菅田天神社の御朱印|いただけない?受付場所・初穂料・国宝楯無鎧を現地レポ【山梨県甲州市】

菅田天神社の御朱印はいただけない?社務所の場所や初穂料、手水舎・狛犬など境内の見どころを実体験レビュー!


菅田天神社 (かんだてんじんじゃ)で御朱印をいただきました。

御朱印巡りをしている方なら、一度は「拝受のハードルが高い神社」の噂を耳にしたことがあるのではないでしょうか?

今回ご紹介する山梨県の菅田天神社も、まさにその一つ。
「神職の方が不在がちで御朱印がいただけないことが多い」と言われている神社です。

どきどきしながら静まり返る社務所のインターフォンを鳴らしたところ、なんと運よく女性の方がいらっしゃり、念願の書き置き御朱印を拝受することができました!

諦めずに足を運んで本当によかった、そんな感謝でいっぱいの参拝の様子を詳しく振り返ります。

菅田天神社の鳥居
📋 基本情報
[菅田天神社]
所在地:山梨県甲州市塩山上於曽1054
駐車場:無料駐車場あり
アクセス:JR中央本線「塩山駅」南口から徒歩約10分

📝 参拝情報
24時間参拝可能
拝観料:無料

🖌️ 御朱印の種類と初穂料
・通常御朱印
初穂料:300円
神職が常駐していない時間帯が多く、タイミングによっては「御朱印は受付していない」と言われるケースもあるそうです。
運よく宮司様がいらっしゃる場合は、御朱印帳への直書き対応をしていただけることもあります。
初詣期間などの繁忙期には、書き置き(紙の御朱印)が用意されている場合があります。

・特別な限定御朱印
武田氏ゆかりの国宝「楯無鎧(たてなしのよろい)」が一般公開される日(例年秋など)には、山梨県甲州市観光協会公式X などでも告知される特別な限定御朱印が授与されます。
初穂料:500円〜1,000円前後

受付時間:不定
受付場所:神門に向かって左側の社務所にてご対応いただけます。


菅田天神社の御朱印
📕 今回いただいた御朱印
事前調べで「神職の方がご不在がちで御朱印がいただけないことが多い」と聞いていたのでドキドキでしたが……
運よく女性の方がいらっしゃって、書き置きの御朱印を拝受できましたー!
めちゃくちゃ嬉しいです、神様ありがとうございます😭✨


菅田天神社の手水舎
新緑の木々に囲まれた、歴史を感じる佇まいの手水舎
鳥居をくぐり参道を進むと随神門の手前右側に味わい深い木造の手水舎があります。

柱には「お手水舎」と書かれた案内が掛けられており、周囲を囲む立派な杉の木々と相まって、とても厳かで落ち着いた雰囲気が漂っていました。

水盤に刻まれた「洗心」の文字の通り、静かな境内で冷たい水に触れていると、心がすーっと洗われていくような清々しい気持ちになります。


菅田天神社の神門
🍀 武田信玄もくぐった?甲斐の歴史を感じる格調高き随神門
菅田天神社の境内でひときわ存在感を放っているのが、こちらの見事な朱塗りの随神門です。

菅田天神社といえば、武田家代々の家督の証である国宝「楯無鎧(たてなしのよろい)」が安置されていることで知られる歴史ある古社。

一歩一歩石段を上がりながらこの立派な門を見上げていると、かつての武田信玄公や甲斐の武将たちも同じようにこの場所を訪れ、手を合わせたのだろうかと歴史のロマンに胸が熱くなります。


菅田天神社の新羅宮
🕍 武田家の至宝・国宝「楯無鎧」が眠る、神聖な「新羅宮(しんらぐう)」
随神門をくぐって石段を上った左手に、大きな御神木の後ろにひっそりと佇む白壁の建物が現れます。
これが甲斐源氏・武田氏の祖である「新羅三郎義光(源義光)」公をお祀りする「新羅宮」です。

