かな雰囲気に満ちた素晴らしい神社です。
その深い歴史やご祭神、知っておきたい見どころを分かりやすくまとめました!

参道の入り口でまず目を奪われるのが、こちらの大きな「銅製鳥居」です。
鳥居に掲げられた「冨士山」の文字が、ここが富士山信仰の聖地であることを物語っています。
一礼して鳥居をくぐると、そこから先は厳かな神域。
日常の喧騒を忘れさせてくれるような、静かで清らかな空気に包まれます。

真っすぐ伸びる参道、左右に並ぶ石灯籠、そして天を突くような杉木立。
この風景の中に、かつての神仏習合の名残である仁王門の礎石がひっそりと残っています。
見過ごしてしまいそうな石ですが、北口本宮冨士浅間神社の歴史を物語る貴重な手がかりです。

参道の中ほどを進むと、大きなしめ縄が巻かれた一際存在感を放つ岩「角行の立行石」が現れます。
江戸時代に爆発的な富士山信仰を生んだ「富士講」の開祖・角行が、慶長15年(1610年)の極寒の冬に、なんとこの石の上で30日間も爪先立ちで祈り続けたと伝わる場所です。
全身から血が噴き出すほどの壮絶な修行だったとされ、富士山信仰の歴史の深さを生々しく今に伝えています。

参道を横切る小さな川に架かる橋。
ここからの眺めは、まるで一幅の絵画のようです。
頭上に広がる青空、周囲を包む生き生きとした緑、そして鳥居の美しい朱色のコントラストが、旅の疲れを吹き飛ばしてくれるほど清々しい気持ちにさせてくれます。
橋を渡ることで心身がすっきりと洗われ、さらに奥へと進む期待感が高まります。

美しい石橋を渡ると、目の前に鮮やかな朱色の巨大な鳥居が現れます。
これが神社のシンボル、高さ約18メートルを誇る「冨士山大鳥居」です。
木造の明神鳥居としては日本最大級の大きさを持ち、その堂々とした佇まいは見る人を圧倒します。
富士山への登山口を今も守り続ける、まさに神域の結界にふさわしい大鳥居です。

冨士山大鳥居の手前に立つ一対の狛犬。
苔むした台座と年季の入った石肌が、北口本宮冨士浅間神社の長い信仰の時間を感じさせます。
参道の厳かな空気の先で、富士山へ向かう人々を見守ってきた存在です。


大鳥居の先で参拝者を迎えるのが、格式高い佇まいの「随神門」です。
1736年に建てられたこの門は、国の重要文化財に指定されています。
経年による深い味わいを残す朱塗りの風格、そして随所に施された細やかな彫刻や極彩色の名残は、思わず足を止めて見入ってしまうほどの美しさ。
門の左右には、邪悪なものの侵入を防ぐ随身が安置され、神域を厳かに守護しています。

北口本宮冨士浅間神社の境内に立つ神楽殿。
朱と黒の重厚な木組み、軒下の彫刻、しめ縄や御幣が、神前に舞や音楽を奉納する場ならではの厳かな空気を感じさせます。

北口本宮冨士浅間神社の手水舎は、延享2年(1745年)に建てられた国指定重要文化財。
大きく反り上がる屋根の下には、朱塗りの木組みと精巧な彫刻が施され、参拝前に身と心を清める場でありながら、建築美もじっくり味わえる見どころです。
水鉢を満たす清らかな水は、富士山の霊峰から湧き出る八葉の泉の水を引いたものとされています。
緑に包まれた境内の中で、ひときわ華やかな存在感を放っています。

享保24年(1739年)頃に建立された壮麗な「拝殿」です。
国の重要文化財に指定されており、長い年月を経て深みを増した朱塗りの建物からは、圧倒的な格式と風格が漂います。
正面の軒下に施された、今にも動き出しそうな鳳凰や龍の緻密な彫刻は見事の一言。
歴代の開拓者や富士山を仰ぎ見てきた人々が、時代を超えて祈りを重ねてきた神聖な場所です。

拝殿の前には、圧倒的な太さの巨木がそびえ立っています。

樹齢約1000年。
どっしりとした佇まいでパワーを放ちます。

2本の幹が途中で1つに結ばれていることから、縁結びのシンボルとされています。

拝殿の左に進むと現れる「村上光清同行の燈籠」。
これは江戸時代に富士山信仰「村上講」を率い、神社の造営に私財を投じて大貢献した村上光清が奉納したものです。
木造の意匠や細やかな透かし彫り、華やかな色彩など、当時の職人技が詰まった傑作として国の重要文化財に指定されています。
現在の美しい神社があるのは彼のおかげと言っても過言ではない、歴史の立役者を身近に感じられるスポットです。

