甲斐善光寺の御朱印|鳴き龍・切り絵御朱印とお戒壇めぐりを現地レポ【山梨県甲府市】

【山梨・甲府】武田信玄が建てた「甲斐善光寺」の見どころガイド!日本一の鳴き龍とお戒壇めぐりを体験レポート


定額山浄智院善光寺(じょうがくざんじょうちいんぜんこうじ)で御朱印をいただきました。
甲斐善光寺の御朱印と山門
📋 基本情報
[定額山 浄智院 善光寺]
所在地:山梨県甲府市善光寺3-36-1
駐車場:無料駐車場あり
アクセス:JR身延線 善光寺駅 から徒歩約7分、JR中央線 酒折駅 から徒歩約15分

📝 参拝情報
拝観時間:9:00〜16:30
拝観料:大人(中学生以上)500円 / 小学生 250円
※金堂、お戒壇巡り、宝物館の拝観に必要です。
定休日:年中無休

🖌️ 御朱印の種類と志納料
・善光寺如来(通常朱印):500円
墨書で本尊の名が入り、甲斐百八霊場第一番の印が押されます。

・鳴き龍朱印:500円
天井画の鳴き龍にちなんだ御朱印。

・切り絵朱印:1,000円
繊細な透かし彫りが施された美しいデザイン。

・金字朱印:1,000円
金字御朱印は、通常時期には頒布されていない特別な御朱印
受付時間:9:00 〜 16:30
受付場所:金堂(本堂)内の御朱印受付所にてご対応いただけます。


山梨県甲府市にある「甲斐善光寺」をご紹介します。
「善光寺といえば長野では?」と思う方も多いかもしれません。

実はここ甲府の善光寺は、あの武田信玄公が戦火から御本尊を守るために建てた、ものすごい歴史を持つお寺なんです!

実際に足を運んで感動した見どころや、知っておくと何倍も楽しめるポイントをぎゅっとまとめてお届けします。

甲斐善光寺の直書き御朱印
🖌️ 墨香る直書きの御朱印
筆の勢い、朱印の重なり、紙に残るあたたかさ。
直書きならではのありがたみを感じました。

甲斐善光寺の切り絵御朱印
✂️ 朱の伽藍に映える、鳴き龍の切り絵御朱印
細やかな切り絵の美しさに、龍の力強さとありがたさを感じる一枚です。


甲斐善光寺の山門
🏫 堂々と構える朱塗りの山門
歴史を感じる大きな山門が、参拝者を迎えてくれる甲斐善光寺。
正面から見上げる姿は迫力があり、参拝前の気持ちを静かに整えてくれる素晴らしい風景でした。

📜 甲斐善光寺とは?(ざっくり歴史解説)
時は戦国時代。
武田信玄と上杉謙信が激突した「川中島の合戦」の際、信玄公は長野の信濃善光寺が火の海になるのを恐れました。
そこで、永禄元年(1558年)に御本尊や貴重な寺宝をまるごとこの甲府の地に移したのが、甲斐善光寺の始まりです。
一歩足を踏み入れると、戦国ロマンと厳かな空気を肌で感じることができます。


甲斐善光寺の金堂(本堂)
🏯 圧倒的なスケール!東日本最大級の木造建築「金堂(こんどう)」
境内に入ってまず目を奪われるのが、国指定重要文化財の「金堂」です。

金堂は、奥行きが深く、横から見るとT字型に見える「撞木造り(しゅもくづくり)」という独特の建築様式。
東日本最大級の木造建築と言われており、その重厚感に圧倒されます。

武田信玄が建立した山門や金堂は、宝暦4年(1754年)の火災により焼失してしまい、現在の山門と金堂は寛政8年(1796年)に再建されたものです。

🐉 びりびり響く!「日本一の鳴き龍」
金堂の天井を見上げると、巨大な2匹の龍が描かれています。
この龍の真下にある板の間(足のマークがあります)で手を叩くと……「カーン!」という音が天井と床で何重にも反響し、まるで龍が鳴いているような不思議な共鳴音が響き渡ります。
この鳴き龍の規模は、なんと日本一だそうです!