実はここ、武田家代々の家督の証であり、窮地の際には「御旗・楯無も御照覧あれ」と誓いを立てたという、あの伝説の国宝「楯無鎧」が安置されている収蔵庫なのです。
信玄公のドラマや小説でお馴染みのあの鎧が、今まさに自分の目の前にある建物の中に格納されているなんて、なんだか信じられないくらい大興奮してしまいました。

秋の特別な一般公開日以外は中を見ることはできませんが、菅田天神社を訪れたなら絶対に外せない、歴史的にも非常に重要な見どころスポットです。


菅田天神社の狛犬
💄 よく見るとリップを塗ってる!?口の中が赤い、お茶目な狛犬たち
拝殿へ向かう途中で、とってもチャーミングな狛犬さんたちを発見しました!
なんと、お口の中と歯が綺麗にカラーリングされているんです。

右側の子は「がぉー!」と元気いっぱいに口を開けていて、左側の子はちょっとおすまし顔。
緑色の苔のお洋服を着ているみたいで、赤とお似合いでとってもオシャレ。

一見すると怖そうな顔の狛犬ですが、このお口のおかげで一気に親近感が湧いてしまい、参道歩きがさらに楽しくなる隠れた癒やしスポットでした!


菅田天神社の拝殿
🌈 美しい朱塗りの拝殿でお参り。諦めずに鳴らしたインターホンの先に
こちらが菅田天神社の拝殿です。
どっしりとした佇まいと格調高い朱塗りの社殿は、武田氏ゆかりの古社ならではの威厳に満ちています。

まずは心を落ち着かせて二礼二拍手一礼。
清々しい空気の中で参拝を済ませました。

そして、いよいよ御朱印をいただきに社務所へと向かいます。
社務所は随神門を出てすぐ右側にあります。

静まり返った社務所の様子に、

「今日はご不在かな……」

と半分諦めモードでドキドキしながらインターホンを鳴らしたところ、奥から女性の方が出てきてくださいました!

噂通り普段はご不在のことが多いようですが、この日は本当に運が良かったです。
拝受できた書き置きの御朱印は、一生の宝物になりました。

🏯 歴史と武田氏との深い関わり
平安時代の承和9年(842年)、甲斐国司の藤原伊勢雄(伊太勢雄)が勅命によって創建したと伝えられています。
当初は「神田明神」と呼ばれていましたが、寛弘元年(1004年)に菅原道真公を合祀したことから「菅田天神社」と呼ばれるようになりました。

⚔️ 武田家との絆
甲斐源氏の第5代当主・武田信光が社殿を造営し、武田氏の家宝である「御旗」と「楯無」のうち、「楯無鎧」を同社に安置して守護させました。
甲府の鬼門鎮守として、武田信玄をはじめとする歴代当主から篤く信仰され、武田勝頼が長篠の戦いへ出陣する際や、滅亡直前に息子の信勝を元服させる際にも、この神社に伝わる「楯無の鎧」の前で誓い立てをしたという劇的な逸話が残されています。

☘️ 徳川家康による再興
武田氏滅亡の際、家臣が「楯無鎧」を同社の近隣にある向嶽寺の境内(大杉の下)に埋めて隠しましたが、後に徳川家康が掘り出して再び菅田天神社に納めたと伝わっています。