日当たりや季節の移り変わりによって、緑、黄、赤など「七色」に変化することからその名がついた、境内屈指のフォトスポット。
大切に支えられた大きな枝から降り注ぐ木漏れ日と、鮮やかなグリーンのコントラストは息をのむ美しさです。

太郎杉が拝殿の左手前で堂々と迎えてくれるのに対し、こちらの「次郎杉」は社殿のすぐ左奥で建物を包み込むように立っています。
歴史ある建築物の屋根を縫うように天へと真っ直ぐ伸びる姿からは、自然と神域が長い年月をかけて一体となってきた神秘的な時の流れを感じられます。

本殿のわきに立つ「夫婦うめ」。
二本の幹が寄り添いながら枝を広げる姿は、長い年月をともに歩む夫婦のよう。
北口本宮冨士浅間神社の荘厳な空気の中で、ふっと心が和む場所です。

北口本宮冨士浅間神社の東宮本殿は、永禄4年(1561年)に武田信玄が川中島の戦いの戦勝祈願として再建・造営したと伝わる国指定重要文化財。
朱と黒を基調にした社殿に、極彩色の彫刻や金具が映える美しい建築です。
深い森に包まれて佇む姿からは、富士山信仰と戦国の歴史が重なり合う、特別な存在感が感じられます。

本殿の真裏に建つ、国の重要文化財「恵比寿社」。
こちらに施されている、鯛を抱えた愛らしい「えびす様」の彫刻は、あの江戸時代の天才職人・左甚五郎の作と伝えられています。
隣に並ぶ大黒様とともに、福の神が静かに参拝客の商売繁盛や幸福を見守ってくれる、境内屈指の金運・開運パワースポットです。

本殿の西側に端然と佇む「西宮本殿」。
現在は天照大神(アマテラスオオミカミ)をはじめとする神々を祀っていますが、実は文禄3年(1594年)に谷村城主・浅野氏重が建立した“一代前の本殿”そのものです。
現在の本殿が新築された際にこの場所へお遷しされましたが、かつて富士山信仰の中心として無数の祈りを受け止めてきた、堂々たる風格と圧倒的な霊気が今も満ちあふれています。

多くの人が手前の拝殿(お賽銭箱がある建物)だけでお参りを終えてしまいますが、実は横に回り込むと、主祭神の木花開耶姫命が実際に祀られている「本殿」を間近に拝むことができます。
元和元年(1615年)に建てられた、国指定の重要文化財です。
ずらりと並ぶ赤い奉納幟(のぼり)の奥に佇むその姿からは、圧倒的な神気と歴史の重みがダイレクトに伝わってきます。

境内の西側に足を進めると、鮮やかな朱塗りの小さなお社が綺麗に一列に並ぶ光景に出会えます。
ここには日本全国の様々な神様(摂末社)が祀られており、まるで富士山の女神を囲むように神々が集う、隠れた開運エリアです。
初夏のまばゆい新緑の葉が、神様たちの空間を優しく包み込むかのように美しく映えています。

本殿の右奥へと進むと現れる、厳かな木造の鳥居。
これこそが、山頂へと続く本物の「富士登山道 吉田口」の起点(登山門)です。
そして鳥居の奥にひっそりと佇むのが、富士山信仰(富士講)の発展に尽力した先達を祀る「祖霊社」です。
爽やかな青もみじの隙間から差し込む木漏れ日が、かつてここから山頂を目指した多くの登山者たちの祈りを今も優しく照らしているかのようです。

「諏訪神社」は、実は浅間神社が建つ前からこの地を護ってきたと言われる古社です。
現在の社殿は貞享4年(1687年)に建立されたもので、毎年8月26日・27日に行われる日本3奇祭の一つ「吉田の火祭り(秋季例大祭)」の中心となる非常に重要な神社です。

社殿の左右をよく見ると、左側には珍しい富士山の形をした赤い「明神神輿」、右側には「御影神輿」が奉安されています。
お祭りの主役たちが静かに開山の時を待つような、独特の熱量と厳かな空気が満ちているスポットです。

