武田神社の御朱印|受付時間・初穂料・アクセス・境内の見どころを紹介【山梨県甲府市】

【山梨・甲府】勝運のパワースポット!武田信玄公を祀る「武田神社」|躑躅ヶ崎館の記憶と見どころ徹底ガイド


山梨県甲府市にある武田神社へ参拝し、御朱印をいただいてきました。
参拝日:【2026年5月13日】

この記事では、武田神社の御朱印、御朱印の受付時間、初穂料、アクセス、境内の見どころ、実際に参拝したときの混雑状況を紹介します。

📋 基本情報
武田神社(たけだじんじゃ)
所在地:山梨県甲府市古府中町2611
駐車場:あり(無料)9:00~16:00
アクセス:JR中央本線「甲府駅」北口から山梨交通バス(武田神社行または積翠寺行)で「武田神社」バス停下車すぐ(徒歩の場合は駅から約30分)、中央自動車道「甲府昭和IC」から約30分

📝 参拝情報
参拝:時間9:00 〜 16:00
境内拝観料:無料
宝物殿拝観料:大人 500円/小人(小中学生) 250円(9:30〜16:00、毎週水曜休館)
・管理人の参拝状況
参拝した時間帯:平日の午前中(10:15ごろ)
境内の混雑状況:参拝者は40人~50人程度いました
御朱印の待ち時間:約5分くらい
滞在時間:境内の散策や写真撮影含め20分程度
(宝物館や館跡まで見ると35~60分程度かかりそうです)

🖌️ 御朱印の種類と初穂料
武田神社では現在、3種類の御朱印がいただけます。
・通常御朱印
「風林火山」の軍配団扇の印が押されたシンプルな御朱印、直書きで拝受できます。
・見開き御朱印(武田信玄公の立ち姿/座り姿)
切り絵作家の百鬼丸氏が手掛けた信玄公の切り絵作品が「印刷」された書置き御朱印
初穂料:各500円
受付場所:社殿向かって右手の御朱印記帳所
受付時間:9:00〜16:00
※御朱印の受付時間や初穂料は変更される場合があります。
参拝前に公式サイトや現地案内で最新情報をご確認ください。

山梨県甲府市にある最強のパワースポット「武田神社」。
戦国時代の名将・武田信玄公をご祭神として祀るこの神社は、強力な「勝運」を授かれる場所として全国から多くの参拝者が訪れます。
境内には歴史的な遺構や不思議なパワースポットが点在しており、見どころが満載!
境内の魅力から、かつての面影を残す周辺の史跡まで、写真とともにレポートします!

今回いただいた御朱印は2種類
武田神社の通常御朱印
「風林火山」の軍配印が押された通常御朱印
直書きでいただきました。

武田神社の見開き御朱印(信玄公座り姿)
信玄公座り姿の見開き御朱印
切り絵作家の百鬼丸氏が手掛けた信玄公の切り絵作品が「印刷」された書置きの御朱印です。

武田神社の神橋
いざ、勝運の神様のもとへ!神橋から見上げる石垣と鳥居
青空に映える朱色の橋と、青々とした新緑が最高に美しい!
この神橋の先には、かつての躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた)の立派な石垣が左右にそびえています。
神社でありながら、まるでお城のような佇まいに圧倒。
ここから強い勝運をいただいてきます!

武田神社の大鳥居
青空に映える、武田神社の圧倒的な大鳥居!
青空と新緑に包まれた大きな鳥居が本当に綺麗で、一歩足を踏み入れるだけで心がしゃきっと引き締まるような、特別な空気感に満ちあふれていました。

境内の見どころ巡り!不思議なパワースポットと歴史の痕跡
一歩境内に足を踏み入れると、厳かな空気が流れています。
まずは参拝の前にじっくり巡りたい境内の注目スポットをご紹介します。