数々の戦火や滅亡の危機を乗り越え、現代にまで奇跡的に遺されたこの『源氏最古の鎧』は、まさに日本の至宝と呼ぶにふさわしい圧倒的な歴史の重みを放っています。

ご祭神とご利益
菅田天神社には、主に3柱の神様がお祀りされています。

・菅原道真公(すがわらのみちざねこう)「天神さま」として親しまれる、平安時代の高名な学者・政治家です。

・五ツ瀬命(いつせのみ命 / 彦五瀬命)神武天皇の兄にあたる神様です。

・少彦名命(すくなひこなのみこと)日本神話において、大国主神とともに国造りを行った知恵と医薬の神様です。

お祀りされている神様の神徳や、武田氏の歴史に基づき、以下のようなご利益があるとされています。

・学業成就・合格祈願
学問の神様である菅原道真公のご利益です。
受験生や資格試験に挑む多くの参拝者が訪れます。

・戦勝祈願・心願成就
甲斐源氏や武田信玄公が、代々の家宝「楯無の鎧」の前で出陣の誓いを立てた歴史から、大事な勝負事への必勝祈願や、強い願いを叶える力が宿るとされています。

・健康祈願・病気平癒
医薬・医療の祖神である少彦名命の御神徳により、病気からの回復や日々の健康長寿を授かれます。

・災難除け・厄除け
武田氏が甲府から見て「鬼門(北東)」の方向にあたるこの神社を国の守りとしたことから、厄を払い、災いから身を守るご利益があると信じられています。


菅田天神社の撫で牛
🐮 武田家も仰いだ天神さまの知恵を授かる、菅田天神社の「なで牛」
国宝「楯無の鎧」を守る厳かな空気のなか、穏やかな眼差しで横たわる「なで牛」に出会いました。
自分の体の悪いところを撫でたあと、牛の同じところを撫でると身代わりになってくれるという古くからの信仰。
そっと手を合わせて、日々の健康と心願成就を祈る、静かで心地よいひとときでした。


⛩️ 参拝後記
「御朱印をいただくのが難しい」という噂にドキドキしながら訪れた菅田天神社。
しかし終わってみれば、美しい新緑と朱色の境内、歴史ロマンあふれる新羅宮、そして運よくいらした女性の方のおかげで、最高の参拝旅となりました。

神社仏閣巡りは、まさに一期一会。

「行ってみなければ分からない」からこそ、こうして無事に御朱印を拝受できたときの喜びはひとしおです。

みなさんも山梨・塩山エリアを訪れた際は、ぜひこの特別な空気感を肌で味わいに、足を運んでみてくださいね。
2026.05.26 01:47 | -Goshuindo-

差出磯大嶽山神社の御朱印|切り絵・バイク御朱印と絶景鳥居を現地レポ【山梨県山梨市】

【山梨】富士山と絶景を望む「展望の社」差出磯大嶽山神社へ!美しすぎる連立鳥居と絶景に感動


差出磯大嶽山神社(さしでのいそだいたけさんじんじゃ)で御朱印をいただきました。

山梨県山梨市に鎮座する「差出磯大嶽山神社」を参拝してきたので、その魅力をレポートします。
甲府盆地を一望できる絶景パワースポットとして有名ですが、実際に足を運んでみると、想像以上の感動が待っていました!

差出磯大嶽山神社、天空の鳥居
📋 基本情報
[差出磯大嶽山神社]
所在地:山梨県山梨市南1376-1
駐車場:無料駐車場あり
アクセス:JR山梨市駅より徒歩約20分、勝沼ICより約15分

📝 参拝情報
受付時間:9:00〜16:00(※水曜定休)
拝観料:無料

🖌️ 御朱印の種類と初穂料
・通常御朱印価格
初穂料:500円
「差出磯大嶽山神社」の文字と朱印が押された、シンプルながら力強い定番の御朱印です。

・月替わり限定御朱印
初穂料:500円〜1,000円
毎月デザインが変わる限定御朱印です。
江戸時代の神職・歌人である加茂季鷹の和歌があしらわれた見開き御朱印(1,000円)や、その時期の季節の花(5月であればバラや菖蒲など)がカラフルに描かれた御朱印(500円)などがあります。

