埼玉県日高市にある高麗神社へ参拝し、御朱印をいただいてきました。
この記事では、高麗神社の御朱印、御朱印の受付時間、初穂料、アクセス、駐車場、境内の見どころ、実際に参拝したときの混雑状況を紹介します。
参拝日:【2026年5月15日】
🖌️ 高麗神社の御朱印情報
御朱印の種類と初穂料
「高麗神社(通常御朱印)」「水天宮の御朱印」
高麗神社の通常御朱印は直書き、水天宮は書置き
初穂料:500円
月替わりの草木花スタンプ
高麗神社の通常御朱印には、その月に境内で見頃を迎える植物のイラストスタンプが捺され、年間で全14種類の表情を楽しめます。
※1月と11月は月の途中で植物のデザインが切り替わるため14種類となります。
1月〜12月までの御朱印をすべて集めて神社へ持参すると、満願の証として「金の社紋(鶴丸)」を特別に捺してもらえる素敵な特典があります。
「季節限定」「特別御朱印」「切り絵御朱印」
季節の祭事やイベントに合わせた限定デザインも登場します。
初穂料:700円~1000円
御朱印の受付場所と受付時間
受付場所:境内にある「札所・御祈願受付(社務所)」
受付時間:8:30〜17:00
※御朱印の受付時間や初穂料は変更される場合がありますので、参拝前に公式サイトや現地案内で最新情報をご確認ください。
📖 管理人がいただいた御朱印

直書きでいただいた高麗神社の通常御朱印

水天宮の書置き御朱印
水天宮は参道わきの遥拝所からご参詣させていただきました。
📋 高麗神社の基本情報
『高麗神社(こまじんじゃ)』
所在地:埼玉県日高市新堀833
高麗神社公式HP🅿️ 高麗神社の駐車場|無料駐車場と収容台数
駐車場:無料駐車場あり
約700台収容の大型駐車場が完備されています。
※正面の第1駐車場東側は、防犯のため17:00に閉鎖されます。
🗺️ 交通アクセス|電車・バス・車での行き方
🚃 電車でのアクセス
・JR川越線「高麗川駅」から徒歩約20分
JR高麗川駅から平坦な道をまっすぐ歩いて約20分、歴史的な街並みを眺めながら散策できます。
🚌 バスでのアクセス
・JR「高麗川駅」から国際興業バス「埼玉医大国際医療センター」行きに乗車、「四本木」バス停から徒歩約15分~20分
高麗神社へバスで行くことは可能ですが、最寄りのバス停から神社まで徒歩で約15分〜20分かかるため、高麗川駅から徒歩をおすすめします。
また、高麗川駅前にはタクシーが待機しており、神社まで約5分ほどで到着します。
複数人で移動する場合や天候が悪い日にはタクシーもおすすめです。
🚗 車でのアクセス
・圏央道「圏央鶴ヶ島IC」から約15分
・圏央道「狭山日高IC」から約20分
📝 高麗神社の参拝情報
参拝時間:境内は24時間参拝可能
祈願受付:8:30〜17:00
拝観料:無料
👣 管理人の参拝状況
参拝した時間帯:平日の午後(15:00~)
境内の混雑状況:女性の参拝者が数名、御朱印待ちの方が2名
御朱印の待ち時間:約10分
滞在時間:約30分
🚶 管理人の参拝記
高麗神社は、参拝した政治家が次々と総理大臣に就任したことから「出世明神」とも呼ばれ、現代でも多くのビジネスパーソンや起業家が全国から足を運ぶ特別な神社です。
管理人が参拝した時の様子を写真とともにレポートします。

厳かな空気が漂う「木製鳥居」と新緑の美しい参道
高麗神社の広々とした駐車場から境内に進むと、まず目を引くのがこの立派な「二の鳥居」です。
平成20年に建て替えられたこの鳥居は、塗装を施さない素朴な木造(杉材)で造られており、周囲の豊かな自然と見事に調和しています。
鳥居の中央に掲げられた扁額には、金色で堂々と「高麗神社」の文字が刻まれており、ここから先が神聖な領域であることを感じさせてくれます。
鳥居をくぐった先には緩やかなカーブを描く石畳の参道が続き、奥にある本殿へと参拝者をいざないます。
一歩足を踏み入れるだけで、都会の喧騒を忘れさせてくれるような清々しい空気に包まれますよ。

参拝前に心身を清める「手水舎」
二の鳥居をくぐってすぐ左手に見えてくるのが、こちらの立派な「手水舎」です。
風格のある屋根の下には、力強い文字で「洗心」と彫られた素晴らしい木製の看板が掲げられています。
この言葉の通り、神前に進む前に手や口をゆすぎ、日々の生活でついた心身の穢(けが)れをきれいに洗い流すための大切な場所です。
手水舎の手前には親切な「手荷物台」も用意されているため、バッグやカメラを持ったままでも落ち着いて作法を行うことができます。
瑞々しい緑に囲まれたこの場所で冷たい水に触れると、心まで引き締まるような心地よい緊張感に包まれます。