武田神社の三葉の松
三葉の松(さんようのまつ)
信玄公が信仰していた高野山から種が飛来したと伝えられる奇跡の松。
通常の松葉は2本ですが、ここは珍しい「3本」の葉を持ちます。
晩秋に黄金色になって落葉した松葉を財布に入れると、「金運アップ」のご利益があると言われています。

武田神社の手水舎
手水舎(ちょうずや)
参拝前に心身を清める手水舎。
武田神社の手水舎は、武田家の家紋である「武田菱(たけだびし)」の形をした珍しい石造りになっています。

武田神社の姫の井戸
姫の井戸(ひめのいど)※現在は停止中
信玄公の息女が誕生した際に、産湯(うぶゆ)として使われたと伝わる名水です。
武田氏館時代の生活の中心にあった重要な井戸で、かつては名水を持ち帰ることもできましたが、現在は諸事情により水が停止されています。
お水を頂くことはできませんが、歴史的な遺構としてその佇まいを見ることができます。

武田神社の武田水琴窟
武田水琴窟(たけだすいきんくつ)※現在は停止中
姫の井戸のすぐ近くにある水琴窟。
地中に埋められた甕(かめ)に水滴が落ちることで琴のような音色を響かせる仕掛けですが、こちらも現在は停止中のため、音色を聴くことはできません。

武田神社の信玄公ご使用井戸
信玄公ご使用井戸(しんげんこうごしよういど)
当時からこの館で暮らす人々の生活を支えていた、歴史ある古井戸です。
戦国時代の日常が今もそのまま残っているかのような不思議な感覚を味わえます。
写真は2009.5.23に旦那が撮影したものです。

武田神社の神楽殿
神楽殿(かぐらでん)
境内の一角に佇む立派な神楽殿(甲陽武能殿)。
例大祭や「武田の杜薪能」などの行事の際には、神楽の奉納や様々な催しが行われ、境内の文化的な中心地となっています。 

武田神社の拝殿と二の鳥居
緑に包まれた拝殿と、心を清める二の鳥居
鳥居越しに見る拝殿が本当に美しい。
木漏れ日と澄んだ空気が最高に気持ちよくて、心がすっきりとリフレッシュされる特別な場所でした!

武田神社の拝殿
武田神社の拝殿
威風堂々とした佇まい!「拝殿」で勝運を祈願
鳥居をくぐり、いよいよ拝殿へ。
周囲を豊かな緑に囲まれた拝殿は、非常に厳かで、背筋が自然と伸びるようなパワーに満ちています。
ご祭神である武田信玄公は、生涯の数々の戦いで抜群の強さを誇ったことから、ここでは「勝運」のご利益をいただけます。
この勝運は、勝負事だけでなく「人生そのものに勝つ」「自分自身の弱さに克つ」という意味も含まれています。
新しい挑戦を控えている方や、一歩踏み出す勇気が欲しい方は、ぜひここで熱い願いを届けてみてください。

武田神社の躑躅ヶ崎館跡案内板
武田神社の歴史、元は武田氏三代の居館「躑躅ヶ崎館」
武田神社をより深く楽しむために、その歴史についても触れておきましょう。
実はこの神社、大正8年(1919年)に創建された比較的新しい神社ですが、建っている場所自体が超一級の歴史的遺構なのです。
ここはかつて、信玄公の父・信虎公、信玄公、そして勝頼公までの武田氏三代が、約60年間にわたって居住した「躑躅ヶ崎館跡」(国の史跡)です。
 戦国大名の多くは堅固な天守閣を持つ「城」に住みましたが、信玄公は
「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」
という名言の通り、強固な城を築かず、この平城(居館)で政務を行いました。
境内の周囲をぐるりと囲む水堀や、当時のまま残る土塁・石垣からは、戦国最強と謳われた武田軍団の歴史の息吹がリアルに伝わってきます。