・季節限定の「切り絵御朱印」
初穂料:1,500円
繊細なレーザーカットによる切り絵が施された見開きサイズ(約縦15cm×横21cm)の豪華な御朱印です。

「春詣切り絵」
桜の花びらと、春祭りの太々神楽で舞う神社の猫(チャイなど)が細かく表現されています。

「十二単切り絵」
神社にゆかりのある「古今和歌集」の和歌を詠む美しい十二単の女性と、寄り添う猫が描かれています。

「干支切り絵」
正月期間には、その年の干支(2026年は午)と富士山をあしらった限定切り絵が初詣に合わせて登場します。

※いずれも数量限定のため、なくなり次第終了となります。

・バイク御朱印(バイク詣)
初穂料:500円
「バイクの神社」ならではの、オートバイのシルエットがデザインされたユニークな御朱印です。
月ごとに「限定カラー(背景色やスタンプの色)」が変わるため、多くのライダーがツーリングの記念にコレクションしています。

・猫の日限定御朱印(2月)
毎年2月22日の「猫の日」に合わせて、境内社の甲斐蚕影山神社や「撫で狛猫」にちなんだ特別な切り絵御朱印などが限定頒布され、高い人気を集めています。

受付時間:9:00〜16:00(※水曜定休)
受付場所:拝殿わきの授与所にてご対応いただけます。

💌 郵送対応
遠方で参拝が難しい方のために、公式のオンライン授与所から全種類の御朱印をお取り寄せ(郵送)することが可能です。

📕 今回いただいた御朱印
差出磯大嶽山神社季節限定御朱印(5月)
季節限定御朱印
五月限定の菖蒲があしらわれたダイナミックな書体の御朱印です。

差出磯大嶽山神社春詣切り絵御朱印(数量限定)
春詣切り絵御朱印
十二単の切り絵御朱印と迷いましたが、猫ちゃんのかわいさにこちらを選びました。

差出磯大嶽山神社の絶景
⛰️ とにかく見晴らしが最高!「展望の社」からの絶景
境内についた瞬間、目の前に広がる大パノラマに圧倒されました!

差出磯大嶽山神社は「展望の社」と呼ばれているそうで、国土交通省の「関東富士見百景」にも選ばれている絶景スポット。
甲府盆地の街並みと、その向こうにそびえる山々が一望できて、とにかく見晴らしが最高です!
空気が澄んでいる日には、美しい富士山もはっきりと拝める贅沢なロケーションです。

内陸の山梨県でありながら、笛吹川沿いに突き出たこの地形が「海辺の磯」のように見えることから、古くから聖地として大切にされてきた歴史があるそうです。


差出磯大嶽山神社の境内社・笛吹稲荷神社
⛩️ 緑に映える赤が美しい!笛吹稲荷神社へ続く「連立鳥居」
今回の参拝で、私が特に心惹かれたのが境内社の「笛吹稲荷神社」へと続く参道です。
見てください、この美しい景色を!
差出磯大嶽山神社の連立鳥居
差出磯大嶽山神社の千本鳥居
階段に沿ってどこまでも続いていくかのような、鮮やかな朱色の連立鳥居(千本鳥居)。
生い茂る木々の緑と、何基も連なる赤い鳥居のコントラストが本当にステキで、どこを切り取っても絵になります。

鳥居をくぐりながら階段を一段ずつ下りていく時間は、なんだか非日常の神聖な空間に迷い込んだような、不思議でワクワクする特別な体験でした。


差出磯大嶽山神社の甲斐蚕影山神社
😺 撫で狛猫がかわいい「甲斐蚕影山神社」
健康・美容・安産にご利益があるそうで、しっかりご挨拶させていただきました(^^♪


差出磯大嶽山神社の拝殿と御朱印
🏯 差出磯大嶽山神社 拝殿
万葉の時代から数多くの和歌に詠まれてきた歴史ある地、差出の磯。
大嶽山神社の拝殿は、内陸でありながらどこか海の気配を感じさせるような、凛とした美しさに満ちていました。