韓国の魔除けの風習を伝える一対の石柱「将軍標」
高麗神社の参道入り口(第一駐車場側)でひときわ異彩を放ち、参拝者を迎えてくれるのが、こちらのユニークな姿をした二本の石柱「将軍標(しょうぐんひょう)」です。
これは韓国の古い民俗信仰に由来する魔除けの柱で、現地では「チャンスン」と呼ばれています。
向かって左側には男性の神様を表す「天下大将軍」、右側には女性の神様を表す「地下女将軍」と刻まれており、一対で村の境界や入り口に立ち、悪い病気や悪霊が入り込むのを防ぐ役割を持っています。
一般的な日本の神社ではまず見かけることのないこの将軍標は、遥か1300年以上前にこの地を切り拓いた高句麗からの渡来人の歴史と文化を、現代に優しく伝えてくれる貴重なシンボルです。

高麗神社の見どころ!格式高い意匠が美しい「神門」
手水舎で身を清め、青々とした木々に囲まれた参道を奥へ進むと、いよいよ目の前に現れるのがこの立派な「神門」です。
白い石段の上に堂々と構えるこの門は、中央が弓のように丸く跳ね上がった「唐破風」という伝統的な屋根の建築様式が特徴で、随所に施された金色の装飾が格式の高さを物語っています。
門には美しい白い御神幕が掛けられており、その隙間から奥にある拝殿の様子を垣間見ることができます。
門の手前には立派な石灯籠が佇み、周囲を囲む青もみじとのコントラストも抜群です。
ここから先はさらに神聖な空気へと変わる、高麗神社の中でも特に背筋が伸びるパワースポットです。

出世開運を祈願!多くの総理大臣も参拝した厳かな「拝殿」
神門をくぐると、目の前に現れるのがこちらの堂々とした佇まいの「拝殿」です。
木の温もりをそのまま活かした美しい社殿の左側には、地元・埼玉の地酒である「天覧山」などの酒樽が綺麗に積み上げられており、地域の人々から深く愛され、信仰されている様子が伝わってきます。
この拝殿の前こそが、かつて若槻礼次郎や浜口雄幸、鳩山一郎といった名だたる政治家たちが国の未来を想い、参拝を重ねた歴史的な舞台です。
現代でも「出世明神」のご利益を授かろうと、多くのビジネスパーソンや受験生が真剣に祈りを捧げる、境内屈指の強力なパワースポットとなっています。

天に向かって真っ直ぐ伸びる!圧倒的な生命力を感じる「御神木の檜」
境内の一角、参集殿の前庭でひときわ高く天へとそびえ立っているのが、こちらの見事な「御神木」です。
この御神木は「檜」の木で、昭和15年の紀元二千六百年記念事業の際に境内に奉納されました。
幹には神聖な領域であることを示す「注連縄」と「紙垂」が綺麗に巻かれており、近くに立つだけでも大自然の力強いエネルギーを肌で感じることができます。
太い幹から真っ直ぐに上へと伸びるその姿は、まさに高麗神社が持つ「出世開運」や「事業繁栄」の御神徳、そして未来を切り拓く開拓精神そのものを象徴しているかのようです。
拝殿でお参りをした後は、ぜひこの御神木の前に立ち、深呼吸をして清らかなパワーをチャージしてみてください。

遥か太古の記憶を宿す!境内に佇む不思議な「木化石(珪化木)」
御神木のすぐそばで見つけることができるのが、こちらの「木化石(もっかせき)」です。
木化石とは、数千万年とも言われる遥か太古の樹木が地中に埋もれ、地下水の成分(ケイ酸)が染み込んで文字通り「石」へと変化したもので、「珪化木(けいかぼく)」とも呼ばれています。
見た目は完全にゴツゴツとした木の幹や切り株のようですが、実際に触れてみるとズッシリと冷たい「石」そのものであることに驚かされます。
1300年以上の歴史を誇る高麗神社ですが、この木化石はそれをさらに超える地球規模の壮大な年月を生き抜いてきたことになります。
長い時間をかけて強固な石へと変わったその姿から、「固い絆」や「強い意志の維持」、「不変の長寿」を願う隠れたパワースポットとして、コアな参拝客の注目を集めています。

春の訪れを告げる名木!神門前に佇む「樹齢三百年のひがん桜」
境内で参拝者を包み込むように大きな枝を広げているのが、こちらの「ひがん桜(エドヒガンザクラ)」です。
この桜はなんと樹齢約300年(推定)を誇る歴史ある古木で、日高市の天然記念物や埼玉県の「美の国さいたま・景観賞」などにも選ばれたことがあります。
案内板に「初春の まだ薄寒き 紀の朝に 神のさくらの 咲きにけるかも」と歌が添えられている通り、春の彼岸の頃になると、ソメイヨシノよりも一足早く淡いピンク色の可憐な花を咲かせ、境内に華やかな彩りを添えてくれます。
新緑の季節には、青々とした葉が太陽の光を浴びてキラキラと輝き、春とはまた違った力強い癒やしのパワーを放っています。
四季折々の表情で参拝者の目を楽しませてくれる、境内屈指のフォトスポットです。

