篠原八幡神社(しのはらはちまんじんじゃ)で御朱印をいただきました。
篠原八幡神社の鳥居
📋 基本情報
[篠原八幡神社]
所在地:神奈川県横浜市港北区篠原町2735
駐車場:あり
アクセス: JR横浜線・横浜市営地下鉄「新横浜駅」篠原町方面2番出口より徒歩約7分

📝 参拝情報
参拝は24時間可能です。
社務所・授与所:9:00〜16:30
御祈祷受付:9:00〜16:30 前後
※お宮参り、七五三、厄除けなどの御祈祷もこの時間帯に実施されます。

🖌️ 御朱印の種類と初穂料
・通常御朱印のみ
初穂料:300円
受付時間:9:00〜16:00 ごろ
※社務所の閉所より少し早めに終了する場合があります。
授与場所:拝殿向かって右側にある社務所にてご対応いただけます。


突然ですが、「人生の節目」や「ちょっと背中を押してほしい時」、ふと行きたくなる場所ってありませんか?
今日ご紹介するのは、新横浜駅からほど近い丘の上に佇む「篠原八幡神社」です。

「あれ?ここ見たことある!」と思った方は、かなりのドラマ通(笑)
実はここ、あの大人気ドラマ『逃げ恥』の最終回で、みくりちゃん(新垣結衣さん)と平匡さん(星野源さん)が新しい一歩を踏み出した、とっても大切なロケ地なんです。

都会のビル群を見下ろす絶景と、江戸時代から続く歴史の息吹。
ドラマの聖地巡礼としてはもちろん、一人の女性としても心がスッと軽くなるような、そんな素敵な境内の様子をレポートします。

篠原八幡神社の御朱印
「いただいた書置きの御朱印」
御朱印帳をお渡ししたら、書置きの御朱印が御朱印帳に挟まれて返ってきました。
今は書置きだけしか拝受できないのかな?

篠原八幡神社
「参道の階段と石鳥居」
みくりちゃんと平匡さんが歩いた場所なんだ…と思うだけで、なんだか少しだけ特別な気分になります。

篠原八幡神社の境内
🍃 境内に入ると、あの「青空市」の活気が蘇る…!
一歩足を踏み入れると、写真の通り、真っ直ぐな参道の先にご本殿が見えます。
ドラマでは、この境内にたくさんの屋台が並んで、みくりちゃんが商店街のために一生懸命奮闘していましたよね。
「運命の決戦(?)」
とも言えるあの演説風の妄想シーンも、この場所を思い浮かべると、みくりちゃんの
「可愛すぎる必死さ」が愛おしくて、なんだか元気がもらえます。

篠原八幡神社の社殿
「拝殿」
現在の拝殿は江戸時代後期に再建されたもので、横浜市の指定有形文化財にもなっています。
拝殿の前は、みくりちゃんと平匡さんが周囲の目を気にしながらも、ついに「外でのハグ」を解禁した感動の場所でもあります。
歴史ある静かな空気の中に、ドラマの温かい余韻が今も残っている気がします。

👩‍❤️‍👨 胸キュンが止まらない!あの「ハグ」の場所
逃げ恥の最終回、青空の下で、ふたりが“運命の一歩”を踏み出したあのシーン。
あのやさしくて、あたたかくて、ちょっと泣きそうになるラスト――
ここに立っていると、
「あぁ、あの場所なんだ…」って、じんわり胸があったかくなります。
みくりちゃんと平匡さんが見ていた景色だと思うと、なんだか不思議と同じ気持ちを分けてもらえた気がして…ちょっと感動。

帰り道はもう完全に“逃げ恥モード”。
「おうち帰ったらU-NEXTで見返そっかな〜♡」って思っちゃいました。

🏹 実は歴史もしっかりある“頼れる場所”
この神社の歴史はとっても古くて、なんと鎌倉幕府を開いた源頼朝が征夷大将軍に就任した建久3年(1192年)に創建されたんだとか。
御利益は、勝負運や出世開運。
「仕事でプレゼン頑張りたい!」「自分に勝ちたい!」
っていう、アクティブな大人女子にぴったりのパワーがもらえそうです。

⛩️ 参拝後記
歴史ある拝殿の前で、ドラマのふたりに思いを馳せながら深呼吸。
新横浜の街並みを眺めていると、
「運命の相手は、自分で決めるもの」
というみくりちゃんの言葉が、じわっと心に溶け込んでいくのを感じました。