武田神社、武田氏館跡の案内板
旧大手門前に広がる「大手門東史跡公園」へ寄り道
武田神社を参拝した後は、鳥居を出てすぐ東側(旧大手門の前)にある「大手門東史跡公園」にもぜひ足を延ばしてみてください。
かつての躑躅ヶ崎館の「大手門(正門)」があったとされるエリアで、現在は歴史公園として整備されています。
武田神社、躑躅ヶ崎館の大手門
大手門跡

公園内では、発掘調査によって確認された当時の石垣や、三日月堀(三日月の形をしたお堀)の跡が分かりやすく復元されています。
武田神社、躑躅ヶ崎館跡の三日月堀
三日月堀

館の“正門”ならではの厳重な防御の仕組みを目の前で見ることができ、お城ファン・歴史ファンにはたまらない隠れた名スポットです。

さらにディープな歴史旅!詰城として築かれた「要害山城」
要害山城登城口に建つ城址碑と案内板
登城口に建つ城址碑と案内板
躑躅ヶ崎館を訪れたら、セットで知っておきたいのが、武田神社から北東に約3キロほど進んだ場所にある「要害山城(ようがいさんじょう)」です。
この城は、永正17年(1520年)6月、信玄公の父・武田信虎によって、躑躅ヶ崎館の「詰城(つめじろ)」として築かれました。
平時の居館である躑躅ヶ崎館に対し、敵が攻め込んできた際の「最後の砦」として用意された険しい山城です。
要害山城門跡
要害山城 虎口の門跡

要害山城主郭(本丸)跡
要害山城 主郭跡
実は、大永元年(1521年)に駿河の今川氏の軍勢が甲府に迫った際、信虎の正室・大井夫人はこの要害山城に避難し、そこで武田信玄公(幼名・勝千代)を出産したと伝えられています。
つまり、信玄公誕生の地でもあるのです。
現在は本格的なトレッキングコース(日本続100名城)となっており、山頂付近には今も曲輪(くるわ)や堀切などの遺構が色濃く残っています。

💡 武田神社からのおすすめ御朱印巡りルート
武田神社の周辺には、あわせて参拝しやすい御朱印スポットもあります。
山梨県護国神社の御朱印(車で約3分)
甲斐善光寺の御朱印(車で約8分)
東光寺の御朱印(車で約10分)
同じエリアで御朱印巡りをする場合は、ぜひチェックしてみてください。

⛩️ 参拝後記
現在の武田神社は、「姫の井戸」のお水や「武田水琴窟」の音色をお休みしているなど一部変更はありますが、一歩歩くごとに戦国時代のドラマや信玄公の足跡を感じられる素晴らしい場所であることに変わりはありません。
金運の松葉を探したり、周辺の史跡や要害山城で当時の防衛戦略に思いを馳せたりと、ディープな歴史旅を楽しむことができます。
みなさんもぜひ、甲府を訪れた際は武田神社へ足を運び、信玄公から最強の「勝運」パワーを分けてもらってくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
2026.05.27 18:02 | -Goshuindo-

法蓋山 東光寺の御朱印|受付時間・志納料・アクセス・境内の見どころを紹介【山梨県甲府市】

【山梨・甲府】武田信玄が愛した「甲府五山」東光寺へ!奇跡の仏殿と戦国武将の哀哀たる歴史を巡る旅


山梨県甲府市にある法蓋山 東光寺へ参拝し、御朱印をいただいてきました。
参拝日:【2026年5月12日】

この記事では、東光寺の御朱印、御朱印の受付時間、志納料、アクセス、境内の見どころ、実際に参拝したときの混雑状況を紹介します。

📋 基本情報
法蓋山 東光寺(ほうがいさんとうこうじ)
所在地:山梨県甲府市東光寺3-7-37
駐車場:あり(無料)
アクセス:JR身延線「善光寺駅」から徒歩約15分

📝 参拝情報
拝観時間:9:00〜17:00
定休日:無休
拝観料:庭園拝観料 300円(中学生以下は無料)

