【秘境パワースポット】神と天狗が棲む山岳信仰の古社「大嶽山那賀都神社」参拝ガイド
大嶽山那賀都神社(だいたけさんながとじんじゃ)で御朱印をいただきました。

📋 基本情報
[大嶽山那賀都神社]
所在地:山梨県山梨市三富上釜口617
駐車場:無料駐車場が2ヶ所(計30台ほど)あり
アクセス:JR中央本線「山梨市駅」から山梨市営バス(西沢渓谷行きなど)に乗り約45〜50分、「天科(あましな)」バス停下車し神社駐車場まで徒歩約15分
📝 参拝情報
開門時間:9:00〜17:00
🖌️ 御朱印の種類と初穂料
・通常御朱印
中央に天狗が持つ「羽団扇(はうちわ)」の朱印が力強く押され、墨書きで「大嶽山那賀都神社」と書かれる王道の御朱印です。
・天狗の見開き御朱印(偶数日・奇数日の2回参拝で完成)
大嶽山那賀都神社を最も象徴する、迫力ある烏天狗(からすてんぐ)が描かれる見開きの御朱印です。
奇数日に参拝 ➡️ 見開きの「左側」(烏天狗の絵と「大嶽山」の文字)がいただけます。
偶数日に参拝 ➡️ 見開きの「右側」(烏天狗の絵と「那賀都神社」の文字)がいただけます。
2回目(完成時)に再び参拝し、1回目にいただいたページの反対側を差し出すと、神職の方が中央に朱色の文字で「開運」と直書きしてくださり、1枚のダイナミックな絵として完成します。
・御祈祷者限定御朱印特徴
拝殿に上がり、社殿にて家内安全や開運厄除などの御祈祷(お祓い)を実際に受けた参拝者だけが拝受できる特別な御朱印です。
初穂料:通常/御祈願者限定 500円、天狗御朱印 800円
受付時間:9:00 〜 16:00
神社の受付自体は8:30から開いていますが、御朱印の対応(ご奉仕)は午前9:00からとなります。
受付場所:拝殿横の授与所にてご対応いただけます。
※宮司様ご不在の場合は書置きの御朱印が授与所にて拝受できます。
2回目の見開き御朱印を拝受される方は、事前にお電話(大嶽山那賀都神社0553-39-2825)で確認されることをお勧めいたします。
山梨県山梨市三富の深い山中にひっそりと佇む、知る人ぞ知る強力なパワースポット「大嶽山那賀都神社」をご紹介します。
標高約1,000mの境内は、一歩足を踏み入れると空気の手触りが変わるような「神と天狗の気配」を感じる修験道の秘境古社。
実際に参拝してきた見どころや、SNSでも話題の「珍しい御朱印」について詳しくレポートします!

「いただいた御朱印」
通常御朱印と偶数日(5月12日参拝)の御朱印を書置きでいただきました。
宮司様がご不在でしたが、拝殿横の授与所に書置きの御朱印がおいてあり、セルフ方式で拝受することができました。
次回、奇数日に参拝すると見開き御朱印が完成する仕組みになっています。
神様とのご縁を何度も結ぶ、とても素敵な仕組みですよね。

🚶♂️ 歩くだけで浄化される!約1kmの神秘的な参道
大嶽山那賀都神社の大きな特徴は、駐車場から拝殿にたどり着くまでに、約1km(徒歩15〜20分ほど)の険しい山道(参道)を登る必要があることです。
道中は渓流のせせらぎ、落差のある滝、そして天を突くような巨木に囲まれており、歩いているだけで体の中にマイナスイオンが染み渡るのを感じます!
まるで自分自身が修行僧になったかのような、心が洗われる空間です。
⚠️ 注意!
一部舗装されていない傾斜のある山道なので、スニーカーや登山靴での参拝が必須です。
ヒールやサンダルは大変危険なので避けましょう。