日常に少しだけ疲れちゃった時や、大切な誰かとの絆を再確認したい時。
ぜひ、スニーカーを履いてこの丘を登ってみてください。
帰り道にはきっと、今よりも少しだけ、自分の毎日にワクワクしているはずですよ。
みなさんにとっても、ここが素敵な『再出発の場所』になりますように…
2026.04.20 20:38 | comment(0)

大綱金刀比羅神社(おおつなことひらじんじゃ)で御朱印を頂きました。
大綱金刀比羅神社
📋 基本情報
[大綱金刀比羅神社]
所在地:神奈川県横浜市神奈川区台町7-34
駐車場:あり
アクセス:JR「横浜駅」西口より徒歩約8分、京急本線「神奈川駅」より徒歩約5分

📝 参拝情報
社務所受付時間:9:00~17:00
参拝自体は24時間可能です。
定休日:なし(年中無休)
※神職の方が不在の場合もありますが、基本的には毎日上記の時間で対応されています。

🖌️ 御朱印の種類と初穂料
初穂料:300円
御朱印は一種類のみです。
受付場所:境内にある社務所にてご対応いただけます。
受付時間:9:00~17:00

🚃 参拝女子へのプチアドバイス
・階段に注意!
坂道や階段が多いので、ヒールよりも歩きやすい靴やスニーカーがおすすめ。
・入り口は国道側から
ナビだと裏道の急な坂を案内されることがありますが、国道15号(第一京浜)側の鳥居から入るのが一番スムーズです!


「横浜駅周辺で、こんなにワクワクする場所があったなんて…!」
今日は、普通の観光ガイドには載っていないような、ちょっと不思議で素敵な神社をご紹介します。
急な坂道を登った先に出会えるのは、大きな天狗さまに、神秘的な洞窟、そして澄んだお水が流れる龍神池。
一歩足を踏み入れると、一気に空気感が変わるんです!
冒険気分で楽しめる、大人女子の休日散歩にぴったりなスポットを教えちゃいますね✨

大綱金刀比羅神社の御朱印
「直書きでいただいた御朱印」
現在、こちらの御朱印のみの頒布となっています。

大綱金刀比羅神社参道
「参道の階段」
一段一段は低くてやさしそうに見えるのに、奥行きが広くて意外としっかり歩かされるこの参道の階段…!

のぼっているうちに、まるで軽いトレーニングをしているみたいで、じんわり体があたたかくなってきます(;'∀')
ちょっぴり大変だけど、その分だけ上に着いたときの達成感もあって、なんだか嬉しくなりました。

🏙️ 横浜駅からすぐ!だけど、そこは別世界。
横浜駅西口からテクテク歩いて約10分(京急・神奈川駅からなら2分!)。
高層ビルや賑やかな通りを抜けると、現れたのは急な階段と緑に囲まった静かな空間。

ここ、実は江戸時代には「東海道」の宿場町として栄えた場所なんです。
当時の旅人も、この景色を見ていたのかな?
なんて想像すると、なんだかタイムスリップした気分になっちゃいます。

大綱金刀比羅神社の天狗さま
「天狗さまの像」
思わず足を止めてしまうほどの迫力…!

👺 迫力満点!見守り上手な天狗さま
まず境内で目を引くのが、拝殿の横にいらっしゃる大きな天狗さまの像。
「わっ、強そう!」
と一瞬びっくりしちゃうけど、じっと見ているとなんだか頼もしいお兄さんのような…(笑)。
実はここ、もともとは「飯綱(いいづな)さま」という天狗信仰の神社だったんです。
今でも天狗さまが、私たちの願いを神様に届けてくれると言われているんですよ。
ちょっとドキドキしながらも、つい見入ってしまう存在でした!

👣「天狗さまの像」の不思議な伝説
江戸時代、ある人が四国の金刀比羅宮へ奉納するために、大きな天狗像を担いで東海道を旅していたそうです。
神奈川宿(今のこの神社のあたり)で一晩休み、翌朝出発しようとしたところ、なんと天狗像がまるで大きな岩のように重くなってしまい、まったく動かなくなってしまったのだとか。

その夜、運び手の夢に天狗が現れて「私はこの飯綱の宮に住みたい。ここに置いてほしい」と告げたそうです。
そのお告げを受けて、この地に天狗像が奉納され、今では神様の使いとして、拝殿のそばでそっと参拝者を見守ってくれているそうです。

大綱金刀比羅神社の龍神池
「龍神池(りゅうじんいけ)」
洞窟のすぐお隣にあるのが、この「龍神池」。
崖に囲まれた秘密の庭園みたいな雰囲気に、思わず「わぁ…!(^^)!」って声が漏れちゃいました。
都会の真ん中とは思えないくらい緑がいっぱいで、まるで森の中の小さなオアシス。
龍神さまに見守られながら、ゆったり流れる時間に癒やされて、すっかりパワーチャージ完了です!