古代の歴史を今に伝える「神楽殿」と色鮮やかな高麗の伝統衣装
境内に佇むこちらの建物が「神楽殿」です。
お祭りや行事の際には神楽が奉納される神聖な舞台ですが、普段は高麗神社ならではの貴重な展示スペースとなっています。
中に飾られているのは、この地の開拓者たちの故郷である古代国家・高句麗の伝統衣装を忠実に再現した、非常に色鮮やかな装束です。
赤、緑、黄といった美しい原色を組み合わせた高麗の服は、日本の伝統的な装束とはまた一味違う大陸の華やかな文化と高い織物技術を感じさせてくれます。
一の鳥居近くにある「将軍標(チャンスン)」と並び、1300年以上の時を超えて日韓の歴史的な繋がりを現代に伝える、高麗神社で絶対に外せない見どころの一つです。

江戸初期の歴史を伝える国指定重要文化財「高麗家住宅」
拝殿での参拝を終えたら、ぜひ境内の裏手へと足を延ばしてみてください。
そこには、江戸時代初期(慶安年間・17世紀半ば)に建てられたとされる大変貴重な古民家「高麗家住宅」が佇んでいます。
高麗神社の神職を代々世襲してきた高麗氏の住宅で、なんと国の重要文化財にも指定されています。
茅葺き屋根の美しい外観(上写真)
裏山の深い緑に溶け込むような入母屋造りの茅葺き屋根が特徴で、どこか懐かしく厳かな日本の原風景を感じさせてくれます。
伝統的な間取りの内部(下写真)
開け放たれた戸口からは、太く立派な梁が縦横に走る天井や、土間、囲炉裏、そして奥に広がる畳の部屋を間近で見学することができます。
柱一本一本に刻まれた時代の重みからは、1300年以上にわたり神社とこの地を守り続けてきた高麗家の息吹が今でもリアルに伝わってきます。
神社参拝の枠を超えて、歴史建築ファンも大満足の隠れた名スポットです。
📜 高麗神社の創建と歴史
高麗神社の歴史は、今から1300年以上も昔の奈良時代(霊亀2年・西暦716年)にまで遡ります。
当時、朝鮮半島にあった古代国家「高句麗(こうくり)」は、唐と新羅の連合軍に滅ぼされてしまいました。
そのため、多くの高句麗人が日本(倭国)へと渡ってきました。
これが「渡来人」です。
大和朝廷は彼らを現在の埼玉県の一部に集め、新しく「高麗郡」という地域をつくりました。
未開の地だったこの場所を、高い技術力で豊かな郷へと開拓していったのが、高麗神社の御祭神となるリーダーたちです。
神社は、そのリーダーが亡くなった後、彼を慕う人々によって創建され、現在までなんと「60代」にわたり代々その子孫が宮司(神主)を務め守り続けています。
🌸 ご祭神と授かれるご利益
高麗神社には、主に3柱の神様が祀られています。
それぞれの歴史背景から、非常に強力なご利益があるとされています。
主祭神高麗王 若光(こまのこきし じゃっこう)
高麗郡の初代リーダー(郡司)です。
異国の地で仲間を率い、未開の土地を切り拓いて素晴らしい郷を作り上げた偉大な人物です。
主なご利益
出世開運・事業繁栄・開拓精神配祀神猿田彦命(さるたひこのみこと)
日本神話において、天孫降臨の際に神々を道案内した「みちびきの神」です。
主なご利益
交通安全・人生の進路開拓・物事の良き導き配祀神武内宿禰命(たけうちのすくねのみこと)
歴代の天皇(5代)に仕え、300歳以上生きたという伝説を持つ、日本一の長寿の神様です。
主なご利益
延命長寿・健康祈願・子孫繁栄【出世明神の由来】
大正から昭和にかけて参拝した若槻礼次郎、浜口雄幸、斉藤実、小磯国昭、幣原喜重郎、鳩山一郎らが、その後に相次いで総理大臣に就任したことから、その名が全国に轟くようになりました。
高麗神社の御朱印・参拝に関するよくある質問
高麗神社の御朱印の受付時間は?
御朱印の受付時間は8:30〜17:00です。変更される場合もあるため、参拝前に公式情報も確認すると安心です。
高麗神社の御朱印の初穂料はいくらですか?
通常御朱印と水天宮の御朱印は500円、季節限定や特別御朱印は700円〜1000円です。
高麗神社に駐車場はありますか?
無料駐車場があります。約700台収容できる大型駐車場が用意されています。
高麗神社の御朱印は直書きですか?
管理人が参拝した際、高麗神社の通常御朱印は直書き、水天宮の御朱印は書置きでした。
⛩️
参拝後記1300年以上の歴史を持ち、渡来人の開拓の歴史を今に伝える「高麗神社」。
「新しくビジネスを始めたい」「仕事でステップアップしたい」「人生の進路に迷っている」という方には、まさにぴったりのパワースポットです。
緑豊かで神聖な空気が流れる境内に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
近くには、曼珠沙華(彼岸花)で有名な「巾着田」や、高麗氏の菩提寺である「聖天院」もあるので、あわせてドライブ旅をするのもおすすめですよ!