登坂の山道を15分ほど進むと、境内の入り口には小さな鳥居が建っていました。

鳥居の先には小川がせせらぎ、鮮やかな朱色の橋が架かっています。

神と天狗が棲むと伝わる山岳信仰・修験道の秘境古社らしい天狗の像がお祀りされていました。
🌤️ 「陰・陽の道(いん・ようのみち)」
参道を登っていくと道が2つに分かれ、それぞれ異なる雰囲気を持つユニークな構造になっています。
日神(陽・男神)と月神(陰・女神)の二神の御神徳が宿るとされる神秘的な分岐道で、
参拝者がこの道を昇り降りすることで、二神の気を受け取り、生きる活力を得られるパワースポットとして知られています。

👉左側の道(石段ルート)
しっかりとした狛犬の先にある、厳かな石段の道です。
石段を登ると、修験道の雰囲気を残す大きな「剣」が奉納された真っ赤な橋(平林橋)があり、その先が烏天狗が守る「随神門」へと直結しています。
👉右側の道(坂道ルート)
なだらかな坂道のルートです。
こちらも進むと赤い橋があり、渡った突き当たりには境内社(末社)が祀られています。
境内社を正面に見て左に曲がると、同じく随神門へと合流します。
参拝者の間では、「行きは左の石段から随神門へ向かい、帰りは右の坂道から境内社を巡って戻る」といった形で、両方の道を歩いて陰陽のバランス良いエネルギーをいただくのが定番の巡り方となっています。
🌲 境内の名木、「夫婦檜(めおとひのき)」
参道脇には、子宝や夫婦円満のご利益で知られる巨大な「夫婦檜」があります。
木と木の間にある盛り上がった部分が「赤ちゃんが寝ている姿」に見えると言われています。

👺 随神門と巨大な鉄の剣
参道をしばらく進むと、圧倒的な存在感を放つ「随神門」が現れます。
ここには護り神として烏天狗(からすてんぐ)が控えており、門の手前には巨大な鉄製の剣が奉納されています。
その迫力に思わず足が止まります。

「巨大な鉄製の剣」

「随神門」

「随神門の烏天狗像」
✨ 心を映し出す「真澄鏡(ますみのかがみ)」
随神門をくぐった先の手水舎には、大きな丸い鏡(真澄鏡)が設置されています。
これは、昔の参拝者が長旅で乱れた身なりを整え、神様の前に立つ前に「自分の姿と心」を見つめ直した歴史に由来しています。

「手水舎」
木々に囲まれた静かな境内で、ひっそりと佇む手水舎。
静けさの中で不思議と目を引く空間です。

「真澄鏡」
かつてここには等身大の鏡があり、長い山道を歩いてきた参拝者が身なりを整え、己の心を見つめ直してから神様へお参りしていたそうです。
手と口を清めると同時に、鏡に映る自分と向き合って心を整えられる、神聖なスポットです。

「拝殿前の石段」
ここを登りきると拝殿に、御朱印も拝殿脇の授与所でいただけます。
階段の幅が狭いので、足元には十分注意してください。

石段の左右にも天狗の像が建っています。
翼があるので烏天狗かな…💦
💡 天狗と烏天狗の違いは?
天狗と烏天狗の最大の違いは「見た目」です。
一般的に天狗といえば、赤ら顔で鼻の高い人間のような姿を指します。
一方、烏天狗はカラスのような嘴(くちばし)や翼を持つ、鳥に近い姿の天狗です。

「拝殿」
📜 由緒と御祭神
第12代景行天皇の時代、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が東征の際に神助を得た伝説に始まります。
のちに修験道の開祖である役行者(えんのぎょうじゃ)が修行場として開き、養老元年(717年)に国師ヶ岳天狗尾根の岩窟(現在の奥宮)から遷座されたと伝わります。
御祭神:大山祇神(山の神)、大雷神(電気・雷の神)、高龗神(水・薬草の神)の三柱をお祀りしています。
🐉 願掛けの竜神さま
拝殿の近くにある水場には、特別な願掛けスポットがあります。
ここでは、専用の「願掛け札」を水に浮かべ、それが竜神の口へと吸い込まれるように流れていくことで、願いが竜神に受け止められ成就すると言われています。