大綱金刀比羅神社弁財天
💠 踏み石を渡って「洞窟(岩屋)」へ!
池の中には、洞窟の龍神さまや弁財天さまへと続く「踏み石」が並んでいます。
この石を一つずつ渡っていくのは、まるで水の上を歩いているみたいで、ちょっとした冒険気分!
「足元に気をつけて…」
と集中する時間は、不思議と心が無になるデトックスタイムになります。
龍神池の踏み石を渡る時は、ぜひ
「これから運気を上げるぞ!」
というワクワクした気持ちで一歩を踏み出してみてくださいね!

大綱金刀比羅神社の龍神さま
🐉 神秘的すぎる…!洞窟に眠る龍神さまと弁天さま
いよいよこの神社の最大のワクワクポイント、岩屋(洞窟)へ。
「入ってもいいのかな…?」
と、ドキドキしながら進むと、中には「横浜弁財天さま」や「龍神さま(闇御津羽神など)」がお祀りされているんです。

ひんやりとした空気と、外の音が遮断された静寂。
暗がりの中で手を合わせると、自分の心の声がスッと届くような不思議な感覚に。
女子の運気アップや金運にもご利益があるそうなので、しっかりお祈りしてきました♡

🌊 清らかな湧き水で「心とお金」をリフレッシュ
岩屋の中には、弁財天さまが祀られているすぐそばに、こんこんと湧き出る水があります。
古くから、この神聖な水でお金を洗うと
「金運が開け、商売繁盛につながる」
と言い伝えられているんです。

「銭洗いのためのザル」が置かれていたので、私もこれからの金運がぐんぐん巡ってくるように、欲張らず(でもしっかり!笑)、ちゃっかり小銭を洗ってきちゃいました。

洗ったお金は、感謝の気持ちと一緒に大切に使うのがコツ。
「自分も周りもハッピーになりますように!」
と願えば、弁天さまもきっと、ニコニコしながらサポートしてくれます。

🧵 龍神さまと「養蚕」の意外な関係
岩屋の中には、とぐろを巻いた姿の龍神さま(闇御津羽神)が祀られています。
実はこの龍神さま、古くから「養蚕(かいこ)の守護神」としても信仰されていたという、横浜らしいエピソードがあるんです。

かつて生糸(シルク)の貿易で栄えた横浜。
商人たちは、この神秘的な岩屋に宿る龍神さまに、絹の貿易の成功を祈りに来ていたことでしょう。

「海の神様」だけでなく、「ビジネスの成功を支えた神様」でもあるなんて、働く女子にとっても心強いパワーをいただけそうですよね!

🌊 弁天様と龍神様のダブルパワー
ここがすごいのは、お金の神様である「弁天さま」と、運気をぐいぐい上げる「龍神さま」が同じ岩屋にいらっしゃること。
古くから、弁天さま(水の神様)と龍神さまはとても縁が深く、一緒に祀られることが多い組み合わせです。

弁天さま:金運、芸事、美、知恵
龍神さま:開運、上昇、厄除け、恵みの雨

ここは、この2つのパワーが合わさった、とっても欲張りで強力なパワースポットです!

大綱金刀比羅神社拝殿
「拝殿」
実は、今の社殿は「仮殿」という位置づけなんだそうです。
もともとは、この後ろの山の上に立派な本殿があったそうなのですが、裏山の崩れなどの影響で、現在は山の下にあるこちらの建物が、拝殿と本殿の両方の役割を担っているとのこと。

そんな背景を知ると、今のこの場所も、より大切に守られてきたんだなぁと感じて、なんだかじんわりしました。

⚓️ 実はすごい歴史!船乗りたちの守り神
歴史を紐解くと、なんと源頼朝の時代(1188年!)からあるというから驚き。

昔、このあたりは「神奈川湊」という海辺で、荒波に立ち向かう船乗りたちが
「無事に帰れますように」
と必死に祈った場所なんだそうです。

そう思うと、今の私たちが抱える悩みも、天狗さまや龍神さまがドーンと受け止めてくれる気がしませんか?