北口本宮冨士浅間神社の社務所は、寛保元年(1741)に建てられた国指定重要文化財。
唐破風の玄関が印象的なこの建物は、かつて「斎浄所」や「御供所」などとも呼ばれ、富士山信仰を支えた場のひとつでした。
現在も社務所として使われながら、江戸時代の面影を今に伝えています。
北口本宮冨士浅間神社の歴史は、今から1900年以上前まで遡ります。
西暦110年、東征の途中にこの地を訪れた日本武尊が、富士山の雄大な姿を遥拝しました。
その際、「富士の神山には北方から登拝しなさい」と言葉を残し、祠を建てたのが始まりとされています。
その後、788年に甲斐国守によって現在の場所に社殿が建てられました。
江戸時代には、富士山を信仰する人々(富士講)が爆発的に増加。
ここが「富士山吉田口登山道」の起点となり、旅人たちが道中の安全を祈る聖地として栄えていきました。
この神社には、富士山の女神をはじめとする3尊の神様が祀られています。
木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト):桜のように美しく、力強い富士山の女神。
彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト):木花開耶姫命の息子。
大山祇神(オオヤマツミノカミ):木花開耶姫命の父親であり、山の総氏神。
女神をお祀りしていることから、特に女性の幸せや良縁に関する強いパワーをいただけます。
縁結び・恋愛成就・子宝・安産・家庭円満・火防・商売繁盛
富士山麓の富士吉田・忍野エリアには、浅間神社を中心に歴史ある神社が点在しています。
御朱印の受付時間や初穂料、アクセス、駐車場、実際の参拝時の混雑状況を現地レポで紹介しています。
・冨士山下宮小室浅間神社の御朱印を現地レポ
・新倉富士浅間神社の御朱印を現地レポ
・忍野八海浅間神社の御朱印を現地レポ
・新屋山神社の御朱印を現地レポ
・新倉山浅間公園の桜まつり混雑対策まとめ
北口本宮冨士浅間神社は、正面の拝殿だけでなく、本殿の裏側に回り込むことで、武田信玄ゆかりの東宮本殿や、本物の富士山登山口など、何倍もの深い歴史とパワーに触れることができます。
初夏の爽やかな青空とみずみずしい新緑に包まれた境内は、歩くだけで心と体がすっきりと整っていくのを感じられるはずです。
富士五湖エリアを訪れる際は、ぜひ時間をかけてゆっくりと参拝してみてくださいね!
この記事では、北口本宮冨士浅間神社の御朱印、御朱印の受付時間、初穂料、アクセス、境内の見どころ、実際に参拝したときの混雑状況を紹介します。
参拝日:【2026年5月14日】
🖌️ 御朱印情報
御朱印は3種類あります。
御朱印の種類:北口本宮/境内社諏訪神社/大塚丘社
初穂料:各500円
受付場所:拝殿右側の授与所
受付時間:8:30〜17:00頃
直書き・書き置き:3種とも直書きでいただけます。

授与所に貼られていた御朱印の案内
※御朱印の受付時間や初穂料は変更される場合がありますので、参拝前に公式サイトや現地案内で最新情報をご確認ください。
📕 管理人がいただいた御朱印

「北口本宮冨士浅間神社の御朱印」

「境内社 諏訪神社の御朱印」
📋 基本情報
『北口本宮冨士浅間神社(きたぐちほんぐうふじせんげんじんじゃ)公式HP』
所在地:山梨県富士吉田市上吉田5558
駐車場:無料駐車場あり(約140台)
🗺️ 交通アクセス
🚃 電車でのアクセス
・富士急行線「富士山駅」から徒歩約20分
🚌 バスでのアクセス
・富士急行線「富士山駅」から路線バス「浅間神社前」バス停下車すぐ
🚗 車でのアクセス
・中央自動車「河口湖IC」から約5分
・東富士五湖道路「富士吉田IC」から約5分
📝 参拝情報
参拝時間:境内参拝は24時間可能
御朱印受付:8:30〜17:00頃
祈祷受付:9:00〜16:00頃
定休日:年中無休
👣 管理人の参拝状況
参拝した時間帯:平日の午前中(11:35~)
境内の混雑状況:多くの参拝者がおり、御朱印の授与所にも数名の方が並ばれていました。
御朱印の待ち時間:約10分
滞在時間:約50分
🚶 管理人の参拝記
富士山の麓に佇む日本屈指のパワースポット「北口本宮冨士浅間神社」。
世界文化遺産「富士山」の構成資産の一つであり、一歩足を踏み入れると空気が変わるような、厳かな雰囲気に満ちた素晴らしい神社です。
その深い歴史やご祭神、知っておきたい見どころを分かりやすくまとめました!