・管理人の参拝状況
参拝した時間帯:平日の15:30頃
境内の混雑状況:すいていました
御朱印の待ち時間:約5分
滞在時間:境内の散策などを含め20分くらい

🖌️ 御朱印の種類と志納料
御朱印の種類:薬師如来の1種類のみ
志納料:300円
受付場所:本堂隣の寺務所にてご対応いただけます。
受付時間:9:00〜16:00
※御朱印の受付時間や志納料は変更される場合があります。
参拝前に公式サイトや現地案内で最新情報をご確認ください。

山梨県甲府市にある臨済宗妙心寺派の古刹「東光寺」。
有名な「甲斐善光寺」から西へ徒歩10分ほどの場所に静かに佇むこのお寺は、実は武田信玄公や戦国時代のドラマが色濃く残る、歴史ファン必見のスポットなんです。
織田信長の焼き討ちや大空襲をくぐり抜けた「奇跡の仏殿」や、息をのむほど美しい日本庭園など、見どころ満載の東光寺の魅力を写真とともにレポートします!

今回いただいた 東光寺の御朱印
法蓋山 東光寺の御朱印
御朱印はこの1種類のみ
直書きでいただいたご本尊・薬師如来の御朱印です。

法蓋山 東光寺の 山門
まずはここから!歴史の重みを感じる東光寺の「山門」
駐車場から境内の入り口を進むと見えてくるのが、堂々とした佇まいの山門。
この山門は、今から約200年前の江戸時代に建てられた四脚門(しきゃくもん)です。
建築的な見どころは、屋根のトップにある箱棟(はこむね)に刻まれた「武田菱」。
甲府五山の一つとして武田氏と深い関わりを持ってきた歴史を今に伝えています。
門に掲げられた「灋蓋山(ほうがいさん)」の扁額や、中央に安置されたお地蔵様など、細部まで見応えたっぷり。
ここをくぐり、静かな参道を通って奥の境内へと進んでいきます。

法蓋山 東光寺の中門
境内をさらに奥へ。歴史を繋ぐ「中門」と鐘楼の美しい景観
山門をくぐり、静かな参道を少し進むと見えてくるのがこの「中門」です。
門のすぐ左奥には立派な鐘楼がそびえ立っていて、この2つが並ぶ姿はとっても絵になります!
ここから先はいよいよ、国指定重要文化財の仏殿がある東光寺の核心部。
一歩足を踏み入れると、空気がピシッと変わるような心地よい緊張感が味わえますよ。

法蓋山 東光寺の水鉢
中門で見つけた!ほっこり癒やされる可愛い「水鉢」
中門の真ん中にちょこんと置かれていたのが、こちらの小さな「水鉢」です。
ピンクや黄色のお花が浮かべられていて、それだけでも可愛いのですが、よく見ると小さな兜(かぶと)と鯉のぼりの飾りが!
季節感たっぷりの演出に思わずほっこりしてしまいました。
鉢の上には仲良く並ぶ可愛らしい石像も佇んでいて、お寺の優しさとこだわりがギュッと詰まった、隠れたフォトスポットです。

法蓋山 東光寺の鐘楼
中門のすぐ隣に!歴史が刻まれた重厚な「鐘楼」
中門をくぐると、すぐ左手に見えてくるのがこの立派な「鐘楼」です。
永い年月を経て深く色づいた木の柱と、青々としたもみじのコントラストが本当に綺麗で、どこから切り取っても絵になります。
鐘(梵鐘)の形もとても美しく、この静かな境内にどんな除夜の鐘が響き渡るんだろう…と、想像するだけで風情を感じてしまいました。
周囲の豊かな自然にそっと溶け込むような、とっても素敵な景観でした。

法蓋山 東光寺の竹のトンネル
まるで別世界への入り口!仏殿へと誘う美しい「竹のトンネル」
境内の奥へ進むと、パッと目を引く見事な「竹のトンネル」が現れました!
細くしなやかな竹が幾重にも美しいアーチを描いていて、まるで異世界へ繋がる秘密の通路のよう。
トンネルの中に一歩足を踏み入れると、隙間から差し込む木漏れ日がとても幻想的で、どこか神秘的な雰囲気が漂っています。
そして、この竹のアーチの先に見えてくるのが、国の重要文化財に指定されている「仏殿」です。
お寺の素敵なセンスと、歴史ある建物が融合した、とっておきのフォトジェニックな空間でした!

