曹傳山 宝持寺の御朱印|受付時間・志納料・アクセス・境内の見どころを紹介【埼玉県鴻巣市】

埼玉県鴻巣市にある曹傳山 宝持寺へ参拝し、御朱印をいただいてきました。
参拝日:【2026年5月23日】
この記事では、曹傳山 宝持寺の御朱印、御朱印の受付時間、志納料、アクセス、境内の見どころ、実際に参拝したときの混雑状況を紹介します。

🖌️ 宝持寺の御朱印情報


御朱印の種類と御朱印代


宝持寺では以下の御朱印をいただくことができます。
・御本尊「釈迦牟尼仏」の御朱印
・「虚空蔵菩薩」の御朱印(武州路十二支本尊霊場の守り本尊)
直書きでいただけます。
志納料:300円

御朱印の授与場所と時間


受付場所:境内右奥の庫裡
受付時間:9:00~16:00
※ご住職様がご不在の場合や法要中は対応が難しいため、御朱印を希望される場合は、事前にお電話(048-596-0729)で確認されてから向かうのがおすすめです。
※御朱印の受付時間や志納料は変更される場合があります。参拝前に公式サイトや現地案内で最新情報をご確認ください。

📖 管理人がいただいた御朱印


曹傳山 宝持寺の直書き御朱印

今回いただいた御朱印


直書きの御本尊「釈迦牟尼仏」の御朱印です。
お伺いしたときは本堂も開いていなかったのでご不在かと思いましたが、ご住職様が庫裡にいらっしゃり、丁寧にご対応してくださいました。

📋 宝持寺の基本情報


曹傳山 美源院 宝持寺(そうでんざん びげんいん ほうじじ)
所在地:埼玉県鴻巣市箕田2034
駐車場:無料駐車場あり
宝持寺公式HP

🗺️ 宝持寺へのアクセス


🚃 電車でのアクセス


最寄り駅から歩いて向かう、一番シンプルで時間を読みやすいルートです。
・JR高崎線「北鴻巣駅」西口から徒歩で約14分
北鴻巣駅の西口を出て、ほぼ一本道をまっすぐ進むだけなので迷う心配がありません。

🚌 バスでのアクセス


足腰が弱い方や、歩く距離を短くしたい方向けのルートです。
・JR高崎線「北鴻巣駅東口」からコミュニティバス「フラワー号」を利用
広田コース(北鴻巣駅 東口発)「箕田公民館」バス停下車、徒歩約3分
中山道コース(北鴻巣駅 西口発)「箕田郵便局前」バス停下車、徒歩約3分
※年末年始(12月29日〜1月3日)は運休となりますのでご注意ください。
コミュニティバスは本数が1時間に1本〜数時間に1本程度と少なめです。
あらかじめ鴻巣市公式サイトのフラワー号時刻表で時間を調べて合わせておくか、「タイミングが合えばラッキー」くらいに考えて徒歩ルートを選択するのがおすすめです。

🚗 車でのアクセス


・圏央道(首都圏中央連絡自動車道)「桶川加納IC」から約20〜25分
・東北自動車道「羽生IC」 または 「加須IC」から約30〜35分
国道17号線(大宮バイパス)からのアクセスが良好です。
「箕田(南)」や「箕田」交差点などから少し中に入った、静かな住宅と歴史ある緑に囲まれた場所にあります。

💡 車で行く際のアドバイス


神社は国道17号(現道)や旧中山道の近くに位置しています。
桶川北本ICから向かう場合は、新しく開通した「上尾道路」を終点(箕田交差点)まで直進すると非常にスムーズに到着できます。

📝 宝持寺の参拝情報


参拝時間:おおむね8:00~17:00
拝観料:無料
定休日:なし

👣 管理人の参拝状況


参拝した時間帯:土曜日の午後(13:15~)
境内の混雑状況:他の参拝者はいませんでした。
御朱印の待ち時間:約5分
滞在時間:約20分

🚶 宝持寺の御朱印参拝記


埼玉県鴻巣市にある「宝持寺」をご存知でしょうか?
鴻巣市といえば雛人形や運転免許センターが有名ですが、実は歴史ファン、特に武将や伝説が好きな方にはたまらない「ある超有名武将」のルーツが眠る場所なのです。
今回は、平安時代の鬼退治伝説に彩られた宝持寺の歴史や見どころをレポートします。

曹傳山 宝持寺の山門
宝持寺の玄関口「山門」
最初に出迎えてくれるのは、遠くからでも目を引く鮮やかな赤が印象的な山門です。
周囲の豊かな緑と、どっしりとした石柱の「曹洞宗 寶持寺」の文字が、お寺の歴史と厳かな雰囲気を引き立てています。
ここから始まる歴史散策に、思わずワクワクしてしまいますね!