深緑の参道と歴史を刻む銅製鳥居
参道の入り口でまず目を奪われるのが、こちらの大きな「銅製鳥居」です。
鳥居に掲げられた「冨士山」の文字が、ここが富士山信仰の聖地であることを物語っています。
一礼して鳥居をくぐると、そこから先は厳かな神域。
日常の喧騒を忘れさせてくれるような、静かで清らかな空気に包まれます。

杉木立の参道に残る、仁王門の記憶
真っすぐ伸びる参道、左右に並ぶ石灯籠、そして天を突くような杉木立。
この風景の中に、かつての神仏習合の名残である仁王門の礎石がひっそりと残っています。
見過ごしてしまいそうな石ですが、北口本宮冨士浅間神社の歴史を物語る貴重な手がかりです。

富士講の開祖が荒行を重ねた「角行の立行石」
参道の中ほどを進むと、大きなしめ縄が巻かれた一際存在感を放つ岩「角行の立行石」が現れます。
江戸時代に爆発的な富士山信仰を生んだ「富士講」の開祖・角行が、慶長15年(1610年)の極寒の冬に、なんとこの石の上で30日間も爪先立ちで祈り続けたと伝わる場所です。
全身から血が噴き出すほどの壮絶な修行だったとされ、富士山信仰の歴史の深さを生々しく今に伝えています。

清らかな風が吹き抜ける絶景スポット
参道を横切る小さな川に架かる橋。
ここからの眺めは、まるで一幅の絵画のようです。
頭上に広がる青空、周囲を包む生き生きとした緑、そして鳥居の美しい朱色のコントラストが、旅の疲れを吹き飛ばしてくれるほど清々しい気持ちにさせてくれます。
橋を渡ることで心身がすっきりと洗われ、さらに奥へと進む期待感が高まります。

日本最大級の木造鳥居「冨士山大鳥居」
美しい石橋を渡ると、目の前に鮮やかな朱色の巨大な鳥居が現れます。
これが神社のシンボル、高さ約18メートルを誇る「冨士山大鳥居」です。
木造の明神鳥居としては日本最大級の大きさを持ち、その堂々とした佇まいは見る人を圧倒します。
富士山への登山口を今も守り続ける、まさに神域の結界にふさわしい大鳥居です。

大鳥居の前で迎える、石の守り神
冨士山大鳥居の手前に立つ一対の狛犬。
苔むした台座と年季の入った石肌が、北口本宮冨士浅間神社の長い信仰の時間を感じさせます。
参道の厳かな空気の先で、富士山へ向かう人々を見守ってきた存在です。


国の重要文化財「随神門」
大鳥居の先で参拝者を迎えるのが、格式高い佇まいの「随神門」です。
1736年に建てられたこの門は、国の重要文化財に指定されています。
経年による深い味わいを残す朱塗りの風格、そして随所に施された細やかな彫刻や極彩色の名残は、思わず足を止めて見入ってしまうほどの美しさ。
門の左右には、邪悪なものの侵入を防ぐ随身が安置され、神域を厳かに守護しています。

祈りと舞が奉納される、朱塗りの神楽殿
北口本宮冨士浅間神社の境内に立つ神楽殿。
朱と黒の重厚な木組み、軒下の彫刻、しめ縄や御幣が、神前に舞や音楽を奉納する場ならではの厳かな空気を感じさせます。

参拝前に心を整える、歴史ある手水舎
北口本宮冨士浅間神社の手水舎は、延享2年(1745年)に建てられた国指定重要文化財。
大きく反り上がる屋根の下には、朱塗りの木組みと精巧な彫刻が施され、参拝前に身と心を清める場でありながら、建築美もじっくり味わえる見どころです。
水鉢を満たす清らかな水は、富士山の霊峰から湧き出る八葉の泉の水を引いたものとされています。
緑に包まれた境内の中で、ひときわ華やかな存在感を放っています。