🕯️ 真っ暗闇を進むスリル「お戒壇(かいだん)めぐり」
金堂の床下には、一寸先も見えない真っ暗な回廊を歩く「お戒壇めぐり」があります。
本当に1ミリも光が見えない中、手を壁に当てながら感覚だけで進むのはスリル満点!
途中の壁にある「極楽の錠前」に触れることができると、御本尊とご縁を結び、極楽往生が約束されると言われています。
(私は少しオーバーして戻りました…💦)
ぜひ宝探し感覚で挑戦してみてください。

👀 歴史ファン垂涎!日本最古の「源頼朝木像」
境内にある「宝物館」には、教科書で誰もが一度は見ている日本最古の「源頼朝木像」(重要文化財)が安置されています。
その他にも、武田氏ゆかりの貴重な文化財がずらりと並んでおり、歴史好きなら大興奮間違いなしのスポットです。

実は私が訪れたタイミングでは、なんと頼朝像が他への貸し出し(調査?)のため、お留守で見ることができませんでした……(涙)。
このように、貴重な文化財はタイミングによって公開されていない場合もあります。
「これだけは絶対に見ておきたい!」というお目当てがある方は、事前に公式HPなどで公開状況を確認してからのお出かけがおすすめです!

🙏 金堂裏にひっそり佇む「武田信玄公の供養塔」
甲斐善光寺の金堂裏手、西側の境内墓地には、武田信玄公ゆかりの供養塔があります。
ここは信玄公の火葬地と伝えられる場所で、歴史の深さを感じられる隠れた見どころです。

信玄公は天正元年(1573年)に病没しましたが、その死は遺言によりしばらく伏せられていたとされます。
そのため、埋葬地を隠す目的で、各地に供養塔や墓所が作られたともいわれています。

この場所は長く「魔縁塚」「魔除塚」と呼ばれ、人々から畏れられてきました。
後に発掘調査によって信玄公ゆかりの地と確認され、現在の石碑が建てられたと伝わっています。

甲斐善光寺を訪れた際は、金堂だけでなく裏手の墓所にもぜひ立ち寄りたいスポットです。


甲斐善光寺鐘楼堂の銅鐘
🔔 信州から甲斐へ伝わった「引き摺りの鐘」
鐘楼堂にある銅鐘は、武田信玄が信州善光寺から移したものと伝わっています。
山梨県の指定文化財にもなっており、甲斐善光寺の歴史を物語る重要な文化財のひとつです。
正和2年(1313年)の銘を持つ貴重な梵鐘で、今も境内に時を告げています。
歴史の重みを静かに感じられる見どころです。

☝️「引き摺りの鐘」と呼ばれる理由
武田信玄が信州善光寺から甲斐へ移した際、なんと引きずって運ばれたんだとか…。
ちょっと面白いエピソードですね。


甲斐善光寺の大仏様
🗿 甲斐善光寺の大仏さま
境内にはミニサイズながら大仏さまがいらっしゃいました。


甲斐善光寺の庭園
☘️ 境内の「庭園」
庭園には水がきれいな池があり、コイが気持ちよさそうに泳いでいました。
こういう場所を見てるととっても気持ちが落ち着きます、歳なのかしら…🙄


⛩️ 参拝後記
甲斐善光寺は、ただ歴史が古いだけでなく、「鳴き龍」や「お戒壇めぐり」など、五感を使って楽しめる体験型のお寺です。
甲府駅から車で10分ほどとアクセスも良いので、武田神社や甲府城跡(舞鶴城公園)と一緒に巡るルートがおすすめですよ!
山梨を訪れた際は、ぜひ信玄公の想いが詰まったこの壮大なパワースポットに足を運んでみてくださいね。
2026.05.24 14:42 | comment(0)

甲斐奈神社の御朱印|セルフ式書き置き御朱印と金運の蛇石を現地レポ【山梨県笛吹市】

【穴場パワースポット】果樹園に佇む古社「甲斐奈神社」へ!金運の蛇石とセルフ御朱印|癒しの参拝旅


甲斐奈神社(かいなじんじゃ)で御朱印をいただきました。
甲斐奈神社の両部鳥居
📋 基本情報
[甲斐奈神社]
所在地:山梨県笛吹市一宮町橋立84
駐車場:無料駐車場あり(約20台)