法蓋山 東光寺の国指定重要文化財「東光寺仏殿(薬師堂)」
戦火を免れた室町期の遺構。禅宗様の美が凝縮された「国指定重要文化財・仏殿」
竹のアーチに導かれた先にある「東光寺仏殿」は、大永年間(1521〜1528年)の建立と推定される、山梨県内でも屈指の貴重な室町時代建築です。
建築様式は、当時の最先端だった中国由来の「禅宗様(唐様)」が取り入れられています。
緩やかな曲線を描く入母屋造の屋根(現在は桧皮葺)や、細い横木を並べた美しい桟唐戸(さんからど)、繊細な組物など、細部まで中世の贅を尽くした意匠が見どころです。
織田信長による甲斐侵攻や第二次世界大戦の戦火から奇跡的に焼け残った、まさに甲府の歴史の生き証人とも言える名建築。
お堂の前にある古い石灯籠とともに、風格ある佇まいを見せています。

東光寺仏殿、「2度の奇跡」
天正10年(1582年)、織田信長による甲州征伐の兵火で諸堂が焼き払われた際、なぜかこの仏殿だけが焼け残りました。

昭和20年(1945年)の甲府大空襲でも本堂などが全焼する中、またしてもこの仏殿だけが奇跡的に焼け残ったのです。

仏殿の中の柱には、織田軍が乱入した際についたとされる「刀傷」が今もリアルに残っており、当時の戦火の凄まじさを目の当たりにすることができます。

法蓋山 東光寺の本堂
昭和に蘇った名刹の象徴。武田菱の意匠が光る現代の本堂建築
仏殿のすぐ近くに構えるのが、こちらの大きな「本堂」です!
白を基調としたとても綺麗で現代的な建物ですが、屋根の形や窓のデザインにはお寺ならではの伝統美がたっぷり。
一番の注目ポイントは、正面の真ん中にある大きな「花頭窓(かとうまど)」のような意匠!
よく見るとここにも武田家の「武田菱」がデザインされていて、見つけた時はちょっと嬉しくなりました。
階段の手前には綺麗に手入れされた緑や鉢植えが並び、モダンでありながら境内全体の豊かな自然や歴史にすっと溶け込んでいる、素敵なお堂です。

東光寺の歴史、平安から鎌倉、そして戦国へ
東光寺の歴史はとても古く、その始まりは平安時代にまで遡ります。
もともとは甲斐武田氏の始祖である新羅三郎義光が保安2年(1121年)に建立(または再興)した密教寺院「興国院」という名のお寺でした。
その後、鎌倉時代に鎌倉・建長寺を開いた中国の名僧・蘭渓道隆(大覚禅師)によって禅宗寺院として再興され、「東光寺」へと改められました。
やがて戦国時代を迎えると、武田信玄公が甲府の城下町を守るために定めた5つの重要な禅寺「甲府五山」の一つとして、手厚い保護を受けるようになります。

信玄公の苦悩が刻まれた「戦国武将とのかかわり」
東光寺を語る上で外せないのが、武田家を揺るがした哀しい歴史のエピソードです。
境内には、戦国時代の荒波に飲まれた2人の武将の墓所があります。
・諏訪頼重の自刃
信玄公が信濃の諏訪地方へ侵攻した際、捕らえられた諏訪の領主・諏訪頼重(信玄公の側室・諏訪姫の父親)がこの東光寺に幽閉され、最期は自刃を遂げました。
・長男・武田義信の幽閉と悲劇
さらに悲劇は続きます。
信玄公の嫡男(長男)である武田義信は、父の駿河(今川領)侵攻の方針に反対したため謀反の疑いをかけられ、この東光寺に監禁されてしまいました。
そして、若くしてこの世を去ることになります。
本堂の裏手には、今もこの2人のお墓がひっそりと並んで建てられており、武田家が辿った厳しい宿命を今に伝えています。