曹傳山 宝持寺の「戒壇石(かいだんせき)」
お酒はNG!?境内に佇む歴史ある「不許葷酒」の石碑
境内で見つけた、とても歴史のありそうなこちらの「結界石」。
よく見ると「不許葷酒入山門」という文字が力強く刻まれています。
これは「お酒を飲んだ人や、ニラ・ニンニクなど匂いの強い野菜を食べた人は境内に入ってはいけません」という意味の、修行の場ならではの厳しい決まりごと。
昔の修行僧たちのストイックな生活が目に浮かぶような、お寺ならではの興味深い見どころです。

曹傳山 宝持寺の六地蔵
六道すべての命を救う、慈悲深い「六地蔵」
宝持寺の墓地入り口に整然と並ぶ、立派な六地蔵尊です。
仏教の「六道輪廻」の思想に基づき、地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上の各世界を巡り、迷える人々を救ってくださるといわれています。
綺麗に清められた台座やお供えされた花からは、今も地域の人々やお寺によって深く大切に信仰されていることが伝わってきます。

曹傳山 宝持寺の無縁仏供養塔
幾世代もの祈りを永代に紡ぐ「無縁仏供養塔」
膨大な数の古い墓石や石仏が集まる供養塔です。
宝持寺がこの鴻巣・箕田の地で、いかに長い年月にわたり地域の人々の生と死に寄り添ってきたかを五感で実感させてくれる場所です。
お墓の主たちが寂しくないよう、こうして1か所に集められて手厚く供養されており、古刹ならではの歴史の重みと、尽きることのない祈りの気配が境内に満ちています。

曹傳山 宝持寺の鐘楼
伝統建築の粋を集めた「鐘楼堂」
宝持寺の境内に凛と佇む、見事な建築美を誇る鐘楼です。
反り立つ瓦屋根を支える精巧な組み物や、どっしりとした柱の質感からは、日本の伝統的な職人技の粋を感じることができます。
中央に吊るされた梵鐘は、日々お寺の時間を告げ、人々の祈りを乗せて響いてきた象徴的な存在。
古刹ならではの風格が凝縮された、必見の撮影スポットです。

曹傳山 宝持寺の薬師堂
箕田の地を静かに守護する「みだ薬師堂」
本堂の傍らにひっそりと、しかし確かな存在感を放ちながら建つ「薬師堂」です。
ここには、病気平癒や健康長寿の信仰を集める「みだ薬師三尊佛」が大切にお祀りされています。
派手さはありませんが、歴史を重ねた木造の柱や扉の質感がとても魅力的で、長年にわたり地域の人々がここを訪れ、健康や幸せを願い続けてきた温かい祈りの歴史を感じさせてくれます。

曹傳山 宝持寺の薬師堂の参道にある一休さん像
見ているだけで癒やされる!木魚を枕にうたた寝する「一休さん」
薬師堂へ続く参道を歩いていると、思わずクスッと笑顔になってしまう可愛い石像に出会いました。
台座には「一休さん」の文字が。
大きな木魚をごろ~んと枕代わりにして、なんとも気持ちよさそうに居眠りをしています。
日々忙しく過ごす私たちに、「焦らなくていいよ、ひと休み、ひと休み」と語りかけてくれているような、とってもチャーミングな癒やしスポットです。

曹傳山 宝持寺の本堂
奈良の唐招提寺がモチーフ!?金色の鵄尾が輝く大迫力の「本堂」
宝持寺のメインである本堂です!
見上げてまず驚くのが、屋根の両端でキラリと黄金に輝く「鵄尾(しび)」。
実はこの本堂、宝持寺が創建された当時の「律宗」にちなんで、奈良の有名な世界遺産・唐招提寺の金堂をモデルに建てられたものなのだそう。
埼玉にいながらにして、まるで平城京の都に迷い込んだかのような、歴史ロマンあふれる壮大な美しさにただただ圧倒されてしまいます。

曹傳山 宝持寺の大迫力の「渡辺綱」顕彰碑
大迫力の「渡辺綱」顕彰碑
本堂の近くで、思わず足を止めて見入ってしまうほど凄まじい迫力の記念碑を発見しました!
こちらは、平安時代の伝説的な武将であり、全国の「渡辺(部)さん」のルーツとなった渡辺綱の顕彰碑です。
京都の一条戻橋や大江山での鬼退治伝説を再現したレリーフは、飛びかかる綱の緊迫感と鬼の恐ろしい形相がリアルで、今にも動き出しそうなほどの立体感。
歴史ファンならずとも大興奮間違いなしの、宝持寺最大の必見スポットです!