🚗 自動車でのアクセス(推奨)
高速道路のインターチェンジから近く、車でのアクセスが非常に便利です。
・中央自動車道「一宮御坂IC」から約5分〜15分
・中央自動車道「勝沼IC」から:国道20号線(勝沼バイパス)を経由して約10分
⚠️目印と注意点
神社は国道20号線沿いの「ファミリーマート笛吹一宮店」の真裏(畑の中)に位置しています。
周囲の道が少し分かりにくいため、ファミリーマートの駐車場側から奥へ抜けるように進むとスムーズに到着できます。

🚄 電車とタクシーでのアクセス
最寄り駅から徒歩で向かうには距離があるため、駅からはタクシーの利用をおすすめします。
・JR中央本線「石和温泉駅」からタクシーで約13分〜15分
・JR中央本線「山梨市駅」または「春日居町駅」からタクシーで約10分

🚌 バスでのアクセス(本数少なめ)
JR中央本線「石和温泉駅」から笛吹市営バスが運行していますが、本数が限られているため事前の時刻表確認が必須です。
・石和温泉駅から「一宮巡回バス」で「甲斐奈園前」下車徒歩すぐ(運賃100円、所要時間は約43分)

📝 参拝情報
参拝時間:24時間可能
拝観料:無料

🖌️ 御朱印の種類と初穂料
通常御朱印のみの頒布となります。
授与所に書き置きの御朱印が用意されており、無人の場合はそちらを拝受する形になります。
授与所付近に宮司様の連絡先が掲示されています。
宮司様がご在宅、または近くにいらっしゃる場合は、連絡をすると社務所に出てきてくださり、御朱印帳に直書きをしていただけます。

初穂料:500円(300円だった気も…💦)
受付時間:おおむね 7:00 ~ 18:00 頃(ご不在のことが多いです)
受付場所:総門の左側にある授与所(社務所)にてご対応いただけます。


山梨県笛吹市一宮町にある、知る人ぞ知る隠れたパワースポット「甲斐奈神社」をご紹介します。
国道沿いの賑やかなエリアから一本奥に入るだけで、まるでタイムスリップしたかのような静寂に包まれる、とても素敵な神社でした!

甲斐奈神社の御朱印
📖 宮司様が不在でも安心!温かみのある「セルフ方式」の御朱印
この日はあいにく宮司様はご不在のようでしたが、ご安心を!

授与所にはあらかじめ丁寧に準備された「書き置きの御朱印」が用意されていました。
初穂料を納めて自分でいただくセルフ方式です。

無人でありながらも、参拝者を温かく迎え入れてくれる神社の配慮が感じられて、なんだかほっこりとした気持ちになりました。
拝受した御朱印は、シンプルながらも非常に力強く、今回の御朱印旅の素晴らしい記念になりました!


甲斐奈神社の総門
⛩️ 歴史を感じる木造の「総門(隨神門)」
鳥居を抜けた先、大きな注連縄を戴く甲斐奈神社の総門。
向かって左側には小さな祠、右側には一宮町指定文化財の算額に関する案内が置かれており、古くから地域で大切に信仰されてきたことが伝わります。

甲斐奈神社の総門の蛇石
🐍 総門で発見!「蛇石(へびいし)」の祠(ほこら)
参拝の途中、入口にある総門の左側に、とても興味深いものを見つけました!
小さな木造りの立派な祠があり、中を覗いてみると……

そこにはなんと、霊霊しい「蛇石」が大切にお祀りされていました!

石の形がまるでとぐろを巻いた蛇のようにも見え、その前には小さな可愛い白蛇の置物も並んでいます。

古くから蛇は、水神の使いや金運・豊穣の象徴として信仰されることが多い生き物。
この甲斐奈神社でも、地域の隠れた守り神として大切にされているのかもしれませんね。
見ているだけで不思議なパワーをいただけそうな、隠れた見どころです!