法蓋山 東光寺のご神木
見上げる大迫力!パワーをもらえる東光寺の「御神木」
仏殿のすぐ近くで、ひときわ天高くそびえ立っている大きな木を見つけました!
幹にしめ縄が優しく結ばれた、お寺の「ご神木」と思われる大変立派なスギの木です。
下から見上げると、青空に向かってまっすぐ伸びる力強い枝葉に圧倒されてしまいます。
木の足元にはたくさんの古い石仏が静かに並んでいて、この場所だけさらに特別な空気が流れているかのよう。
旅の途中にそっと手を合わせて、たくさんのエネルギーをもらえる癒やしのパワースポットでした。

旅の締めくくりは、名僧が手がけた「山梨県指定名勝の庭園」へ
仏殿を参拝した後は、本堂の裏手にある名勝・東光寺庭園へ(拝観料300円)。
中興の祖である蘭渓道隆が作ったと伝わる「池泉鑑賞式庭園」で、山の傾斜を巧みに利用したダイナミックな石組が見事です。
池には美しい錦鯉が泳ぎ、5月頃には瑞々しいアヤメの花が咲き誇ります。
戦国の激動の歴史に思いを馳せたあと、この静寂な庭園を眺めていると、まるでタイムスリップしたかのような贅沢なひとときを過ごせますよ。

💡東光寺からのおすすめ御朱印巡りルート
東光寺の周辺には、あわせて参拝しやすい御朱印スポットもあります。
甲斐善光寺の御朱印(徒歩約10分)
圓光院の御朱印(車で約8分)
武田神社の御朱印(車で約10分)
山梨県護国神社の御朱印(車で約10分)
同じエリアで御朱印巡りをする場合は、ぜひチェックしてみてください。

⛩️ 参拝後記
境内を歩くと、甲府の地に息づく武田氏の歴史、禅寺としての格式、そして幾度の災禍を越えて残された文化財の重みを感じることができます。
東光寺は、甲府の寺社巡りや歴史散策の中でも、ぜひ立ち寄りたい一寺です。
2026.05.27 13:37 | -Goshuindo-

大蔵経寺の御朱印|受付時間・志納料・アクセス・境内の見どころを紹介【山梨県笛吹市】

【山梨・石和温泉】1300年の古刹「大蔵経寺」の見どころ完全ガイド!圧巻の天井画と美しい庭園に感動


山梨県笛吹市石和町にある松本山 大蔵経寺へ参拝し、御朱印をいただいてきました。
参拝日:【2026年5月12日】

この記事では、大蔵経寺の御朱印、御朱印の受付時間、志納料、アクセス、境内の見どころ、実際に参拝したときの混雑状況を紹介します。

📋 基本情報
松本山 大蔵経寺(しょうほんざんだいぞうきょうじ)
所在地:山梨県笛吹市石和町松本610
駐車場:あり
アクセス:JR中央本線「石和温泉駅」北口より徒歩約5分

📝 参拝情報
拝観時間:9:00~16:30(拝観の受付は16:00まで)
※寿老尊(甲斐石和温泉七福神)のお参りや境内の見学は無料ですが、庭園・現代仏画の拝観には拝観料400円が必要です。

・管理人の参拝状況
参拝した時間帯:平日の午後1時過ぎ頃
境内の混雑状況:すいていました
御朱印の待ち時間:約5分
滞在時間:庭園・現代仏画の拝観と写真撮影を含めて約50分くらい