大綱金刀比羅神社稲荷社
境内社「稲荷社」
ここのお稲荷さまには、食べ物や商売の神さまである「ウカノミタマノカミ」さまが祀られているんです。
昔々、このあたりが「神奈川宿」という宿場町だった頃から、商売繁盛を願う商人さんたちに「市場の守り神」として、とっても大切にされてきたそうです。

当時は船でお仕事をされる方々もたくさんいて、みんな
「商売がうまくいきますように!」
って一生懸命お祈りしていたみたいです。

大天狗さまや金毘羅さまの迫力に圧倒されちゃう神社ですけど、このお稲荷さまは、地元の方や旅路をゆく人たちの暮らしを優しく見守ってくれる、とっても身近で頼もしい存在なんですよ。

⛩️ 参拝後記
都会の真ん中で迫力ある「天狗さま」と神秘的な「洞窟」に出会える、大綱金刀比羅神社。
お買い物ついでにふらっと寄れる場所なのに、リフレッシュ効果はバツグンでした!
次の休日は、あなたも横浜の「こんぴらさん」で金運とパワーをもらってみませんか?
2026.04.19 18:11 | comment(0)

伊勢山皇大神宮(いせやまこうたいじんぐう)で御朱印を頂きました。
伊勢山皇大神宮
📋 基本情報
[伊勢山皇大神宮]
所在地:神奈川県横浜市西区宮崎町64
駐車場:あり
アクセス:JR「桜木町駅」または京急「日ノ出町駅」より徒歩約10分、みなとみらい線「みなとみらい駅」より徒歩約15分

📝 参拝情報
開門:6:00~19:00(または20:00)
授与所:9:00~19:00
ご祈祷受付:9:00~16:30

🖌️ 御朱印の種類と初穂料
初穂料は1体につき500円ですが、限定御朱印などは1,000円~となる場合もあります。
・通常御朱印
「奉拝」「横濱総鎮守」の文字に、社紋である桜の印が押されたデザインです。
・鉄道朱印(特別朱印)
横浜が鉄道発祥の地であることにちなんだデザインです。
毎年10月14日の「鉄道の日」に合わせて頒布が開始されます。
・季節・期間限定朱印
その時期の花や行事に合わせた御朱印があります。
・夏詣(なつもうで)
6月末〜9月頃に、京急電鉄とのコラボを含む特別朱印が頒布されます。
・切り絵・見開き朱印
不定期で豪華な切り絵加工や見開きサイズの限定版が登場します。
・兼務社(子神社)
境内や近隣の兼務社の御朱印をいただける場合もあります。
・オリジナル御朱印帳
初穂料は1冊2,000円(御朱印代込みの場合あり)です。
三代歌川広重の『横浜野毛伊勢山従海岸鉄道蒸気車ノ図』をモデルに、明治初期の神社の様子と蒸気機関車が描かれているものや、巫女の舞をモチーフにした優美なデザインも人気です。
受付時間:9:00~19:00
授与場所:本殿の北側にある授与所でご対応いただけます。


横浜のシンボル、ランドマークタワーを見上げる高台に鎮座する「伊勢山皇大神宮」。
地元では「関東のお伊勢さま」として親しまれていますが、その成り立ちを紐解くと、そこには「横浜という街の意地」とも言える熱いドラマが隠されています。
今回は、歴史の荒波を乗り越えてきたこの神社の、ちょっと意外でためになる物語をご紹介します。

伊勢山皇大神宮の御朱印
「直書きでいただいた通常御朱印」

伊勢山皇大神宮二の鳥居
「二ノ鳥居」
現在立っている銅製の二の鳥居は、昭和45年(1970年)に創建100年を記念して建立されたものです。
この鳥居は「神明鳥居(しんめいとりい)」という、伊勢神宮と同じ直線的でシンプルな形式をしていますが、木製ではなく銅で造られているのが特徴です。

👉 いわば、
「100年の節目を祝う記念碑」ということになりますね!