甲斐奈神社の境内
甲斐奈神社の境内社
甲斐奈神社の神楽殿
🌲 五感が癒やされる境内
総門をくぐり境内に一歩足を踏み入れると、そこは別世界。
驚くほど静かで神聖な空間が広がっていました。
天神さまやお稲荷さまもお祀りされていて、直感的に「ご利益ありそう」と感じました。

周囲をぐるりと囲む豊かな木々からは、初夏のさわやかな風がそよそよと吹き抜けていきます。
深呼吸をするたびに、心がすーっと軽くなっていくような、本当に気持ちの良い参拝ができました。
日常の忙しさを忘れて、自分自身とゆっくり向き合いたいときには最高のロケーションです。


甲斐奈神社の拝殿
🏯 「拝殿」
甲斐奈神社は、平安時代から続く非常に古い歴史を持ち、かつては甲斐国(現在の山梨県)の宗教・政治の中心地として極めて重要な役割を果たしていた神社です。

👑 甲斐国の神々が集まる「総社(そうじゃ)」
古代の律令制の時代、国司(現在の県知事のような役職)は任国内のすべての神社を順に参拝する義務がありました。

しかし、それを効率化するために、国府(政治の中心地)の近くに国内のすべての神々を合わせて祀る「総社」という神社を作りました。

この橋立の甲斐奈神社は、甲斐国の「総社」の最有力候補(論社)とされています。
そのため、かつては国家的な大行事や、臨時の祈祷を行う際には朝廷から特別な使い(奉幣使や宣命使)が派遣され、この神社から山梨県内すべての神社へお札や幣帛(お供えもの)が配られるほどの高い格式を誇っていました。

📜 平安時代の歴史書に記された「式内社」
延長5年(927年)にまとめられた、当時の全国の重要な神社の一覧である『延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう)』に、「甲斐国山梨郡 甲斐奈神社」としてその名が記載されています。

一説には、甲斐奈(かいな)という名は「甲斐の(国を代表する神社)」という意味から来ているとも言われており、古代の国府や国分寺・国分尼寺跡がすぐ近くにあることからも、まさに古代山梨の中心地を見守る神社であったことが分かります。

🛡️ 戦火による焼失と武田氏・徳川氏との関わり
天正10年(1582年)、武田氏が滅亡した直後の「天正壬午の乱(てんしょうじんごのらん)」という甲斐の覇権をめぐる争いの際、神社は徳川家康側の軍勢によって焼き討ちにあい、社殿を一度焼失してしまいました。
当時の神主(大井氏)が徳川氏と敵対する北条氏側についたためとされています。

しかし、江戸時代に入ると復興を遂げ、江戸時代から戦前にかけて再び大きな隆盛を誇りました。

境内案内板などに見られる武田菱(武田氏の家紋)は、武田信玄公の祖先にあたる甲斐源氏の一族や、この地の武将たちとの深い結びつきの名残りです。

🌾 江戸時代の盛大な祭礼と地域の信仰
江戸時代前期までは、祭礼の日になると「笛吹川より東側にいる山梨中の神主(神職)」が全員この甲斐奈神社に集結しました。
そして全員で盛大な神楽を奏で、国家の安全や五穀豊穣を祈ったと記録されています。

周辺の橋立、東原、竹原田、金田という地域の産土神(守り神)として、何世代にもわたり地域の人々から「大杉さん」と呼ばれ親しまれてきました。

参拝したときに感じられた「木々に囲まれた静けさや、さわやかな風」は、まさにこうした千年以上の祈りの歴史が途絶えることなく、地域の人々によって守られてきたからこそ漂う神聖な空気感だと言えます。


甲斐奈神社の本殿
🕍「甲斐奈神社 本殿」
本殿には見事な彫刻が施されています。

🌟 必見!「甲斐奈神社」のご利益まとめ
橋立の甲斐奈神社は、古代に山梨県内の神々を一堂に集めて祀った「総社」の有力な候補地。
そのため、

「ここにお参りすれば、山梨の神様全員にお参りしたのと同じ!」

と言われるほどの、万能な開運パワースポットなんです。

神社の歴史とご祭神から紐解く、主なご利益はこちら!