富士山信仰を伝える、荘厳な拝殿
享保24年(1739年)頃に建立された壮麗な「拝殿」です。
国の重要文化財に指定されており、長い年月を経て深みを増した朱塗りの建物からは、圧倒的な格式と風格が漂います。
正面の軒下に施された、今にも動き出しそうな鳳凰や龍の緻密な彫刻は見事の一言。
歴代の開拓者や富士山を仰ぎ見てきた人々が、時代を超えて祈りを重ねてきた神聖な場所です。

樹齢1000年を超える2大巨木(ご神木)
拝殿の前には、圧倒的な太さの巨木がそびえ立っています。

冨士太郎杉
樹齢約1000年。
どっしりとした佇まいでパワーを放ちます。

冨士夫婦檜
2本の幹が途中で1つに結ばれていることから、縁結びのシンボルとされています。

重要文化財「村上光清の燈籠」
拝殿の左に進むと現れる「村上光清同行の燈籠」。
これは江戸時代に富士山信仰「村上講」を率い、神社の造営に私財を投じて大貢献した村上光清が奉納したものです。
木造の意匠や細やかな透かし彫り、華やかな色彩など、当時の職人技が詰まった傑作として国の重要文化財に指定されています。
現在の美しい神社があるのは彼のおかげと言っても過言ではない、歴史の立役者を身近に感じられるスポットです。

木漏れ日にきらめく緑の屋根、新緑の「七色もみじ」
日当たりや季節の移り変わりによって、緑、黄、赤など「七色」に変化することからその名がついた、境内屈指のフォトスポット。
大切に支えられた大きな枝から降り注ぐ木漏れ日と、鮮やかなグリーンのコントラストは息をのむ美しさです。

社殿に寄り添うもう一つの巨木「次郎杉」
太郎杉が拝殿の左手前で堂々と迎えてくれるのに対し、こちらの「次郎杉」は社殿のすぐ左奥で建物を包み込むように立っています。
歴史ある建築物の屋根を縫うように天へと真っ直ぐ伸びる姿からは、自然と神域が長い年月をかけて一体となってきた神秘的な時の流れを感じられます。

夫婦円満を願う、相生の梅
本殿のわきに立つ「夫婦うめ」。
二本の幹が寄り添いながら枝を広げる姿は、長い年月をともに歩む夫婦のよう。
北口本宮冨士浅間神社の荘厳な空気の中で、ふっと心が和む場所です。

武田信玄ゆかりの、華麗な東宮本殿
北口本宮冨士浅間神社の東宮本殿は、永禄4年(1561年)に武田信玄が川中島の戦いの戦勝祈願として再建・造営したと伝わる国指定重要文化財。
朱と黒を基調にした社殿に、極彩色の彫刻や金具が映える美しい建築です。
深い森に包まれて佇む姿からは、富士山信仰と戦国の歴史が重なり合う、特別な存在感が感じられます。

伝説の職人・左甚五郎作と伝わる「恵比寿社」
本殿の真裏に建つ、国の重要文化財「恵比寿社」。
こちらに施されている、鯛を抱えた愛らしい「えびす様」の彫刻は、あの江戸時代の天才職人・左甚五郎の作と伝えられています。
隣に並ぶ大黒様とともに、福の神が静かに参拝客の商売繁盛や幸福を見守ってくれる、境内屈指の金運・開運パワースポットです。

浅野氏重が造営した重要文化財「西宮本殿」
本殿の西側に端然と佇む「西宮本殿」。
現在は天照大神(アマテラスオオミカミ)をはじめとする神々を祀っていますが、実は文禄3年(1594年)に谷村城主・浅野氏重が建立した“一代前の本殿”そのものです。
現在の本殿が新築された際にこの場所へお遷しされましたが、かつて富士山信仰の中心として無数の祈りを受け止めてきた、堂々たる風格と圧倒的な霊気が今も満ちあふれています。

富士山の女神が鎮座する「本殿」
多くの人が手前の拝殿(お賽銭箱がある建物)だけでお参りを終えてしまいますが、実は横に回り込むと、主祭神の木花開耶姫命が実際に祀られている「本殿」を間近に拝むことができます。
元和元年(1615年)に建てられた、国指定の重要文化財です。
ずらりと並ぶ赤い奉納幟(のぼり)の奥に佇むその姿からは、圧倒的な神気と歴史の重みがダイレクトに伝わってきます。