🖌️ 御朱印の種類と志納料
御朱印の種類
通常御朱印は3種あり、直書きでいただけます。
・不動明王
・寿老尊
・三面大黒天
志納料:300円
・特別御朱印「金文字龍梵字朱印」
※書き置きのみ
志納料:500円
受付場所:山門を進んだ先の庫裡にある拝観受付にてご対応いただけます。
受付時間:9:00〜16:00
※御朱印の受付時間や志納料は変更される場合があります。
参拝前に公式サイトや現地案内で最新情報をご確認ください。

歴史と自然に恵まれた山梨県・石和温泉。
そのすぐ近くに、1300年以上の歴史を紡ぐ古刹があるのをご存じですか?
今回は、武田信玄や徳川家康にも深く愛され、見事な庭園や仏画が迎えてくれる「大蔵経寺」の魅力を写真とともにレポートします!

今回いただいた大蔵経寺の御朱印
大蔵経寺の御朱印
力強い墨跡に魅了される「三面大黒天」の直書き御朱印
本堂を背景に、授かったばかりの美しい御朱印を撮影した素敵な一枚です。
中央に大きく書かれた「三面大黒天」のダイナミックな筆遣いと、鮮やかな朱印のコントラストが見事に映えています。
新緑の美しい境内の空気感まで伝わってくるようです。

大蔵経寺の御成門
歴史と格式を感じる、大蔵経寺の「御成門」
かつて甲府城代が毎月17日に武運長久祈願の為に参拝した際に通ったという門で、重厚な瓦屋根と繊細な格子の扉から、お寺の長い歴史と格調の高さが伝わってきます。

大蔵経寺の山門
大蔵経寺の玄関口、歴史を刻む荘厳な山門
青空の下、どっしりと構える山門。
門の奥からのぞく鮮やかな新緑が、この先に広がる静かで美しい境内を予感させてくれます。
歴史ある木造の門をくぐり抜ける瞬間は、いつでも心地よい緊張感とワクワク感に包まれます。

大蔵経寺の仁王像
圧倒的な躍動感!境内を護る大蔵経寺の仁王像
山門の両脇に鎮座する、力強く美しい仁王像(金剛力士像)。
その圧倒的な存在感と精巧な造形美は、参拝時にじっくりと拝観したい見どころの一つです。

大蔵経寺の本堂
新緑のベールに包まれる、大蔵経寺の美しい本堂
美しい木々や立派な庭石の奥に見え隠れする本堂は、まるで自然に優しく守られているかのよう。
青空へと続く山並みを背景に、新緑と屋根の深緑が調和する、とても爽やかで癒やされるロケーションです。

1300年の歴史を持つ「大蔵経寺」とは?
大蔵経寺は、奈良時代の養老6年(722年)に日本で最初の大僧正となった行基によって開創されたと伝わる、真言宗智山派の古いお寺です。
歴史の表舞台に大きく登場するのは室町時代。
3代将軍・足利義満の命により、甲斐国守護の武田信成がこの地に宝塔を建て、一切経(大蔵経)を奉納したことから、その名がついたと言われています。
歴代の権力者からの信仰が厚く、武田信玄が川中島の戦いの戦勝祈願に訪れたほか、江戸時代には徳川家康の祈願所にもなりました。
境内には、それぞれの武将ゆかりの貴重な宝物が今も大切に伝わっています。

大蔵経寺の青銅灯籠
境内で歴史の足跡を発見!徳川家紋入りの壮麗な青銅灯籠
境内でひときわ存在感を放っていたのが、こちらの精巧な青銅灯籠です。
上部をじっくり見てみると、そこには徳川将軍家の「三つ葉葵」の紋が刻まれていました。
大蔵経寺がかつて徳川家から厚い庇護を受け、祈願所として栄えた歴史を今に伝える貴重な遺構です。
細やかな彫刻と青銅特有の深い色合いが、新緑の中で美しく映えています。