📌 強力な縁結び・諸願成就
天地万物を結びつける「むすび」の神様(高皇産霊尊)が祀られており、恋愛だけでなく、仕事や人生の良いご縁を強力に結んでくれます。

📌 家内安全・夫婦円満・延命長寿
日本で最初の夫婦の神様(伊弉諾尊・伊弉冉尊)のパワーで、家族の健康や夫婦円満、健康長寿を見守ってくださいます。

📌 金運上昇・商売繁盛(蛇石のパワー!)
総門でお祀りされている「蛇石」は、財を呼び込むとされる白蛇(水神様・弁財天の使い)の信仰とも深く結びついており、金運アップや実り豊かな生活をもたらす隠れた注目スポットです。

さわやかな風が吹き抜ける境内で、これらのたくさんのパワーを五感いっぱいにチャージさせてもらいましょう!


⛩️ 参拝後記
笛吹市には「甲斐奈神社」という名前の神社が複数ありますが、今回訪れた一宮町橋立の神社は、古代の歴史を感じさせつつも、自然の癒やしに満ちた本当に素敵な場所でした。
みなさんも山梨・笛吹エリアをドライブする際は、ぜひこのさわやかな風と金運の蛇石に会いに、足を運んでみてはいかがでしょうか?
2026.05.23 18:11 | comment(0)

甲斐國一宮 浅間神社の御朱印|月替わり限定御朱印と縁結び・安産の見どころ【山梨県笛吹市】

【甲斐國一宮 浅間神社】御朱印と参拝ガイド|笛吹市の格式ある一宮へ



甲斐國一宮 浅間神社(かいこくいちのみやあさまじんじゃ)で御朱印をいただきました。
甲斐一宮浅間神社
📋 基本情報
[甲斐國一宮 浅間神社]
所在地:山梨県笛吹市一宮町一ノ宮1684
駐車場:無料駐車場あり
アクセス:JR中央本線「石和温泉駅」または「山梨市駅」からタクシーで約10〜15分、中央自動車道「勝沼IC」から約5分

📝 参拝情報
参拝時間:24時間可能(社務所は 8:30〜17:00 / 季節により変動あり)
拝観料:無料

🖌️ 御朱印の種類と初穂料
・浅間神社(本宮)の御朱印(帳面への直書き対応)
・摂社山宮神社の御朱印(直書き対応)
・月替わりの限定御朱印(カラフルなイラスト入り・書置きのみ)
初穂料:500円
受付時間:8:30 ~ 17:00
受付場所:拝殿の隣の授与所にてご対応いただけます。


山梨県笛吹市にある「甲斐一宮浅間神社」をご紹介します。
歴史好きにも、パワースポット巡りが好きな方にも、とってもおすすめの神社です。
他ではあまり紹介されていない見どころや御朱印情報を詳しくまとめたので、ぜひお出かけの参考にしてくださいね!

甲斐國一宮 浅間神社の通常御朱印
甲斐國一宮 浅間神社の特別御朱印
🖌️ 今回いただいた2種類の御朱印
上は直書きの通常御朱印、下は5月限定の特別御朱印「梅の折枝神事」です。


甲斐國一宮 浅間神社の随神門
💫 参拝者を迎える重厚な「随神門」
境内の入口で参拝者を迎える随神門。
深い木の色合いと大きく張り出した屋根が印象的で、甲斐国一宮としての風格を感じさせます。
ここをくぐると、いよいよ神聖な境内へ。

🏯 随神門の歴史と再建の歩み
江戸時代の安永年間(1772年〜1780年)に造営されたのが始まりとされています。
明治40年(1907年)8月26日、甲府盆地を襲った記録的な集中豪雨により、近くを流れる大石川と京戸川が氾濫し、濁流が直撃したことで当時の随神門は破壊されてしまいました。

門を失った後、氏子や地域の人々の手によって復興が進められ、明治42年(1909年)10月に現在の随神門が再建されました。
門の左右に佇み、邪気の侵入を防ぐ一対の「随神像(武将の姿をした神像)」は、少し遅れて昭和6年(1931年)10月に設置されたものです。

水害からわずか2年で地域の人々によって再建されたという経緯からも、この浅間神社が古くからいかに大切に守られてきたかがうかがえます。


甲斐國一宮 浅間神社の女神の井戸
境内にある「女神の井戸」
境内の古井戸が枯れてしまった際に、新たに採掘された井戸なんだそうです。
ご祭神の木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメ)にちなんで名付けられた、清らかなパワースポットです。
この井戸から引かれた水で心身を清めると、内側から美しくなれそうな気がします✨
参拝の際はぜひ立ち寄ってみてください!