👣 足元に残る「明治の記憶」
鳥居そのものは昭和に建て替えられたものですが、そのすぐ脇には明治初年の創建時に奉納された「旧大鳥居台座」が二基保存されています。

📌 歴史の変遷
明治に建てられた当初の鳥居は、大正5年の改築、さらに関東大震災での修理を経て、長らく横浜の街を見守ってきました。
創建時の鳥居は、横浜の内外から寄せられた多くの奉納によって建てられた高さ8メートルもの立派なものでした。
現在の台座は、当時の人々の熱意を今に伝える貴重な遺構となっています。

🔁 日本でも珍しい?鳥居の「逆転現象」
一般的な神社では、入り口(本殿から遠い方)から順に「一の鳥居、二の鳥居……」と数えますが、伊勢山皇大神宮には独特のルールがあります。

ここでは本殿に近い方から順に「一の鳥居、二の鳥居」と数えられています。
そのため、参道を登ってきて最初に出会う「銅製の大きな鳥居」が、実は二の鳥居なのです。
さらにその先、本殿に近い場所にある台湾ヒノキ製の鳥居が「一の鳥居」と呼ばれています。

🔥 かつては「ガス灯」が灯っていた?
明治14年頃の記録によると、当時の鳥居の額の上には「花瓦斯(はながす)」と呼ばれるガス灯が点火されていたといいます。
「ガス灯発祥の地」でもある横浜らしく、夜の祭典では鳥居が美しく照らし出され、当時の人々の目を楽しませる横浜ならではの美観をなしていたそうです。

銅製の鳥居をくぐる際は、ぜひ脇にある古い石の台座にも注目してみてください。
明治から昭和、平成へと引き継がれてきた横浜の祈りの重みを感じることができます。

伊勢山皇大神宮一の鳥居
「一ノ鳥居」
二の鳥居から一の鳥居へ。
木肌の温もりが、神域の静寂をより深く感じさせてくれます。

二の鳥居よりも本殿に近い場所にあるこの鳥居は、「台湾ヒノキ」の巨木で作られています。
伊勢神宮の旧社殿を譲り受けて再建された際、この鳥居もまた神宮との深い縁を感じさせる清々しい佇まいとなりました。
銅製から木製へと質感が変わることで、聖域へと一歩深く入り込む感覚を演出しています。

伊勢山皇大神宮注連柱
「注連柱」
鳥居のさらに先、拝殿の直前にある2本の石柱です。
ここには「注連縄(しめなわ)」が張られ、ここから先が「最も清浄な場所」であることを示しています。

この注連柱の台座も非常に古く、横浜の有力者たちによって奉納されたもの。
よく見ると、横浜の古い商家や団体の名前が刻まれており、地域の人々が「ここだけは守り抜く」という決意で守り継いできた境界線です。

伊勢山皇大神宮拝殿
「拝殿」
現在の拝殿は、平成30年の「平成の御造替」で新しくなったものです。
最大の特徴は、伊勢神宮(内宮)の旧社殿の古材をそのまま使っていること。
通常、神宮の古材は全国の神社へバラバラに配分されますが、伊勢山皇大神宮は「関東のお伊勢さま」という特別な地位にあるため、主要なパーツをまとめて譲り受けることができました。
👉 つまり、
私たちが今拝んでいるこの建物は、かつて伊勢の地で20年間、神様を祀っていた建物そのものなのです。

🚢 横浜の「守護神」が必要だった、切実な理由
幕末、横浜が「開港」した当初、ここは単なる一漁村に過ぎませんでした。
しかし、急激に外国人が入り混じる国際都市へと変貌します。
そこで当時の人々はこう考えました。
「海外の文化が押し寄せてくる今、日本の精神的な支柱、そして横浜の街を守るシンボルが必要だ!」
こうして明治3年(1870年)、明治政府によって創建されたのが伊勢山皇大神宮です。
👉 つまり、
「近代日本と横浜の夜明け」を象徴するプロジェクトとして誕生した、とてもエネルギッシュな場所なのです。

伊勢山皇大神宮本殿
「本殿」
木で見えづらいですが( ^ω^)・・・

🌿 歴史のバトンは「伊勢」から「横浜」へ
現在、私たちが目にしている立派な本殿。
実はこれ、平成30年に伊勢神宮から「お引越し」してきた建物だということをご存知でしょうか?