石和温泉七福神霊場大蔵経寺の寿老尊
健康長寿を願う「寿老尊」
大蔵経寺の境内には石和温泉七福神の一尊である「寿老尊」の立派な石像が建立されています。
寿老尊は、長寿や健康、知恵を授けてくださる神様です。
優しく微笑むお顔と、どっしりとした佇まいに心が和みます。
左右にひるがえる赤い幟(のぼり)が、新緑の境内に鮮やかな彩りを添えていました。

大蔵経寺の「菊花石」
境内にあった自然の奇跡、大蔵経寺の「菊花石」
本堂の周辺を散策中、ふと目に留まったこちらの横長の石。
近づいてよく見てみると、表面のあちこちに満開の菊の花のような模様が浮き出ています。
調べてみると「菊花石」というとても貴重な鑑賞石なのだそう。
まるでお寺の庭園を彩るために、石の中に花が永遠に閉じ込められたかのような、神秘的な美しさを湛えていました。

大蔵経寺の「覚の庭」
新緑と白砂が織りなす「覚の庭」の造形美
お堂と結ばれた歴史ある縁側の向こうに、素晴らしい枯山水が広がっていました。
白砂に映る柔らかな木漏れ日と、瑞々しい初夏の緑が本当に綺麗で、ただそこにいるだけで心が洗われるような静けさに包まれます。
縁側に腰をかけてゆっくりと流れる時間を楽しむ、贅沢な参拝のひとときを過ごせました。

大蔵経寺の庭園
自然と調和する「池泉回遊式蓬莱庭園」
大蔵経寺の本堂から眺めるお庭が美しすぎて、しばらく縁側から動けなくなってしまいました。
青々と茂る丸いツツジと、ゴツゴツとした岩のコントラストが本当に見事。
優しく流れる水の音だけが響く空間で、日々の忙しさを忘れて思いきり深呼吸したくなるような、最高の癒やしスポットです。
拝観料400円でこの絶景を独り占めできるなんて、本当に贅沢な時間でした。

大蔵経寺の仏画
本堂を見守る、圧倒的スケールの巨大天井画
大蔵経寺の本堂で見上げた、大迫力の天井画。
伝統的なお寺の空間に、この鮮烈な赤とゴールドで描かれた龍が本当に映えていて、思わず言葉を失いました……。
まるで天井から龍が今にも飛び出してきそうなほどの躍動感とパワーに満ちていて、ただ見上げているだけで運気がぐんぐん上がっていくような不思議な感覚に。
石和温泉に来たら絶対に見るべき、最高のアートスポットです!

大蔵経寺境内から見上げた大蔵経寺山
お寺の裏手は北斎ゆかりの絶景スポット!
お寺をお参りした後は、すぐ裏手に構える「大蔵経寺山(標高715.6m)」にも注目です。
お寺の脇から登山道が伸びており、約30分ほど登った「第一展望台」は、あの葛飾北斎が『冨嶽三十六景』の一図「甲州伊沢暁」を描いた場所とされています。
ここから見下ろす甲府盆地と、遠くにそびえる富士山の景色はまさに絶景です。

周辺の御朱印スポット
大蔵経寺の周辺には、あわせて参拝しやすい御朱印スポットもあります。
甲斐善光寺の御朱印(車で約12分)
差出磯大嶽山神社の御朱印(車で約13分)
甲斐國一宮 浅間神社の御朱印(車で約15分)
同じエリアで御朱印巡りをする場合は、あわせて巡るのもおすすめです。

⛩️ 参拝後記
歴史、アート、絶景、そして温泉。
そのすべてを一度に満喫できる「大蔵経寺」は、石和温泉エリアを訪れたら絶対に外せない隠れた名刹です。
次の週末は、日常の喧騒を離れて、1300年の歴史が息づく静かな空間へ癒やされに行きませんか?
2026.05.27 02:56 | -Goshuindo-
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