善光寺の御開帳とは?
― 7年に一度の特別なご縁をわかりやすく解説 ―
善光寺で行われる「御開帳(ごかいちょう)」は、数え年で7年に一度開催される特別な行事です。
全国から数百万人の参拝者が訪れる、日本でも有数の聖なる儀式として知られています。
御開帳とは何か?
善光寺の御本尊は「一光三尊阿弥陀如来」。
これは誰も見ることができない「絶対秘仏」です。
普段はその姿を直接拝むことはできません。
そこで期間中のみ、御本尊の分身である「前立本尊(まえだちほんぞん)」が本堂に安置され、特別なご縁を結ぶことができるようになります。
回向柱に触れて功徳を得る
御開帳の象徴といえば、本堂の前にそびえ立つ高さ約10メートルの大柱「回向柱(えこうばしら)」です。
この柱は「善の綱」と呼ばれる紐で御本尊の右手と結ばれており、柱に触れることで御本尊と結縁し、直接触れたのと同じご利益があると信じられています。
この柱に触れることは、御本尊と直接触れ合うのと同じこと。
その一触れが、計り知れない功徳(ご利益)をもたらすと信じられ、多くの参拝者が願いを込めて列を作ります。
▲ 前立本尊と回向柱を結ぶ「善の綱」のイメージ図
江戸時代から続く、庶民の願い
その歴史は江戸時代にまで遡ります。
当時はお寺の修繕費を集める役割もありましたが、何より「普段は拝めない仏様と、一生に一度でいいからご縁を結びたい」という人々の切実な願いが、今の熱狂へと繋がっています。
歴史と信仰が息づくこの特別な行事。
次の御開帳のタイミングで、あなたもその「ご縁」を体験してみませんか。




