📜 ご由緒
・文献に残る始まり(雨乞いの神事)
明確な創建時期は不明ですが、室町時代の文安5年(1448年)に甲府盆地を大干ばつが襲った際、この地で雨乞いの神事を行ったところ、車軸のような大雨が降り注いで人々を救ったという最古の記録が残されています。

・和歌の聖地「差出の磯(さしでのいそ)」
神社が佇む場所は、内陸でありながら笛吹川に突き出た岩肌が海辺の磯のように見えたことから、古くより「差出の磯」と呼ばれてきました。
「古今和歌集」をはじめ、松尾芭蕉や与謝野晶子など多くの歌人に愛され、40首以上もの和歌に詠まれた歴史的景勝地(歌枕)です。

主なご利益とご祭神
この神社には数多くの神様が祀られており、それぞれ専門的なご利益(御神徳)を授けてくれます。

仕事運・金運・出世
・大山祇神(おおやまつみのかみ)、山の神。事業成功・商売繁盛
・金比羅神(こんぴらしん)、海の神。金運招福・交通安全
・国常立尊(くにとこたちのみこと)、創造の神。立身出世・仕事運の向上

健康祈願・癌封じ
・少名彦命(すくなひこのみこと)、医薬・知恵の神。病気平癒や、特に「癌封じ」の健康祈願で全国から多くの参拝者が訪れます。

厄除け・開運
大雷神(おおいかづちのかみ)、雷の神。邪気を払い、厄除開運や八方除の強い力を持ちます。


差出磯大嶽山神社の安産子授け桜
🌸 新たな命を授かるパワースポット「安産子授け桜」
差出磯大嶽山神社の境内で、安産祈願や子宝・子授けの信仰を集めているのが、舞殿のすぐ横にある御神木「安産子授け桜」です。

木の根本には、安産の象徴である「戌(いぬ)」にちなんだ愛らしい親子犬の石像が置かれています。
春には美しい桜の花を咲かせ、それ以外の季節にも新緑や美しい木漏れ日で参拝者を優しく迎えてくれます。

仕事運や健康祈願と合わせて、新しい家族とのご縁や安産を願う方は、ぜひこちらの御神木にも手を合わせてみてください。


差出磯大嶽山神社に訪れた芸能人のサイン
📺 メディアも大注目!テレビ・ドラマで紹介された話題の境内
差出磯大嶽山神社は、近年多くのテレビ番組やドラマの舞台として取り上げられ、メディアからの注目度も非常に高まっています。

・特別ドラマ『ローカルアナのさがしもの』ロケ地
山梨放送(YBS)開局70周年記念オリジナルドラマのロケ地として使用され、撮影に訪れた出演者のみなさんのサインが飾られています。
・森香澄さん(主演)
・小栗有以さん(AKB48)
・マキタスポーツさん

・『マツコの知らない世界』で絶景夜景が紹介
TBS系列の人気番組「マツコの知らない世界」の「穴場夜景の世界」特集にて、神社からの見事なパノラマ夜景が紹介されました。
関東富士見百景にも選ばれているこちらの神社は、実は夜景マニアからも絶賛される隠れた夜景の名所でもあります。

歴史あるお参りスポットとしての魅力はもちろん、メディアの「聖地」としての一面も楽しめる、見どころ満載の神社です。


⛩️ 参拝後記
今回は景色を中心に楽しみましたが、こちらの神社は「バイクの神社」や「猫の神社」としても知られていて、ライダーさんや動物好きの方にも大人気だそうです。

また、漫画家さんがデザインしているという、ものすごく繊細で美しい「切り絵御朱印」や季節限定の御朱印もたくさん用意されていました。
御朱印集めが趣味の方にもたまらない神社だと思います!
山梨を訪れる際は、ぜひ足を運んでみてくださいね!
2026.05.25 12:09 | -Goshuindo-