ずらりと並ぶ境内社(末社)の圧巻パワー
境内の西側に足を進めると、鮮やかな朱塗りの小さなお社が綺麗に一列に並ぶ光景に出会えます。
ここには日本全国の様々な神様(摂末社)が祀られており、まるで富士山の女神を囲むように神々が集う、隠れた開運エリアです。
初夏のまばゆい新緑の葉が、神様たちの空間を優しく包み込むかのように美しく映えています。

ここから富士山頂へ!歴史を紡ぐ吉田口の起点登山門と祖霊社
本殿の右奥へと進むと現れる、厳かな木造の鳥居。
これこそが、山頂へと続く本物の「富士登山道 吉田口」の起点(登山門)です。
そして鳥居の奥にひっそりと佇むのが、富士山信仰(富士講)の発展に尽力した先達を祀る「祖霊社」です。
爽やかな青もみじの隙間から差し込む木漏れ日が、かつてここから山頂を目指した多くの登山者たちの祈りを今も優しく照らしているかのようです。

日本3奇祭「吉田の火祭り」の舞台!重要文化財「諏訪神社」
「諏訪神社」は、実は浅間神社が建つ前からこの地を護ってきたと言われる古社です。
現在の社殿は貞享4年(1687年)に建立されたもので、毎年8月26日・27日に行われる日本3奇祭の一つ「吉田の火祭り(秋季例大祭)」の中心となる非常に重要な神社です。

社殿の左右をよく見ると、左側には珍しい富士山の形をした赤い「明神神輿」、右側には「御影神輿」が奉安されています。
お祭りの主役たちが静かに開山の時を待つような、独特の熱量と厳かな空気が満ちているスポットです。

江戸時代から残る、歴史ある社務所
北口本宮冨士浅間神社の社務所は、寛保元年(1741)に建てられた国指定重要文化財。
唐破風の玄関が印象的なこの建物は、かつて「斎浄所」や「御供所」などとも呼ばれ、富士山信仰を支えた場のひとつでした。
現在も社務所として使われながら、江戸時代の面影を今に伝えています。
📜 北口本宮冨士浅間神社の創建と歴史
北口本宮冨士浅間神社の歴史は、今から1900年以上前まで遡ります。
始まりは「日本武尊(ヤマトタケルノミコト)」の足跡
西暦110年、東征の途中にこの地を訪れた日本武尊が、富士山の雄大な姿を遥拝しました。
その際、「富士の神山には北方から登拝しなさい」と言葉を残し、祠を建てたのが始まりとされています。
富士山信仰の中心地へ
その後、788年に甲斐国守によって現在の場所に社殿が建てられました。
江戸時代には、富士山を信仰する人々(富士講)が爆発的に増加。
ここが「富士山吉田口登山道」の起点となり、旅人たちが道中の安全を祈る聖地として栄えていきました。
🌸 ご祭神と授かれるご利益
この神社には、富士山の女神をはじめとする3尊の神様が祀られています。
主祭神
木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト):桜のように美しく、力強い富士山の女神。
相殿神
彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト):木花開耶姫命の息子。
大山祇神(オオヤマツミノカミ):木花開耶姫命の父親であり、山の総氏神。
✨ 期待できるご利益
女神をお祀りしていることから、特に女性の幸せや良縁に関する強いパワーをいただけます。
縁結び・恋愛成就・子宝・安産・家庭円満・火防・商売繁盛
富士吉田・忍野周辺の御朱印めぐり関連記事
富士山麓の富士吉田・忍野エリアには、浅間神社を中心に歴史ある神社が点在しています。
御朱印の受付時間や初穂料、アクセス、駐車場、実際の参拝時の混雑状況を現地レポで紹介しています。
・冨士山下宮小室浅間神社の御朱印を現地レポ
・新倉富士浅間神社の御朱印を現地レポ
・忍野八海浅間神社の御朱印を現地レポ
・新屋山神社の御朱印を現地レポ
・新倉山浅間公園の桜まつり混雑対策まとめ
⛩ 参拝後記
北口本宮冨士浅間神社は、正面の拝殿だけでなく、本殿の裏側に回り込むことで、武田信玄ゆかりの東宮本殿や、本物の富士山登山口など、何倍もの深い歴史とパワーに触れることができます。
初夏の爽やかな青空とみずみずしい新緑に包まれた境内は、歩くだけで心と体がすっきりと整っていくのを感じられるはずです。
富士五湖エリアを訪れる際は、ぜひ時間をかけてゆっくりと参拝してみてくださいね!
2026.06.04 17:54 | -Goshuindo-
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