曹傳山 宝持寺の「十八羅漢石仏」
躍動感あふれる「十八羅漢石仏」
境内の美しい庭園の中で、思わず足を止めてじっくり眺めてしまったのがこちらの「十八羅漢石仏」です。
ゴツゴツとした岩山の上に、お釈迦様の弟子である18人の高僧(羅漢様)の石像がずらりと並んでいます。
驚くのはその彫りの細かさ!
よく見ると、鋭い目つきで虎(獅子?)を従えていたり、穏やかに瞑想していたりと、みんな驚くほど個性的で表情豊かです。
お気に入りの羅漢様を探してみるのも楽しいですよ。

曹傳山 宝持寺の「亀石」
庭園に豊かな表情を添える名石「亀石」
庭園を散策中、芝生の上にどっしりと構える大きな奇岩を見つけました。
手前には「亀石」と書かれた木製の看板が。
自然が作り出した独特の凹凸や石の模様が、まるで本物の亀の甲羅のような質感を醸し出しています。
古くから長寿や吉兆の象徴とされる亀。
見ているだけで、なんだか運気がアップしそうなありがたいスポットです。

📜 宝持寺とは? 創建と歴史


「渡辺綱」が開いたと伝わる曹洞宗の古刹


このお寺の最大の歴史的特徴は、平安時代中期の伝説的な武将であり、全国の「渡辺(渡部)姓」の始祖とされる渡辺綱(わたなべのつな)によって開かれたと伝えられている点です。
寺伝では、今から約1000年前、渡辺綱が自らの祖父である源仕(みなもとのつかえる)と、父である源宛(みなもとのあつる)の菩提を弔うために建立したとされています。

⚔️ 鬼を斬った英雄!渡辺綱のエピソード


ここで、宝持寺と深いかかわりのある武将・渡辺綱について少し振り返ってみましょう。
渡辺綱は、平安時代の名将・源頼光(みなもとのよりみつ)に仕えた「頼光四天王」の筆頭として知られる人物です。
数々の武勇伝を残しており、特に以下の2つの伝説が有名です。

大江山の酒呑童子(しゅてんどうじ)退治


京の都を脅かした鬼の頭領を、仲間とともに討ち果たした伝説。

一条戻橋の鬼退治


京都の一条戻橋(または羅生門)で美女に化けた鬼に襲われるも、愛刀「髭切」で鬼の腕を切り落としたという逸話。
この渡辺綱が生まれ育ち、拠点としたのがここ武蔵国箕田でした。
そのため、この地は全国の「渡辺さん」のルーツ、いわば「渡辺氏発祥の地」として、今も多くの人々に崇められています。

曹洞宗寺院としての中興と江戸時代の宝持寺


現在の宝持寺は曹洞宗寺院ですが、創建当初は律宗であったとも伝えられています。
その後、永正年間(1504〜1520年)に東松山市・永福寺の第二代住職である壑芸玄巨大和尚によって曹洞宗寺院として中興されました。
江戸時代には、幕府より寺領5石の御朱印状を拝領し、地域の寺院として寺勢を保ちました。
しかし、その後は相次ぐ火災により往時の伽藍は失われたと伝えられています。
現在の本堂は平成15年に一新されたもので、唐招提寺を思わせる大きな屋根が特徴です。

隣接する「氷川八幡神社(綱八幡)」と「箕田碑」


宝持寺のすぐ隣には、渡辺綱の祖父・源仕が創建したと伝わる「氷川八幡神社」があります。
通称「綱八幡」とも呼ばれるこの神社の境内には、江戸時代に建てられた由緒ある「箕田碑」があり、当時の箕田源氏の繁栄を今に伝えています。
氷川八幡神社では御朱印もいただけますので、宝持寺を訪れた際は、ぜひ合わせて参拝したいスポットです。
⛩️ 参拝後記
平安時代の鬼退治武将・渡辺綱の息吹を今に伝える宝持寺。
全国の「渡辺さん」はもちろん、歴史やお城、神社仏閣巡りが好きな方にとって、非常に見応えのある隠れた名所です。
鴻巣市を訪れた際は、ぜひ足を延ばして1000年前の武士たちの歴史ロマンに触れてみてはいかがでしょうか?
2026.06.02 14:29 | -Goshuindo-
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