甲斐善光寺の御朱印|鳴き龍・切り絵御朱印とお戒壇めぐりを現地レポ【山梨県甲府市】

【山梨・甲府】武田信玄が建てた「甲斐善光寺」の見どころガイド!日本一の鳴き龍とお戒壇めぐりを体験レポート


定額山浄智院善光寺(じょうがくざんじょうちいんぜんこうじ)で御朱印をいただきました。
甲斐善光寺の御朱印と山門
📋 基本情報
[定額山 浄智院 善光寺]
所在地:山梨県甲府市善光寺3-36-1
駐車場:無料駐車場あり
アクセス:JR身延線 善光寺駅 から徒歩約7分、JR中央線 酒折駅 から徒歩約15分

📝 参拝情報
拝観時間:9:00〜16:30
拝観料:大人(中学生以上)500円 / 小学生 250円
※金堂、お戒壇巡り、宝物館の拝観に必要です。
定休日:年中無休

🖌️ 御朱印の種類と志納料
・善光寺如来(通常朱印):500円
墨書で本尊の名が入り、甲斐百八霊場第一番の印が押されます。

・鳴き龍朱印:500円
天井画の鳴き龍にちなんだ御朱印。

・切り絵朱印:1,000円
繊細な透かし彫りが施された美しいデザイン。

・金字朱印:1,000円
金字御朱印は、通常時期には頒布されていない特別な御朱印
受付時間:9:00 〜 16:30
受付場所:金堂(本堂)内の御朱印受付所にてご対応いただけます。


山梨県甲府市にある「甲斐善光寺」をご紹介します。
「善光寺といえば長野では?」と思う方も多いかもしれません。

実はここ甲府の善光寺は、あの武田信玄公が戦火から御本尊を守るために建てた、ものすごい歴史を持つお寺なんです!

実際に足を運んで感動した見どころや、知っておくと何倍も楽しめるポイントをぎゅっとまとめてお届けします。

甲斐善光寺の直書き御朱印
🖌️ 墨香る直書きの御朱印
筆の勢い、朱印の重なり、紙に残るあたたかさ。
直書きならではのありがたみを感じました。

甲斐善光寺の切り絵御朱印
✂️ 朱の伽藍に映える、鳴き龍の切り絵御朱印
細やかな切り絵の美しさに、龍の力強さとありがたさを感じる一枚です。


甲斐善光寺の山門
🏫 堂々と構える朱塗りの山門
歴史を感じる大きな山門が、参拝者を迎えてくれる甲斐善光寺。
正面から見上げる姿は迫力があり、参拝前の気持ちを静かに整えてくれる素晴らしい風景でした。

📜 甲斐善光寺とは?(ざっくり歴史解説)
時は戦国時代。
武田信玄と上杉謙信が激突した「川中島の合戦」の際、信玄公は長野の信濃善光寺が火の海になるのを恐れました。
そこで、永禄元年(1558年)に御本尊や貴重な寺宝をまるごとこの甲府の地に移したのが、甲斐善光寺の始まりです。
一歩足を踏み入れると、戦国ロマンと厳かな空気を肌で感じることができます。


甲斐善光寺の金堂(本堂)
🏯 圧倒的なスケール!東日本最大級の木造建築「金堂(こんどう)」
境内に入ってまず目を奪われるのが、国指定重要文化財の「金堂」です。

金堂は、奥行きが深く、横から見るとT字型に見える「撞木造り(しゅもくづくり)」という独特の建築様式。
東日本最大級の木造建築と言われており、その重厚感に圧倒されます。

武田信玄が建立した山門や金堂は、宝暦4年(1754年)の火災により焼失してしまい、現在の山門と金堂は寛政8年(1796年)に再建されたものです。

🐉 びりびり響く!「日本一の鳴き龍」
金堂の天井を見上げると、巨大な2匹の龍が描かれています。
この龍の真下にある板の間(足のマークがあります)で手を叩くと……「カーン!」という音が天井と床で何重にも反響し、まるで龍が鳴いているような不思議な共鳴音が響き渡ります。
この鳴き龍の規模は、なんと日本一だそうです!