「願掛けの竜神」
願掛けのステップはとてもシンプルです。
参拝の際はぜひ体験してみましょう。
1.授与所で「願掛け札」をいただく👇
2.札に願い事を書き込む👇
3.水場に札をそっと浮かべる(亀の像の手前にある水流)👇
4.札が水流に乗り、竜神の口へ吸い込まれたら願掛け完了!
視覚的にも願いが届いたことが分かりやすく、とてもワクワクする体験です。
🎯 歴史ある岩の運試し「願掛け飛礫(つぶて)」
大嶽山那賀都神社を訪れたら、「願掛けの竜神」と合わせて絶対に外せないのが「願掛け飛礫(つぶて)」です。
これは、専用の小さな石(飛礫)を投げて巨岩の上に乗せることで、願いの成就や運勢を占うというもの。
養蚕(かいこ)の歴史が紡ぐ占い岩
この願掛けは、地域で養蚕(まゆの生産)が盛んだった明治から昭和時代に始まりました。
当時は養蚕農家の人々が参拝の帰り道、沢沿いにある「占い岩」に向かって石を投げ、その年の繭の豊作を占っていました。
現在は農作物の豊作に限らず、個人のさまざまな願い事(諸願成就)を占う場として親しまれています。
占い岩の狙い目とルール
境内を進むと、緑豊かな大自然の中に注連縄(しめなわ)が張られた神秘的な巨岩が現れます。

よく見ると、岩の各場所には以下のような運勢の書かれた白い札が立てられています。
・大吉:岩のてっぺんの一番高い場所
・中(中吉):岩の中段部分
・小(小吉):岩の低い部分
一番難易度の高い「大吉」の場所に、投げた石が見事うまく乗れば願いが叶うとされています!
⚠️ 注意ポイント
境内にあるその辺の落ちている石を勝手に投げるのは禁止されています。
必ず授与所で専用の飛礫(占い用の石)をいただいてから挑戦してくださいね。
🔮 一撃でスッキリ!悪運を砕く「厄玉」
厄落としの手順は3ステップ!
1.社務所で白い陶器の「厄玉」をいただく👇
2.玉に自分の「息を3回」吹きかけ、厄を移す👇
3.境内にある「厄落としの岩」に向かって、勢いよく投げつけて粉々に砕く!

「厄落としの岩」
パリン!と綺麗に割れた瞬間は、心も体も驚くほどスッキリ。
モヤモヤした悩みや悪運をすべて断ち切りたいときに、ぜひ体験してほしい爽快パワースポットです!
✋ 直接触れてパワーをいただく「御霊石(おみいし)」
拝殿の近くにある「御霊石」は、ぜひ立ち寄っていただきたい注目スポットです。
この小さな石に直接手を触れて気を感じることで、開運・健康祈願・子宝・安産などの運気が上がると言われています。
そっと手を重ねて、大自然と神様のエネルギーを肌で感じてみてくださいね。

「御霊石」
💧 山の恵みを持ち帰る!霊験あらたかな湧き水「御神水」
拝殿からさらに奥へと進み、パワースポットである大きな滝の手前、稲荷社の先に御神水があります。
その場で湧き出ているだけでなく、さらに山奥から引水されており、非常に美味しく澄んだ清水です。
山の御神気が凝縮された霊験あらたかな湧き水として、参拝者は自由に持ち帰り(お水取り)が可能です。

御神気が凝縮された「御神水」
🍶 お水取り(持ち帰り)のポイント
お水取りを目的とする場合、滝に向かって左側から登ると直接取水場所にアクセスできます。
現地でペットボトルなどの容器は販売されていないため、持ち帰り用の清潔なボトルを事前に用意して持参してください。
お水をいただく前に、まずは神様へ日頃の感謝と敬意を込めてしっかりと参拝を済ませるのがマナーです。
🍂 時を忘れる静寂。深い緑に抱かれた歴史ある「神楽殿」
深い緑に抱かれた大嶽山那賀都神社の神楽殿。
静寂の中に、長い時を重ねてきた祈りの気配を感じました。

深い緑の中に佇む、厳かな「神楽殿」
⛩️ 参拝後記
大嶽山那賀都神社は「21世紀に残したい名所100選」にも選ばれており、周囲は豊かな渓谷とマイナスイオンに包まれています。
ぜひ自然のエネルギーを感じながら、日々の喧騒を離れ、竜神様に心からの願いを託してみてはいかがでしょうか?