甲斐國一宮 浅間神社の子持石
🤲 子授け・安産の祈りを受けとめる「子持石」
木々に囲まれた一角に祀られる子持石。
注連縄と紙垂が掛けられた姿から、古くから大切に祈りを寄せられてきた石であることが伝わってきます。
木花開耶姫命を祀る浅間神社らしい、子授け・安産信仰を感じられる境内の見どころです。


甲斐國一宮 浅間神社の歯固めの石納所
👶 赤ちゃんの健やかな成長を願う「歯固めの石納所」
子授け・安産の祈りを集める子持石の近くには、赤ちゃんの健やかな成長を願う歯固めの石納所もあります。
家族の幸せを願う信仰が、境内の小さな一角に息づいています。

🌸 子授け・夫婦円満の信仰を集める「夫婦梅(めおとうめ)」
浅間神社の本殿わきには、「夫婦梅」と呼ばれる珍しい梅の木があります。
なんとこの梅は、ひとつの青い花ヘタから、まるで仲良く寄り添うように二つの実が並んで実る不思議な特徴を持っています。
その姿はまさに、手を取り合う夫婦や、親に抱かれる子どもそのもの。
子授け・安産の神である木花開耶姫命に見守られながら、何世代もの参拝者の願いを吸い上げてきた御神木には、境内でもひときわ温かい空気が流れています。
この「小さな奇跡」が実る様子は、現地で実物を見てこそ、より深い感動を味わえます。
参拝の際はぜひこの「小さな奇跡」をご自身の目でご覧ください。


甲斐國一宮 浅間神社の夫婦梅
🌿 二百年の時を刻む「亀の松」
長く伸びた枝が空を覆うように広がる亀の松。
二百年以上ものあいだ、この場所で参拝者を見守ってきたと思うと、木そのものに宿る静かな力を感じます。
亀の松の前には絵馬掛けが設置されており、その長寿の生命力にあやかって「延命長寿」や「健康祈願」のパワースポットとして信仰されています。

🧾 亀の松の由来
神社の社家(神主の家系)であった古屋蜂城(1764年〜1852年)という人物が、天神社に籠って願掛けをした際、山から松の幼木を持ち帰って境内に植えたものと言い伝えられています。
かつては「鶴の松(つるのまつ)」と呼ばれる松も存在し、2本で「鶴亀」の一対を成していました。
しかし、鶴の松は枯死してしまったため、現在は「亀の松」だけが残っています。


甲斐國一宮 浅間神社の拝殿と御朱印
🏮 甲斐国一宮の風格を伝える「拝殿」
境内の中心に建つ拝殿は、甲斐国一宮浅間神社の歴史と格式を感じさせる重厚な建物です。
現在の拝殿は江戸時代前期の造営と紹介されており、長い年月を経た木の風合いが印象的です。
建築様式は、入母屋唐破風向拝造銅板葺。
大きく構えた屋根と正面の向拝が、参拝者を迎えるにふさわしい堂々とした姿を見せています。
拝殿前に立つと、貞観7年(865年)に現在地へ遷された古社としての由緒と、甲斐国一宮として受け継がれてきた信仰の重みを感じることができます。

🏛️ 珍しい配置の「拝殿」
実はこの神社、参道に対して拝殿が直角を向いている珍しい構造になっています。
これは、かつて神社があった元宮(山宮神社)の方角をまっすぐ向いているからだそう。
歴史のロマンを感じるポイントです。