🕯️ 真っ暗闇を進むスリル「お戒壇(かいだん)めぐり」
金堂の床下には、一寸先も見えない真っ暗な回廊を歩く「お戒壇めぐり」があります。
本当に1ミリも光が見えない中、手を壁に当てながら感覚だけで進むのはスリル満点!
途中の壁にある「極楽の錠前」に触れることができると、御本尊とご縁を結び、極楽往生が約束されると言われています。
(私は少しオーバーして戻りました…💦)
ぜひ宝探し感覚で挑戦してみてください。

👀 歴史ファン垂涎!日本最古の「源頼朝木像」
境内にある「宝物館」には、教科書で誰もが一度は見ている日本最古の「源頼朝木像」(重要文化財)が安置されています。
その他にも、武田氏ゆかりの貴重な文化財がずらりと並んでおり、歴史好きなら大興奮間違いなしのスポットです。

実は私が訪れたタイミングでは、なんと頼朝像が他への貸し出し(調査?)のため、お留守で見ることができませんでした……(涙)。
このように、貴重な文化財はタイミングによって公開されていない場合もあります。
「これだけは絶対に見ておきたい!」というお目当てがある方は、事前に公式HPなどで公開状況を確認してからのお出かけがおすすめです!

🙏 金堂裏にひっそり佇む「武田信玄公の供養塔」
甲斐善光寺の金堂裏手、西側の境内墓地には、武田信玄公ゆかりの供養塔があります。
ここは信玄公の火葬地と伝えられる場所で、歴史の深さを感じられる隠れた見どころです。

信玄公は天正元年(1573年)に病没しましたが、その死は遺言によりしばらく伏せられていたとされます。
そのため、埋葬地を隠す目的で、各地に供養塔や墓所が作られたともいわれています。

この場所は長く「魔縁塚」「魔除塚」と呼ばれ、人々から畏れられてきました。
後に発掘調査によって信玄公ゆかりの地と確認され、現在の石碑が建てられたと伝わっています。

甲斐善光寺を訪れた際は、金堂だけでなく裏手の墓所にもぜひ立ち寄りたいスポットです。


甲斐善光寺鐘楼堂の銅鐘
🔔 信州から甲斐へ伝わった「引き摺りの鐘」
鐘楼堂にある銅鐘は、武田信玄が信州善光寺から移したものと伝わっています。
山梨県の指定文化財にもなっており、甲斐善光寺の歴史を物語る重要な文化財のひとつです。
正和2年(1313年)の銘を持つ貴重な梵鐘で、今も境内に時を告げています。
歴史の重みを静かに感じられる見どころです。

☝️「引き摺りの鐘」と呼ばれる理由
武田信玄が信州善光寺から甲斐へ移した際、なんと引きずって運ばれたんだとか…。
ちょっと面白いエピソードですね。


甲斐善光寺の大仏様
🗿 甲斐善光寺の大仏さま
境内にはミニサイズながら大仏さまがいらっしゃいました。


甲斐善光寺の庭園
☘️ 境内の「庭園」
庭園には水がきれいな池があり、コイが気持ちよさそうに泳いでいました。
こういう場所を見てるととっても気持ちが落ち着きます、歳なのかしら…🙄


⛩️ 参拝後記
甲斐善光寺は、ただ歴史が古いだけでなく、「鳴き龍」や「お戒壇めぐり」など、五感を使って楽しめる体験型のお寺です。
甲府駅から車で10分ほどとアクセスも良いので、武田神社や甲府城跡(舞鶴城公園)と一緒に巡るルートがおすすめですよ!
山梨を訪れた際は、ぜひ信玄公の想いが詰まったこの壮大なパワースポットに足を運んでみてくださいね。
2026.05.24 14:42 | -Goshuindo-
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