20年に一度、社殿を新しくする伊勢神宮の「式年遷宮」。
その際、役目を終えた古い社殿の古材が全国の神社に下げ渡されるのですが、伊勢山皇大神宮にはなんと、最も重要な建物である「内宮の西宝殿」がそのまま譲り受けられたのです。

本物の「お伊勢さま」の空気感をそのまま横浜で感じられる……
まさに「関東のお伊勢さま」の名にふさわしい奇跡的なリレーが行われているんですね。

伊勢山皇大神宮樫の木
神奈川県知事献木の「樫の木」
🌲 「横浜」を象徴する、知る人ぞ知る御神木のエピソード
境内を歩いていると、静かに、しかし力強く枝を広げる一本の「樫(かし)の木」が目に留まります。
この木には、横浜の激動の昭和史を物語るエピソードが刻まれています。
昭和15年(1940年)、当時の神奈川県知事・飯沼一省(いいぬま かずみ)氏によって献木されたこの木。

実はこの年、日本は「皇紀2600年」という大きな節目に沸いていました。
しかし同時に、戦争の足音が刻一刻と近づいていた時代でもあります。
飯沼知事は、激動する世界情勢の中で、
「横浜という国際港湾都市が、いつまでも樫の木のように堅実に、そして揺るぎなく発展し続けるように」
という願いを込めて、この木を植えたといわれています。
空襲によって街の多くが焼失した横浜ですが、この木は戦火を耐え抜き、今もなお、みなとみらいのビル群を見守るように立っています。

その姿は、何度でも立ち上がる横浜の不屈の精神そのもの。
参拝の際は、ぜひその幹に手をかざして、歴史の鼓動を感じてみてください。

伊勢山皇大神宮「杵築宮・子之大神」
「杵築宮・子之大神」
🏯 伊勢神宮「外宮」のデザインを受け継ぐ最新の社殿
現在の杵築宮・子之大神の社殿は、令和5年(2023年)に新しく建て替えられたばかりです。
この社殿は、伊勢神宮の外宮(豊受大神宮)と同じ「折置組(おりおきぐみ)」という特殊な建築様式で造られています。

本殿が「内宮」の様式であるのに対し、こちらは「外宮」の様式。
つまり、境内のこの一角だけで伊勢神宮の内宮・外宮の両方の雰囲気を味わえる贅沢な空間になっているのです。

💨 野毛の街から「お引越し」してきた子之大神
子之大神(ねのおおかみ)は、もともとは伊勢山のふもとにある野毛地区の氏神様でした。
かつては野毛町4丁目あたりに独立した社殿がありましたが、明治の大火、関東大震災、そして昭和20年の横浜大空襲と、度重なる災害や戦火によって社殿を失ってしまいました。

戦後、行き場を失った野毛の守り神を伊勢山皇大神宮の境内に合祀することになり、現在は杵築宮に同居する形で大切に祀られています。
今でも野毛・桜木町エリアの人々にとっては、ここが自分たちの「地元の神様」としての特別な場所になっています。

🌊 海の中にいた女神「姥姫」の伝説
子之大神には、大国主命などの神様と共に「姥母大神(うばのおおかみ/姥姫)」という女神が祀られています。
この姥姫には少し変わった伝説があります。

かつて桜木町駅周辺がまだ海だった頃、そこには「姥岩(うばいわ)」と呼ばれる岩があり、そこに女神が鎮座していたと伝えられています。
一説には、南北朝時代の悲劇の皇子・護良親王の乳母を祀ったものとも言われており、海辺の街だった横浜の古い記憶を今に伝える存在です。

🧵 輸出の主役「生糸」を守る神様
杵築宮には、伊勢神宮の外宮の神様と同じ「豊受姫大神(とようけひめのおおかみ)」が祀られています。
明治初期の横浜港において、最大の輸出品は「生糸」でした。

この豊受姫大神は、特に養蚕業者や生糸商人たちから「生糸・蚕種の守護神」として絶大な信仰を集めていました。
横浜が貿易港として世界へ羽ばたいた時代、商売の成功を祈る人々でこの社は大変な賑わいを見せていたのです。


⛩️ 参拝後記
横浜の街を見守るように静かに佇む伊勢山皇大神宮。
その一つひとつに込められた歴史や想いに触れるたびに、この場所がただの神社ではなく、街と人々をつないできた特別な存在なのだと感じました。
華やかなみなとみらいのすぐそばにありながら、ここにはどこか凛とした、心が整う時間が流れています。
御朱印巡りとして訪れるのはもちろんですが、ぜひゆっくりと境内を歩きながら、横浜の歩んできた物語にも思いを馳せてみてくださいね!
2026.04.18 14:34 | comment(0)
+-Profile-+
プロフ

関東を中心に御朱印巡りをしている夫婦です。
実際に参拝した神社やお寺の御朱印、アクセス、混雑状況をリアルに紹介しています。

insta
+-記事検索-+
+-お知らせ-+
リニューアル完了しました。
+-最新記事-+
+-最近のコメント-+
+-カテゴリー-+