📜 知ると参拝がもっと深まる!甲斐一宮浅間神社のご由緒
神社を参拝する前にその歴史(ご由緒)を知っておくと、境内の景色がガラリと変わって見えます。
甲斐一宮浅間神社がなぜ作られ、どのように信仰されてきたのか、そのドラマチックなストーリーを3つのポイントでご紹介します。

1.始まりは「富士山の大噴火」を鎮めるため
時は平安時代の貞観7年(865年)。
当時、富士山が命に関わるほどの大噴火(貞観大噴火)を起こしました。
「これは神様の怒りに違いない」と恐れた当時の朝廷(国)が、富士山の神様をお祀りして怒りを鎮めてもらおうと、今の山梨県笛吹市に神様をお迎えしたのが始まりです。
つまり、この神社は富士山のパワーをコントロールするための重要な拠点でした。

2.お祀りされているのは美の女神「木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)」
御祭神(お祀りされている神様)は、木花開耶姫命です。

・桜のように美しい「美の女神」

・炎の中で無事に出産したという神話から「安産・子授けの神様」

・富士山の噴火を鎮める「火山の神様」

として知られています。
この神様が祀られているからこそ、現代でも強力な縁結びや安産、子宝のご利益があるパワースポットとして全国から多くの参拝者が訪れています。

3.「甲斐国一宮」という最高のステータス
神社名にある「一宮(いちのみや)」とは、その地域(昔の国)でもっとも格が高い神社に与えられる称号です。
甲斐一宮浅間神社は、武田信玄公で有名な「甲斐の国(山梨県)」でNO.1のステータスを持つ神社として、古くから国や名だたる戦国武将たちから特別な尊崇を集めてきました。

社宝にも武田氏との結びつきを感じさせるものがあります。
重要文化財として後奈良天皇御宸翰「般若心経」一軸が伝わり、武田晴信の奉納包紙を伴うとされています。
県指定文化財には武田信玄奉納とされる「国次の太刀」などもあり、甲斐の歴史を背負う神社であることがよく分かります。


甲斐國一宮 浅間神社の両部鳥居
⛩️ 境内の裏参道にひっそりと佇む木造の「両部鳥居(りょうぶとりい)」
国道20号線沿いにある鮮やかな朱色の一の鳥居(大鳥居)や二の鳥居とは異なり、神仏習合の歴史を色濃く残す渋い佇まいが特徴です。
かつては表側の参道入口に建っていたそうです。

👉 「両部(りょうぶ)」が持つ意味
両部鳥居の「両部」とは、密教の精神である「金剛界」と「胎蔵界」(両部曼荼羅)に由来します。
かつて神社と寺院が一体だった「神仏習合」の時代に、主に信仰を集めた「随一神道(吉田神道)」などで好んで用いられた形式です。
山梨県内では、同じく富士信仰の拠点である富士吉田市の北口本宮冨士浅間神社の大鳥居などにもこの両部鳥居の形式が見られます。


🐓 自分の干支に願いを込める「十二支まいり」
拝殿の右手奥に進むと、可愛い十二支の石像がずらりと並んでいます。
自分の生まれ年の「干支」と、その年の「干支」の石像にお参りすると、ご利益があると言われています。
自分の干支の像を見つけて、ぜひ手を合わせてみてくださいね。


⛩️ 参拝後記
甲斐国一宮 浅間神社は、富士山信仰、甲斐国一宮としての格式、武田氏ゆかりの文化財、そして子授けの霊験で知られる夫婦梅が重なり合う、歴史の層が厚い神社です。
境内を歩けば、社殿の重み、御神木のやさしい姿、十二支まいりの親しみやすさが同居していて、古社でありながら今も人々の暮らしに近い場所であることが伝わってきます。

山梨の御朱印巡り、笛吹・勝沼方面の旅、梅の季節の小さな散策先として、ぜひ一度訪れてほしいおすすめの一社です。
2026.05.22 00:57 | comment(0)
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御朱印ギャラリー
御朱印道 今日の御朱印画像

夫婦で関東の神社やお寺を巡りながら、いただいた御朱印を記録しています。
参拝時の雰囲気、アクセス、混雑状況など、実際に訪れたからこそわかる情報を紹介しています。

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